【イベントレポート】月刊総務×コニカミノルタ
新時代のオフィスとは?深掘りトークショー!


【最新のオフィスがぎっしり】オフィスデザイン事例集

「日経ニューオフィス賞」を受賞したコニカミノルタがデザインしたオフィス事例をまとめました。最新のトレンドや新しいオフィスのアイデアの参考に、ぜひご覧ください。

Download

オフィスデザイン事例集のイメージ

オフィスに社員が来ない!?働き方を選べる時代だからこそ問われるオフィスの存在意義。生産性やコミュニケーションなど様々な役割を担うオフィスだが、目まぐるしく変わる“はたらく”への意識をどう反映するのか、そしてどのようなオフィスが最適なのか。月刊総務代表 豊田様を交えて、これからのオフィスに必要な環境や効果的な作り方について語っていただきました。

こんにちは!空間デザインチーム プロモーション担当 Sassa です。

2023年7月5日、月刊総務代表 豊田様とコニカミノルタ デザインDX部 星野をゲストに迎え、“新時代のオフィスとは”をテーマにトークショーを開催しました!

“来たくなるオフィス”やAIにより変わる働き方まで
他ではなかなか聞けない、これからのオフィスや働き方についてお届けします!

月刊総務代表 豊田様とデザイン×DXのプロが語る!


こんにちは。
ファシリテーターを務める月刊総務 半矢です。
本日は、コニカミノルタのスタジオから配信ということで、いつもと違う景色、雰囲気でお届けします! 新時代のオフィスについて、最新動向を交えてお2人に語っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします!


それでは、本日登壇いただく2名をご紹介します。


月刊総務 豊田です。
月刊総務の調査結果や最新動向などを踏まえて、これからのオフィスや働き方についてお話したいなと思います。よろしくお願いします!



コニカミノルタジャパン デザインDX 星野です。
デザインやDXの経験をもとに、お客様の事例なども交えながら、効果的なオフィスづくりについてお話しさせていただきます!


「目的が果たせる場所」で“はたらく”が楽しくなる

--テレワークが浸透して、オフィスに社員が戻ってこないというお話もありますが、「来たくなるオフィス」とはどんなオフィスだと思いますか?

豊田:そもそも、なぜオフィスがあるのかというと、集まった方が仕事の成果が上がる場だからでございます。最も成果が上がる場で成果を上げれば評価される。もっと言うと、やっぱり作仕事の成果が上がるベースになりますし、人間関係構築の場でもあると思うんですよね。チームビルディングみたいな形で。

リアルの強さというのはやっぱりあると思いますので、オンラインだけだとどうしても難しい部分も。やっぱり人間関係はリアルがあってのオンラインだと思いますのでね。そういう意味では、オフィスに来てもらって人間関係を良くして、リモートワークに派生すると言うのはいいのかもしれません。

あと、社会的欲求と言うんですかね。つながり感みたいなものがないと、「何のために仕事しているのか?」みたいな想いも生まれてくるのかなと。オフィスに来ることで、成果が上がるし、人間関係もできるし、所属感も得られる。だから来た方がいいんじゃないかと思いますし、これらが体感できるオフィスが来たくなるオフィスなんじゃないかなと思います。

--ありがとうございます。星野さんはいかがですか?

星野:そうですね。弊社が手掛けた三井物産ケミカルさまの事例で申し上げますと、まさに「出社したくなるオフィス」というのがテーマでした。フリーアドレスやABWを取り入れたのですが、今どうなったかというと、コロナ渦だったこともありますが、 もともと3割の出社率だったのが、現在は8割ぐらいになっています。

それで、オフィスに来てどうだったか、というところのお話を伺うと、「楽しい!」とおっしゃってくれました。「来ることが楽しくなった」 と。

何で楽しいのかな?というところも話を伺ったんですけれども、「働くこと」の目的をしっかりと果たせる場所になっていると。この 「目的をしっかりと果たせる場所」というのが、出社したくなるオフィスなのかなというのが、私の中の考えでございます。

すごくいいエピソードがあったのでご紹介すると、フリーアドレスやABWにとてもネガティブで反対派の方がいらっしゃったんですね。「固定席じゃないと絶対僕は嫌だ」という方がいたんですけどリニューアル後はエバンジェリスト(啓蒙普及活動をする人)の如し、積極的に自ら場所を選択して働いてるということをお伺いしまして。そんなに変わったのか、とちょっと私も意外な結果だったなと思ってるのですが、「やってみたらそんなに大変じゃなかった」ということは実はあったりするのかな、と思います。

