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オフィスレイアウトの種類を知っておこう
オフィスレイアウトを変更する目的は、企業によってさまざまですが、コミュニケーションの活性化や業務効率の向上といった結果を求めているケースも少なくありません。そのため、近年注目されているのがデスク配置のあり方です。
日本のオフィスでもっともよく見られる島型の配置は、対向式レイアウトとも呼ばれ、部署ごとにデスクを対向させてまとめるスタイルです。パーテーションで仕切る場合もありますが、1つのグループが向き合って業務を行うため、グループ内のコミュニケーションがとりやすいという特徴があります。
加えて、近年になって日本でも導入されつつあるのがフリーアドレス型です。その名のとおり、個人のデスクを決めず、自由にデスクを選ぶというもの。固定席をなくすことで、さまざまな社員と触れ合うことができるため、組織横断的なコミュニケーションの活性化につながるとともに、営業のような外出の多い部署では場所を効率的に使えるという利点があります。
そのほか、業務内容に合わせてデスク・チェアを選ぶAWB(アクティビティ・ベースド・ワーキング)型も近年話題になっているスタイルです。
オフィス内では、1人で集中して作業したいと感じるときもあれば、ミーティングのように複数人で集まるようなときもあります。そこで、それぞれの業務形態(アクティビティ)に合わせて場所を選んでいくのがAWBです。AWBを実現するためには通常業務用のデスクと打ち合わせスペース、集中スペース、ラウンジといった複数の異なる空間を配置する必要があります。効率的なレイアウトを検討するうちに、業務内容の洗い出しにもつながるため、業務改革にも貢献するものとして注目されています。
ポイントを押さえて的確に進めよう
オフィスのレイアウト変更は単なる模様替えではなく、働きやすさの改善につながる大きなプロジェクトでもあります。レイアウト変更のポイントを押さえて、快適なオフィスづくりを目指しましょう。コニカミノルタでは、移転はもちろんレイアウトの変更もご相談いただけますので、ぜひお困りの点があれば、お問い合わせください。
「日経ニューオフィス賞」を受賞したコニカミノルタがデザインしたオフィス事例をまとめた一冊です。最新のトレンドが知りたい!新しいオフィスのアイデアが欲しい場合などにご活用ください。