オフィス環境は人材採用にも影響する!?
オフィスの見た目を良くするメリット


採用活動においてマイナスポイントとなるオフィスの例

反対に、採用活動においてマイナスポイントとなりかねないオフィスの例を紹介します。次に挙げる条件に当てはまっているようなら、オフィス環境の改善を図っていく必要があるでしょう。

雑然としている・殺風景すぎる

オフィス内に置かれている物が多すぎたり、書類などが高々と積み上げられたりしているオフィスは雑然とした印象を与えがちです。実際以上に業務が多忙を極める印象を与えやすく、求職者から敬遠される恐れがあります。

また、業務に必要な最低限の物しかなく、殺風景に映るオフィスも好印象とはいえません。オフィスは仕事をするための場所であると同時に、来訪者に「見ていただく」ための場所でもあることを念頭に置く必要があります。

ワークスペースが狭く窮屈に見える

デスク間の距離が近すぎたり、デスクそのものが小さく窮屈な印象を与えたりするオフィスもマイナスポイントとなり得ます。そもそもフロア面積に対して人が多すぎる場合に、こうしたマイナスイメージを与えがちです。

ワークスペースは意外と外部から「見られている」ことを意識する必要があります。採用活動においては、会社説明会や面接選考、インターンシップなどの際に求職者がほぼ確実にチェックするポイントと捉えましょう。

トイレが汚い・清潔感に欠けている

オフィスのトイレは不衛生な印象を与えやすいポイントのため、とくに注意を払う必要があります。掃除が行き届いておらず汚れているなど、清潔感に欠ける印象を与えると大きなマイナスポイントとなりかねません。

トイレの清潔感を保つには、汚れが目立ちにくいデザイン上の工夫が求められるほか、こまめに掃除をするための体制を整えておく必要があります。設備と清掃の両面から対策を講じておく必要があるでしょう。

老朽化が進んでいる

オフィスが入居している建物全体が老朽化していると、ワークスペースだけでなくエレベターや廊下、ビルのエントランスなどの印象が悪化しがちです。オフィスに向かうまでの間に古めかしい印象を受けたり、埃っぽく感じられたりすると、企業としてのイメージ全体が低下してしまいます。

老朽化した建物をきれいに見せるのは限界があることから、必要に応じてオフィス移転やリニューアルを検討する必要があるでしょう。一時的にコストがかかるものの、長い目で見ると人材採用に与える影響は決して少なくないはずです。

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オフィス環境の改善ポイント

オフィス環境を改善し、人材採用に良い影響を与えるには、どのような点を改善する必要があるのでしょうか。オフィスの主な改善ポイントについて解説します。

レイアウトを変更する

現状のオフィスレイアウトを見直し、動線の確保や機能性、見た目を総合的に検討してみましょう。デスクに座っている時の風景だけでなく、来訪者の目線で見た場合にどう映るのかを客観的に検証しておくことが大切です。

ロッカーやパーティションを背の低いものに変えたり、フリーアドレス制を導入したりすることにより、同じフロア面積でも視覚的に広く見せることは可能です。現状のオフィスが抱えている課題を洗い出し、レイアウト変更も視野に入れて解決策を検討することをおすすめします。

観葉植物などの緑を取り入れる

殺風景に見えやすいオフィスの場合、植物の緑を取り入れることで無機質な印象を和らげる効果が期待できます。観葉植物をフロアに置いたり、グリーンパーティションを取り入れたりすることで、オフィスの雰囲気が明るくなるでしょう。

オフィスに緑を取り入れることは、従業員にも良い影響を与える可能性があります。無機質なオフィスで長時間就業することは、メンタルヘルスの観点からもあまり好ましいことではありません。観葉植物のレンタルサービスを活用するなどして、緑のあるオフィスを実現してみてはいかがでしょうか。

ハドルルームやリフレッシュスペースを設ける

少人数で気軽に打ち合わせができるハドルルームや、空いた空間を活用したリフレッシュスペースを設けることも、オフィス環境の改善に効果的です。大規模な内装工事をしなくても、簡易的なスペースを設置できるケースは少なくないでしょう。

ハドルルームやリフレッシュスペースを設けることにより、従業員間のコミュニケーションを促す効果が期待できます。結果として社内の雰囲気が良くなり、オフィス全体の環境改善につながる可能性も十分にあるのです。

オフィスデザイン変更・リニューアルを実施する

オフィスデザインを変更したり、リニューアルを実施したりすることも、オフィス環境改善の有効な手段の1つです。オフィスの見た目だけでなく、コンセプトから設計することにより、働く環境や働き方の改善につながる可能性があります。

とくにエントランスや来客用のスペースなど、対外的な印象を左右する空間については、オフィスデザインの変更やリニューアルを通して大きく印象を変えられます。自社のイメージやブランドコンセプトに合ったデザインにすることで、ブランディングの相乗効果を得られるでしょう。

オフィス移転を検討する

建物全体の老朽化が進んでいるようなら、オフィス自体を移転するのも1つの方法です。築年数の浅い物件に移ることにより、オフィス全体の印象を大きく改善できる可能性があります。

一般的に、オフィスビルは新しい建物のほうがセキュリティ対策や防災の面でも設備が充実しています。オフィス移転は一時的にコストがかかるものの、中長期的な視点で捉えると企業イメージの向上につながる施策といえるでしょう。オフィス環境を改善したい事業者は、オフィス移転も視野に入れて検討されてはいかがでしょうか。

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まとめ:オフィス環境を改善して採用強化を図りましょう

オフィス環境は人材採用に大きな影響を与える可能性のある要素の1つです。求職者が実際に目にするオフィスの様子は、企業の印象を大きく左右する可能性があります。従業員にとって働きやすい環境を整える意味でも、対外的な信用を損なわないためにも、オフィス環境の改善は重要な課題といえるでしょう。

コニカミノルタでは、オフィスデザインを通して一歩先をゆく「はたらく」を創造するソリューションを提供しています。オフィスのコンセプト策定や新オフィスの物件紹介、什器選定、施工管理、引っ越し・運用サポートなど、理想とするオフィスを実現するために必要なサービスをワンストップでご提供できる点が特徴です。オフィス環境を改善し、採用強化を図りたい事業者様は、コニカミノルタのオフィス移転・リニューアルサービスを活用されてはいかがでしょうか。

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