働きやすい職場づくりとは?
必要な改善点と具体的な取り組みを紹介


2024.12.03
2021年にリニューアルしたコニカミノルタの 『新』本社オフィス コンセプトブック

2021年5月に本社オフィスをリニューアルしたコニカミノルタが考えるニューノーマルな働き方を実際のオフィスの様子と共にご紹介しております。これからの働き方や働く場所のご参考に、ぜひご覧ください。

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オフィスコンセプトブック

働きやすい職場づくりをしたい、というのは従業員・経営者の双方にとっての願いではないでしょうか。一方で、どうすれば働きやすい職場が築けるのか、具体策が定まらず悩んでいる事業者様も多いはずです。

今回は、働きやすい職場づくりに必要な取り組みや、具体的な施策を推進していく際の手順についてわかりやすく解説します。そもそも「働きやすい」とはどういうことか、働きやすい職場づくりを進めるメリットはどのような点にあるのか、といった点についてもあわせて見ていきましょう。

「働きやすい職場」とはどのような
職場か?

はじめに「働きやすい職場」の定義や「働きがい」との違いについて整理しておきます。これから築こうとしている職場環境のゴールや理想像を固めておくことが大切です。

従業員が考える働きやすい職場

従業員にとって「働きやすい職場」とはどのような環境を指すのでしょうか。さまざまなメディアで職場環境に関するアンケートが実施されています。従業員を対象としたアンケートで上位に挙がりやすい傾向があるのは以下の5項目です。

  1. 良好な人間関係
  2. 残業がない、または少ない
  3. 自身のペースで仕事を進められる
  4. 育児や介護と仕事を両立できる
  5. 休暇が取得しやすい

近年は働き方改革の機運が高まっていることから、長時間労働の是正や有給休暇の所得促進といった施策に取り組んでいる企業も多いことでしょう。こうした取り組みを進めることが、上記のような従業員にとっての働きやすさに直結するポイントであることを再確認しておくことが大切です。また、労働時間に関する条件だけでなく、ハラスメントがなく良好な人間関係を築ける職場環境であるかどうか、といった点も重要な要素といえます。

働きやすい環境の定義

働きやすい職場の定義は人によってまちまちです。不特定多数の人が同じ組織に所属して就業していく以上、すべての従業員の理想を叶えるのは困難と言わざるを得ません。

したがって、働きやすい職場とは「仕事の成果を挙げやすい職場」「業務遂行の障害となる要素の少ない職場」のことを指す、と定義するのが得策でしょう。全従業員の理想を叶えるという意味ではないことを押さえておく必要があります。

「働きやすさ」と「働きがい」はどう違う?

「働きやすさ」としばしば混同されやすいのが「働きがい」という言葉です。働きがいは、働くことに対するモチベーションそのものを表しています。働きやすさが従業員の働く環境への配慮によって実現されるとすれば、働きがいは「思った通りに成果が出る」「自分が必要とされていると実感できる」といった、働くことへの内的な動機を表している点が大きな違いです。

働きがいを実感するよう従業員に呼びかけても、働きやすい環境が整っていなければ実現するのが困難な人もいるはずです。働きやすさと働きがいは両輪の関係にあると捉える必要があります。

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働きやすい職場づくりを進めるメリット

働きやすい職場づくりを推進することによって、具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか。主なメリット4点を紹介します。

従業員のモチベーションが上がる

働きやすい環境が整っていれば、自ずと従業員のモチベーションが上がります。自社や自身の仕事に対する愛着が湧きやすく、仕事に専念しやすくなるからです。各自が仕事に専念しやすくなれば、仕事で成果を挙げられる可能性も高まります。結果として、さらにモチベーションが高まるという好循環を生み出せるでしょう。

業務の生産性が高まる

働きやすい環境は従業員が心身の健康を維持しやすい環境と言い換えられます。仕事に集中できる健康な状態を維持できれば、パフォーマンスも向上していくでしょう。組織全体で仕事のパフォーマンスが向上すれば、生産性も高まっていくはずです。

たとえば、人間関係が良好な職場であれば、意見が言いにくい・発言しにくいといった状況に陥ることなく、各自が尊重し合いつつ意見を健全にぶつけ合えます。結果として業務上の改善点や反省点を共有し、生産性を低下させる要因を一つひとつ取り除き、克服できるはずです。

企業イメージが向上する

働きやすい職場環境の実現は、企業イメージの向上にも寄与します。働きやすい職場で、いきいきと就業している担当者と取引をしたいと感じる人は少なくありません。従業員の表情が明るく、各自の強みを生かして働ける職場は、対外的にも魅力的な会社として映るでしょう。働きやすい職場を実現できることは、従業員を大切にしていることの表れです。多方面のステークホルダーからも関係者を大切にする企業として評価が高まり、企業イメージが向上していく一因となり得ます。

離職率を抑え優秀な人材を獲得しやすくなる

働きやすい職場では環境面に不満を抱く従業員が少なくなっていくため、人間関係が良好でストレスが溜まりにくくなる傾向があります。現在の職場で働き続けたいと感じる従業員が増えていくことにより、離職率を抑制する効果が期待できるでしょう。

また、働きやすい職場環境が実現すれば、優秀な人材を獲得しやすくなるというメリットもあります。優秀な人材から「選ばれる」職場になることによって、ますます優秀な人材が集まりやすくなる好循環を生み出せます。

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