目次
サステナブルなオフィスを実現する5つのメリット

サステナブルなオフィスを実現することによって、具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか。主なメリットとして、次の5点が挙げられます。
1. 社会貢献につながる
サステナブルなオフィスを実現することは環境保全をはじめ、多様な人々にとって働きやすい環境の提供といった社会貢献につながります。近年、SDGsの目標達成が国全体としての重要な課題となっていますが、この目標を達成するには民間企業の協力が欠かせません。各社がサステナブルなオフィスづくりを推進することによって、消費型社会からの脱却を目指す取り組みが社会全体にいっそう浸透していくでしょう。1社でできることは限られていたとしても、多くの企業が取り組むことによって、社会課題の解決につながる可能性は十分にあるのです。
2. 企業ブランディングが強化される
サステナブルなオフィスづくりは、企業ブランディングの強化にも寄与します。環境問題や労働問題に配慮している企業であることの対外的なアピールにつながり、企業イメージが向上する効果が期待できるからです。
とくに近年は、サプライチェーン全体で温室効果ガスを削減する取り組みが求められています。取引先を選定する際に、サステナビリティ経営を掲げている企業かどうかが重要な条件の1つになる可能性は十分にあるでしょう。サステナブルなオフィスの実現は、企業としての競争力の維持・伸長を目指す上で重要なメッセージとなるはずです。
3. 従業員エンゲージメントが向上する
勤務先がサステナビリティを重視していることは、従業員エンゲージメントの向上にもつながります。従業員エンゲージメントとは、働く人々が自社に対して抱く愛着や誇りのことです。自社が社会全体から求められている取り組みを積極的に推進し、社会に貢献しているという事実は、自信をもって仕事に臨むための重要な動機になり得ます。
従業員エンゲージメントの向上によって、職場の雰囲気が明るくなり、社内コミュニケーションが活性化するでしょう。結果として、業務の質や効率が高まる効果が期待できます。
4. 生産性向上をもたらす効果が期待できる
サステナブルなオフィスづくりには、機能的で使いやすく、ストレスを感じにくい職場環境を目指すことも含まれます。こうした就業環境を実現することは、業務の生産性を向上させる意味においても重要なポイントです。
一日のうち多くの時間を過ごすオフィスが快適に感じられるかどうかは、従業員のモチベーションにも大きく影響する可能性があります。オフィスのデザインはもちろんのこと、機能性も考慮したレイアウトにすることで、さらなる生産性向上を目指せるでしょう。
5. コスト削減にも効果的
省エネやリサイクルを推進したり、廃棄物を削減したりする取り組みは、コスト削減効果をもたらします。また、ハイブリッドワークやABWの導入によってオフィスのダウンサイジングが実現すれば、オフィスの運用コストも大幅に下げられるでしょう。
こうしたコスト削減に向けた取り組みは、一過性の施策では得られる効果は限定的です。継続的なコスト削減効果が得られる施策にする上で、オフィスづくりの段階から必要な施策を検討することは非常に有効なアプローチといえます。長期的なコスト削減につながる施策を講じるためにも、サステナブルなオフィスづくりを目指してみてはいかがでしょうか。
サステナブルなオフィスづくりに役立つ内装・家具の選び方

サステナブルなオフィスを実現するには、どのような内装や家具を選べばよいのでしょうか。おすすめの内装・家具を紹介します。
間伐素材を利用したオフィス家具を選ぶ
間伐とは、過密になった林内密度を調整するために、木を伐採するのではなく「間引く」ことを指します。こうした手法で得られた木材が「間伐素材」です。間伐素材を利用したオフィス家具を積極的に選択することは、森林を健全に育てるための取り組みに協力することを意味します。
間伐素材を使ったデスク天板や内装パネルを選ぶほか、コーヒーの豆かすなどを使用した素材を取り入れるのも1つの方法です。オフィス全体の改装を今すぐに実施するのが難しい場合は、このような方法でポイントリノベーションを実施してみてはいかがでしょうか。
リサイクル素材を利用したオフィス家具を選ぶ
リサイクル素材を利用したオフィス家具を選ぶ方法もあります。海洋プラスチックやリサイクルアルミを素材として使用しているオフィス家具などが好例です。
本来はごみとして処理されるはずだったものや、削減する必要があるものをオフィス家具として利用すること自体が、循環型社会の実現に貢献する選択といえます。オフィス全体にリサイクル素材を取り入れることによって、相当量の資源を有効活用できるでしょう。
中古のオフィス家具をリユースする
オフィス家具を購入する際に、すべて新品にこだわるのではなく、まだ使える中古品をリユースするのもおすすめです。状態の良い中古オフィス家具を選べば、実用上ほとんど支障をきたさないことも珍しくありません。
一般的に中古のオフィス家具は新品と比べて安価に提供されているため、購入費用を抑えられることも大きなメリットです。まだ使えるものは簡単に捨てず、大切に使うという意識が従業員に浸透することにより、コスト意識の向上も期待できます。
まとめ:オフィスづくりにもサステナビリティ経営の視点を取り入れよう

サステナブルなオフィスづくりを目指すことは、サステナビリティ経営の実現に向けた取り組みの一環といえます。毎日のように使用するオフィスだからこそ、持続可能な社会の実現に向けた工夫を取り入れることには大きな意義があるでしょう。
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