こんにちは!プロモーション担当Esakiです。
本日は、11月19日に開催されました「社員の創造性を高める働き方改革プロジェクトの進め方~東和エンジニアリング様のオフィス移転事例をご紹介~」についてレポートいたします!
今回は、オフィス移転セミナー”特別編”ということで、2019年5月に移転したばかりの東和エンジニアリング様のオフィスをお借りし、約30名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいたお客様からは
・実際のアンケート結果と改善の取り組みについて具体的に聞けて良かった。
・移転の効果をリアルに教えていただき、大変参考になりました。
・社員の声を形にしている取り組みが良いなと思いました。
・実際のオフィスを見ることができて参考になった。
などのコメントを頂き、大盛況で終えることができました。
目次
具体的な取り組みの前に、「”なぜ・なんのために”オフィス移転や働き方改革を行うのか」を明確にすること。その為には経営ビジョンと従業員のギャップを埋めていく必要がある。
1つ目のセッションでは、コニカミノルタジャパンの奈良より東和エンジニアリング様の移転プロジェクトについてどのように進めてきたのかを具体的にお話させていただきました。
東和エンジニアリング様はただオフィス移転をするだけではなく、弊社の「いいじかん設計」「オフィスデザイン」「文書削減サービス」の3つを活用頂き、働き方そのものの改善にも取り組まれており、目指す働き方を探すところから実際のオフィス移転まで各フェーズ毎の取り組みを紹介いたしました。
>>東和エンジニアリング様のオフィス事例はこちらもご覧ください。
オフィス移転や働き方改革で、特に重要となる「何を目的に行うのか」を明確にする方法として、東和様のケースでは経営者へのインタビューや現場の方へのワークショップなどを行いました。企業の向かう方向と現場の理想の働き方をすり合わせていくことで、その間のギャップを埋めることが重要なポイントです。
これからの東和様を支える技術力や営業力を高めていくための課題の1つとして出てきていたのはやはり「コミュニケーション」の課題です。セミナーでは、その他の課題も含めてそれらを各施策に落とし込む過程をご紹介させていただきました。
移転して終わりではない、その後も継続的にアイデアを出しオフィスをアップデートし続けることでオフィス環境が最適化していく
2つ目のセッションでは、東和エンジニアリングの移転プロジェクトマネージャーを務められた法人ソリューション営業部の岩名様に講演頂きました。講演の中では、移転までに実施された様々な取り組みの内容はもちろん、移転前後の社内アンケートの結果を元に移転後にオフィスをどう改善していったのかまで具体的にご紹介いただきました。
例えば、東和様では今回移転を機にフリーアドレスを導入されたため、メンバーの居場所や状況が見えにくくなってしまったという意見に対しては、オフィス内のサイネージに各メンバーの状況が一目でわかるシステムを導入し、課題解決を進めています。その他、フリーアドレスにしたことで逆にグループメンバー内のコミュニケーションが低下してしまったので、定期的にグループアドレス(部門ごとに場所を決め、その中でフリーアドレスとする)を導入するなど、移転後もよりよい働き方にアップデートするための活動を続けている様子を紹介いただきました。
セミナー後には、5つのグループに分かれて東和エンジニアリング様の新オフィスのオフィスツアーを行っていただきました。先ほど紹介いただいた改善活動が実際オフィスでどのように行われているのかを見ることができ、ご来場いただいたお客様の納得感がより高まったようでした。
ツアー後はコーヒーを片手に個別の質問会を開催しました。最後まで熱心に質問されている方もいて、熱気のあるセミナーとなりました!
さて、今回は特別に会場を移してのセミナーということで、私たちコニカミノルタスタッフ一同も普段と違う新鮮な気持ちでの開催となりました。東和様の講演や参加いただいた方からの質問をお聞きして、働き方改革もオフィスデザインもその企業やそこで働く社員の方によって様々な形があり、一朝一夕で答えがあるものではなく、試行錯誤を繰り返して改善していくことで理想の形に近づけられるものなのだなと改めて感じさせられました。
コニカミノルタジャパンでは、東和様はじめ多くの企業様の理想の働き方の実現のお手伝いをさせていただいています。毎月セミナーも開催しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。お待ちしております!
働き方改革を成功させるためのポイントやよくある質問をコニカミノルタが2013年から実践してきた事例を踏まえて解説しました。失敗したことやその改善案も含めて解説していますので、働き方改革に向けて必読の一冊です。