【イベントレポート】
ハイブリッド時代に社員は何を目的に出社する?
オフィスに求められる役割とは


出社の効果を高めるのは能動的なアクション!?

--テレワークやハイブリッドワークをしているということですが、どういう時にオフィスに出社するか教えてください。

畑崎:郵便物の回収だったり、図面の印刷など、家ではできないことをするために出社することが多いです。あとは、リアルでディスカッションやリアルのほうが会話しやすいなと思う時に出社しています。

奈良:ディスカッションとかリアルで話したいミーティングというのは、みんなの意見を集約して決めたい、などですか?

畑崎:そうですね。新しいことをしたいなど提案する時に、みんながどう思っているのかというのをFaceToFaceでうなずきや非言語なコミュニケーションを見ながら話せた方が会話がしやすいので、そういう時にリアルに会話しています。

川原田:私も同じで、家でできないことがあるときに会社に行きます。ただ、印刷物の受け取りなどの時も行きますけど、せっかく行くのでメンバーと日程を合わせて出社して、仕事しながら会話できる日というのを作っています。

奈良:そうだね。そういった能動的なアクション大切だね。ハイブリッドワークをしていると出社したけど誰もいない、ということもあるので、みんなのスケジュールを見ながら今日は〇〇さんが出社するから行こうかな、といった対応は大事かもね。

出社促進には“つながる”場所と“つなぐ”仕掛け

--コロナも緩和されて出社してほしいと考える経営者さんが増えていると思いますが、テレワークに慣れてしまった社員にオフィスに戻ってきてもらうためには、どんな仕掛けがあればよいと思いますか?

鈴木:やはりオフィスに求めるものとしては、「人とのつながり」がキーワードになってくると思います。ただ、ずっと誰かと喋っていたい・繋がっていたいというわけではなくて、交流がしたい時には交流ができて、業務に専念したい時には専念できる、という「交流」と「集中」がうまく共存する環境・仕掛けがあるとよいな、と思います。繋がりという部分の仕掛けとして、充実した社員食堂であったり、社内カフェといったスペースがあると、業務以外の交流がしやすいのかなと思います。

仕事は生活の一部で、またこういった場所は自分の健康にも効果があるので、より行きたいなと感じるのではと思います。

奈良:社員食堂やカフェはビルのスペックにも左右されますし、また立地も大事になってくるので、選択も難しいところはあるかなと思いますね。あと、「交流」と「集中」のバランスも難しいですね。

鈴木:そうですね。どちらもやりすぎると、あまりよくないのかなと思います。出社してもずっと集中しているだけの人には、オフィスがある意味ってどうなんだろう…と思ったりするので。

奈良:そういったバランスを社員からアンケートなどできちんとヒアリングをして、適正値を取っていくということが大事になってくるのかなと思いますね。

佐藤:私は、コミュニケーションもとれる個人モニター席が欲しいですね。現状、集中して一人で作業したいときは、モニターがある自宅で作業をしています。オフィスの集中エリアにはモニターはあるんですけど、そこでは喋ることができないので、コミュニケーションが取れる、かつ個人モニターで生産性も上げられるような、これらが両立できる席があると、より出社したいと思います。

畑崎:私はコミュニケーションを目的に出社することが多いので、できるだけみんながいる日に出社したいと思っていて。“この日は出社推奨日です”みたいな…キックオフのような全員が出社する日があるといいな、と思っています。“みんなに久しぶりに会える!”と思って嬉しいので、私は全然大歓迎です!

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入社初日からハイブリッドワークでも大丈夫!?

--佐藤さんは入社2年目で、現在ハイブリッドワークをしているけど、相談したい時に上司がすぐそばにいない時などの対応はどうしていますか?


テレワークをしている時は、上司のスケジュールを見て「電話大丈夫かな、チャットにしようかな」と考えながら対応しています。でもやっぱりそういうことを気にして、やりにくいと感じることもあります。
なので、出社して“やぐら席”で作業やミーティングをしている時にすぐに助けを求めることができた時などは、出社してる時の方が便利だなと感じることもあります。




社員は「居心地」と「コミュニケーション」を求めている

--ずばり、オフィスに求めるものはなんですか?

畑崎リラックスした環境で仕事ができたらいいなと思っているので、現在社内では小鳥のさえずりが流れているのですが、カフェで流れているような音楽が流れたり、植栽で周囲からの視線も遮りながら仕事ができる環境だと、リラックスして自分らしく居心地よく仕事ができるかなと思います。

奈良:居心地のよさ大事ですよね。バイオフィリックデザインなどグリーンを取り入れて、いかにリラックスして働いてもらうか、とか。あと、BGMは僕も賛成です!

川原田:私もおしゃれな雰囲気のオフィスだと気分が上がりますし、畑崎さんのお話にあったようにBGMが流れていたりとか、あと空調などの温度も大事だと思いますし、五感で心地よいと感じられるオフィスというのが、重要なんじゃないかなと思います。あとは、集中したい時とかお話したい時とか、いろんなシーンに対応できるオフィスだといいな、と思います。

奈良:五感に届くオフィスって大事だと思っていて、香りという点で言うと、アロマディフューザーなどを取り入れるといった工夫もあるよね。

佐藤:私は一人で作業をしたい時よりも、人とコミュニケーションを取るために出社することが多いので、個人モニターがあって、かつ喋れるような、コミュニケーションが取りやすいスペースがもっと多いといいなと思います。

鈴木:オフィスに求めるものとしては、コミュニケーションの環境かなと思います。リアルでしか得られない経験や体験、価値、情報などいろんなものがあると思うので、そういったものが得られやすいためにも、人と交流や連携がしやすい環境が大事かなと思っています。あともう一つ、オフィスに来ることで、“会社に属しているんだ”という帰属意識、会社であったり、自分が所属している組織、仕事そのものに対して誇りを芽生えさせてくれるような環境やデザインだといいなと思います。

奈良:帰属意識。そうですね。オフィスは企業の成り立ちややりたいこと、想いを体現できる空間だと思いますので、こういったところもしっかり捉えながらデザインしていくことが非常に重要だと思いますね。

コニカミノルタジャパンが働き方&オフィス改善をサポート!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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