オフィス移転後の固定費削減効果も視野に入れる

オフィス移転に伴うコストは、移転そのものにかかる費用と移転後の維持費用の両面から考えることが大切です。移転によって一時的に費用がかかったとしても、移転後の固定費を削減できれば継続的なコスト削減効果が見込めます。
オフィス移転後の固定費削減効果について、具体的なメリットを確認しておきましょう。
オフィスのスリム化による賃料抑制効果
オフィス面積そのものを縮小することで、賃料を抑制する効果が期待できます。たとえば、従来は2フロアだったオフィスを1フロアに集約できれば、賃料を実質的に半分近くまで圧縮できるでしょう。
オフィスのスリム化は、工夫次第で快適性を損なうことなく実現可能です。テレワークやハイブリッドワークの導入によって、オフィスに必要な座席数の削減につながるケースは少なくありません。また、オフィス内のデッドスペースを有効活用したり、フリーアドレス化してデスク数を減らしたりする方法もおすすめです。
水道光熱費の削減効果
オフィスの規模によって、水道光熱費が大きく変わることは十分に考えられます。オフィスのスリム化が実現すれば、それに伴って水道光熱費の削減にも寄与するでしょう。
オフィス規模の縮小が現実的に難しい場合には、省エネ製品の導入によってコスト削減を図るのも1つの方法です。LED照明や省エネ性能が高い空調設備を取り入れるなど、消費電力を抑える工夫をすることで継続的なコスト削減効果が見込めます。その他、人感センサーを設置して照明を制御したり、デマンド監視装置(電力使用状況を監視し、目標値を超過しそうになると警報で知らせるシステム)によって電気の基本料金を抑えたりするなど、水道光熱費の削減につながる工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ペーパーレス化によるコスト削減効果
オフィスで使用する書類をペーパーレス化することも、コスト削減につながる効果的な対策といえます。用紙代やインク代、郵送費、収入印紙代などを削減できるだけでなく、紙の書類を保管するためのスペースや管理関連費用の抑制にもつながるからです。
紙文書の削減を実現したい事業者様向けに、具体的な活動の実施ステップをまとめたマニュアルをご用意しております。オフィス移転前に見直しを図ることで、引っ越し費用や移転後のコスト削減に役立つでしょう。ぜひダウンロードしてご確認ください。
まとめ:コストを抑えたオフィス移転を実現させよう

オフィス移転には多方面で費用がかかるため、トータルのコストが膨らみがちです。どういった費用がどの程度かかるのかを把握した上で、自社の移転計画のうち効果的にコスト削減につながるプロセスを見極める必要があります。また、移転時にかかるコストだけでなく、移転後の維持費用についても慎重に見極めることが大切です。今回紹介したコスト削減につながる対策を参考に、コストを抑えつつ希望する条件を満たすオフィス移転を実現させましょう。
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