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フリーアドレスの導入に伴うストレス・トラブルの回避策6選

ここまでに見てきたフリーアドレス特有の問題を防ぐには、どうすればよいのでしょうか。ストレスやトラブルの回避策6選を紹介します。
1. 適切な運用ルールを定める
フリーアドレスの運用ルールを定め、すべての従業員に周知することが大切です。退勤時や離席時のルールを明文化し、ルールどおりに運用されているか随時チェックすることが求められます。
また、ルールは一度決めたら変えないのではなく、実態に合わせて柔軟に見直しを図ることも重要なポイントです。ルールを形骸化させないためにも、オフィス利用の実態に即したルールにしていきましょう。
2. グループアドレスを採用する
状況によっては、グループアドレスを採用するのも1つの方法です。グループアドレスとは、部署やチーム単位で自由席にすることを指します。固定席のほうが適している部門に関しては、従来どおり固定席のままにしておくことも可能です。

たとえば、大量の書類を扱わざるを得ない部門や、厳格なセキュリティ対策が求められる部門は、フリーアドレスよりも固定席のほうが適している可能性があります。反対に、主にノートパソコンやタブレットを使用する部門であれば、グループアドレスの対象としてもよいでしょう。
3. 集中スペースを設ける
一人で集中して作業に取り組めるスペースをオフィス内に設けるのも、ストレスやトラブルの有効な回避策です。具体的には、パーティションで仕切られた一人席や、集中ブースを設ける方法が想定されます。
近年はWeb会議も広く浸透していることから、Web会議用のスペースを設けてもよいでしょう。騒音や周囲の話し声をマイクが拾いにくくなるほか、Web会議で話している従業員の声が周囲に聞こえにくくなる効果も期待できます。
4. 個人ロッカーや共用ロッカーを設置する
私物を収納するロッカーや、共用の備品類を集約する保管庫を設置するのもおすすめです。フリーアドレスの導入に伴い、退勤時にはデスクに置かれた物品を片付ける必要があります。すべての物品を毎日持ち帰るのは現実的ではないケースも多いでしょう。こうした物品を保管する場所を提供することで、各自の引き出しを設けないフリーアドレスのデメリット面を補えます。
さらに、鍵のかかるロッカーを設置することで、セキュリティ対策も講じられます。機密情報や個人情報が記載された資料などは必ず鍵のかかるロッカーで保管するなど、ルールもあわせて整備しておくのが得策です。
5. ペーパーレス化をセットで推進する
フリーアドレスの導入とペーパーレス化をセットで推進し、書類をデジタル化するのも効果的な対策です。業務に必要な書類をデジタルデータで扱うことにより、従業員が持ち歩く物の量を減らせます。また、データの共有がしやすくなり、業務効率が向上する効果も期待できるでしょう。
ペーパーレス化はセキュリティ上の観点からも効果のある取り組みです。書類の紛失や情報漏えいの抑止効果が高める意味でも、ペーパーレス化を推進してみてはいかがでしょうか。
コニカミノルタジャパンでは、紙文書削減に向けた取り組みをマニュアルにまとめて提供しています。無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
6. 座席管理システムを導入する
座席管理システムを導入し、従業員の所在を一元管理する方法もおすすめです。誰がどこに座っているのかシステム上ですぐに確認できるため、オフィス内で部下や同僚を探して回る必要がなくなります。
また、座席管理システムの活用は実質的な固定席化を防ぐことにもつながります。座席の利用履歴を記録できるシステムを選ぶことで、座席が適切に流動化しているかチェックできるからです。一例として、3回連続で同じ座席を使用した場合にアラートが表示されるといった機能を活用することで、座席の固定化を効果的に防げるでしょう。
コニカミノルタジャパンでは、フリーアドレスを含む多様な働き方への対応に役立つガイドブックをご用意しています。さまざまな事例から、自社に合ったオフィスの運用方法を見つけてみませんか。
まとめ:フリーアドレスのメリットを引き出す運用を実現しよう

フリーアドレスには多くのメリットがある反面、運用方法によってはさまざまなトラブルの発生にもつながる可能性があります。想定される課題を事前に把握し、適切な対策を講じることで、フリーアドレスのメリットをより効果的に引き出せるでしょう。
フリーアドレスを導入する際には、オフィス全体の空間デザインを考慮することが重要です。コニカミノルタジャパンでは、オフィス移転・リニューアルの企画・計画から竣工後の運用までをトータルにサポートしています。フリーアドレスの導入をご検討中の事業者様は、ぜひコニカミノルタジャパンにご相談ください。
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