メインコンテンツへスキップ

オフィスの防災対策に必要な備えとは?
適切なレイアウトや災害発生時の動きを紹介

「感染ゼロを目指して」という想いから生まれた、抗菌・抗ウィルス・消臭製品 『デルフィーノ』とは

感染原因の多くを占める接触感染に効果的なデルフィーノ! デルフィーノってなに?施工方法は?導入費用はどのくらい?実績は? などなど、初めての方にも分かりやすくまとめました

Download  

デルフィーノ紹介資料のイメージ

オフィスの環境を整える際に、必ず考慮しておきたい事項の1つが防災対策です。いつ発生するか予測できない大災害に備えて、しっかりと防災対策を講じられているでしょうか。

この記事では、オフィスの防災対策を講じておくべき理由や基本的な防災対策について、わかりやすくまとめています。防災対策に求められるオフィスレイアウトと、災害発生時の動きについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

オフィスの防災対策を講じておくべき3つの理由

オフィスの防災対策は、なぜ重要事項とされているのでしょうか。防災対策を講じておくべき3つの理由を紹介します。

理由1:従業員の安全を確保し事業を継続する必要があるから

1つ目の理由は、災害発生時に従業員の身の安全を確保する必要があるからです。災害による被害で従業員が大けがを負ったり、命を失ったりするような事態は避けなくてはなりません。そのためには、日頃から災害に備えた準備をしておく必要があります。

また、災害に伴い会社の建物や設備などが甚大な被害に遭えば、事業継続そのものが危ぶまれるおそれがあります。万が一の事態に備え、重要度の高い事業を継続できる体制を整えておくことが重要です。

理由2:安全配慮義務を遵守する必要があるから

安全配慮義務を遵守する必要があることも、重要な理由の1つです。労働契約法第5条に定められている「安全配慮義務」は、企業にとって必ず果たすべき義務とされています。必要な防災対策を怠り、従業員が危険にさらされるようなことがあってはなりません。悪質性が高いと判断された場合、法的責任を問われる可能性があります。

理由3:働き方の多様化に対応する必要があるから

多様化が進む現代の働き方に対応する必要があることも、考慮しておくべき理由の1つです。在宅勤務やサテライトオフィスでの勤務、時差出勤など、現代の就業環境は多様化・細分化が進んでいます。全従業員が同じ場所・時間帯に就業しているとは限らないことから、実態に合った防災対策が求められているのが実情です。

あわせて読みたい

オフィスの防災対策10の基本

では、オフィスの防災対策にはどのような準備が必要とされているのでしょうか。オフィスの防災対策10の基本を紹介します。

1. 防災グッズの準備

災害発生時に役立つ防災グッズは、常日頃から用意しておく必要があります。主な防災グッズリストは次のとおりです。

【防護・救助用品】
・防災用ヘルメット
・応急処置セット
・毛布
・レインコート
・薬(胃腸薬・解熱剤など)

【非常食】
・飲料水(3日分)
・食料(3日分)

【衛生用品】
・トイレットペーパー(一人あたり3ロール)
・簡易トイレ
・生理用品
・歯みがきセット
・汗拭きシート
・ゴミ袋

【安全確保】
・携帯用ライト
・軍手
・丈夫なスニーカー
・帰宅支援マップ
・避難リュック

【情報収集】
・携帯型ラジオ
・モバイルバッテリー

2. インフラ停止を想定した備蓄

電気・水道・ガスなどのライフラインが停止した場合を想定し、復旧までの期間を乗り切れるだけの備蓄を確保しておく必要があります。大規模災害の場合、インフラ復旧までには数日間を要するケースも少なくありません。とくに飲み水と食料については、一人あたりが3日間で必要とする量を従業員数分確保しておきましょう。

3. 従業員の連絡体制の確保

社内外の従業員と連絡を取り合える体制を整えておくことも重要なポイントです。安否確認システムを導入するほか、連絡網を作成し、複数の連絡手段を利用できる状態にしておくなどの準備が求められます。従業員自身だけでなく、従業員の家族についても緊急連絡先を確認しておくのが得策です。

4. 避難経路・避難場所の周知

自社の建物が危険な状態に陥った際には、近隣の避難場所へ向かうことになります。その際の避難経路や避難場所についても、事前に周知しておくことが大切です。自治体のハザードマップなどを参照し、災害の種類ごとに避難経路・避難場所を確認します。その上で、要旨を抜粋するなどして従業員全員に共有しておくのが得策でしょう。

5. 防災マニュアルの策定と周知

災害発生時の対応手順や役割分担、連絡先や報告方法を明文化し、防災マニュアルとしてまとめておくことも重要です。マニュアルの存在を認知していない・実物を読んだことがないといったことのないよう、防災マニュアルの読み合わせを定期的に実施するとともに、保存場所の周知を図る必要があります。

6. 重要データのバックアップ

業務上必要な重要データに関しては、災害によってサーバーや保存ストレージが破損した場合に消失することのないよう、バックアップを取っておくことが大切です。定期的にバックアップが作成される仕組みにするほか、バックアップデータはできるだけオフィスから離れた場所に保管しておくことをおすすめします。

7. 感染症対策の徹底  

災害発生時には、負傷者や体調不良者が現れる可能性があります。すぐに病院へ行けないケースを想定して、基本的な感染症対策を講じられるようにしておきましょう。具体的には、体温計やアルコール消毒液、マスクといった物品などを用意しておくことが大切です。

また、感染リスクを抑えるには、空間の抗菌効果を高める製品を取り入れるのも有効な対策の1つです。コニカミノルタジャパンでは、空間の抗ウイルス×抗菌×防臭を実現する「デルフィーノ」を取り扱っています。医療機関をはじめ、公共施設やホテル、学校などの各種施設で多数の施工実績がある製品ですので、オフィスの感染対策を強化したい事業者様におすすめです。


8. 定期的な避難訓練の実施

年1回以上避難訓練を実施することは、消防法によって義務付けられています。災害発生時の動きをマニュアルなどに記載するだけでなく、定期的に訓練を実施して実際の動きを確認しておくことが重要です。形式的な訓練ではなく、テレワークや時差出勤といった従業員の就業環境の実態に合った訓練を実施する必要があります。

9. オフィス家具や設備の固定

地震の揺れに備えて、オフィス家具や設備を固定しておくことも必須の対策といえます。重さや高さのある家具・設備については、金具やストッパーで固定しましょう。また、キャビネットなどの収納庫には収納物の散乱を防止するための対策も必要です。ガラス飛散防止フィルムなどを活用するとともに、扉にロックがかかるタイプの家具を取り入れることをおすすめします。

10. スムーズな避難が可能なオフィスレイアウト

災害時にスムーズに避難できるオフィスレイアウトにしておくことも大切です。非常口や避難経路には物を置かないようにし、適切な幅員が確保されたデスクの配置にするなど、安全に避難できる動線づくりを意識しましょう。実際に災害が起きた際、従業員がどのような経路で避難するのかを想定した上で、避難を妨げる要因がないかじっくりと検証することが大切です。

あわせて読みたい

Contactオフィス環境に関するお問い合わせ

商品およびサービスについてご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

コニカミノルタジャパン株式会社
ワークスタイルデザイン事業部  空間デザイン事業推進統括部

〒105-0023 東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA S棟10F

許認可

東京都知事 特定建設業許可:

建築工事業 大工工事業

左官工事業 管工事業 ガラス工事業 塗装工事業 防水工事業

内装仕上工事業 建具工事業

第一種貨物運送利用事業