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オフィスカフェを設置する効果
オフィスカフェを設置する効果をさらに詳しく見ていきましょう。
業務効率の向上
業務に集中するためには、メリハリが大切です。誰でも利用できるオフィスカフェがあれば、年齢層や性別に関係なくリフレッシュすることができます。適度な息抜きはよい気分転換となり、次の仕事に対する集中力も高まることでしょう。外出しなくても「カフェ」効果が得られるため、金銭的、時間的な節約ができるのも利点のひとつです。
自然発生的なコミュニケーションの創出
人と人が顔をあわせれば、何気ないあいさつをきっかけに会話がはじまるものです。業務スペースから一歩離れたリラックス空間では、普段、業務上では言葉を交わす機会のない相手とのコミュニケーションも自然と生まれることでしょう。世代や部門を越えた社員同士の多様な人間関係構築の場として、企業内のよい雰囲気づくりにも貢献します。新しい社員の採用活動においても、好印象を与えるアピールポイントとして一役買ってくれるはずです。
アイデアの創出
よいアイデアは、リラックスしているときに生まれやすいものです。ささいな雑談から、思いがけない企画が誕生することもあります。オフィスカフェにホワイトボードを設置しておけば、おしゃべりと落書きから新発想が生まれ、企業の未来を左右するようなプロジェクトへと発展する、なんていうことも。デスクや会議室で頭を抱えていても浮かばないような斬新なアイデアが、コーヒーの香りとともに飛び出してくるかもしれません。
社員の健康促進
一説によると、座りすぎは健康被害を誘発し、死亡リスクを高めるといわれています。特に仕事熱心で知られる日本人は、世界の中でも「座りすぎている」民族です(※1)。
国でも連続作業の適度な休止を奨励しています。デスクワークから離れる機会を促進するのは、もはや企業の義務といっても過言ではありません。オフィスカフェの設置によりデスクから立ち上がる人が増えれば、社員の健康増進対策の一環となるでしょう。
(※1)座りすぎの死亡リスクは最大40%増——日本人は世界一座りすぎている | Business Insider Japan