なので、皆さんの中でも、オフィスを変えることはひとつの手段かもしれませんが、大きな目的を達成する近道でもあるのかなと。 目的に合った働く場というのが、来たくなるオフィスの一つかなと思います。

移転・リニューアルは“終わり”ではない!新たな進化のスタート

-- 月刊総務もコニカミノルタも最近、移転やリニューアルをしたかと思いますが、移転・リニューアル時の不安や実施後に新たに出てきた課題などはありますか?

豊田:月刊総務はWeWork(シェアオフィス/コワーキングスペース)へ移転しまして。で、移転する時は今までにいた時と同じ仕事がしっかりできるかどうかという点ですね。インフラの問題とか。当然問題なかったんですけど、そこはちょっとハラハラドキドキしました。

あとは、さらに進化するためにはという点は、考える必要があるかなと思います。成長のために移転していますから。これからは、さらなる成長を目指すための問題提起をしていかなくてはいけないかなと思いますね。現状維持はできるよね、と。 「さらに進化させるために」というところは、次の課題として考えていくところかなと思います。

星野:コニカミノルタのオフィスも2020年にリニューアルをして約3年が経ったというところで、できたばかりのころは綺麗でよいとは思うんですけど、重要なのは継続性ですよね。 どうこの綺麗な環境を保っていくのかだったり、運用面なども考えなければいけない。私は、こういったところがオフィスリニューアルした後の課題として出てきた面かなというふうに感じています。

コニカミノルタは、「つなぐオフィス」というテーマでオフィスを作ったのですが、「つなぐオフィス委員会」というものが実はありまして、委員会活動の中でオフィス改善を図っています。こうした取り組みをしっかり回していくのが大切だなと感じています。

ただ、委員会活動が固定的になってしまうのが課題とも思っています。いろんな方に参加いただいて、いろんな人が繋がって巻き込んでいくことで、エンゲージメントにも非常に影響するんじゃないかなというふうに考えています。

あわせて読みたい

社員に寄り添うオフィス=“刺激”+“成功”!?

-- “進化”や“つなぐ”というキーワードも出ましたが、その中心にいるのは実際に働く“社員”だと思います。社員に寄り添ったオフィスにするには、どうすればよいと思いますか?

豊田:寄り添うわけですから、当然ながら社員目線で見れるかどうかということが大切ですね。

あとは、ペルソナを立てるということも必要かなと思うんですね。自分目線じゃなくて、A君だったらどうなのかなと。コニカミノルタのオフィスデザインの設計過程で行動特性を分析するってありますけど、それぞれの職種ごとの目線で見れるかどうかっていうところと、あとは、それぞれの職種においての成果ってなんだっけ、といったところをきちんと考慮することは重要かなと思います。

-- 星野さんはいかがでしょう?

星野:そうですね。社員に寄り添うって、なかなか難しい話題かなと思っているんです。 だけど、やはり会社が何を社員にコミットするかっていうところですね。社員は会社にコミットするんですね――目標だったり、成果というところで。

じゃあ、会社は社員として何をコミットするのか。そこが、評価や報酬だったりするかもしれませんが、会社に来ることにそういったインセンティブ(行動を促す刺激・動機)があるのかどうか、しっかりと会社が社員に対して体現するということが大切かなと思います。例えば、心理的安全性という視点で考えてみると、失敗しても許容される/チャレンジする精神が生まれやすいとか。そういった視点が、社員に寄り添ったオフィスづくりの一つの着眼点になるんじゃないかなと考えています。

あわせて読みたい

Contactオフィス環境に関するお問い合わせ

商品およびサービスについてご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ
※総合受付(お問合せ後、担当より折り返しさせていただきます)

03-6311-9450
[対応時間]9:30~17:00
(土日祝日・年末年始休業を除く)

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

コニカミノルタジャパン株式会社
マーケティングサービス事業部  空間デザイン統括部

〒105-0023 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング26F(総合受付)

許認可

東京都知事 特定建設業許可:

建設工事業 大工工事業

左官工事業 管工事業 ガラス工事業 塗装工事業 防水工事業

内装仕上工事業 建具工事業

第一種貨物運送利用事業