バイタルサインモニタ生体情報モニタリングシステム VS1
バイタルサインモニタ生体情報モニタリングシステム VS1
認証番号:302ABBZX00081000

院内感染防止のニューノーマル
ゾーニングとコホーティングに効果を発揮
院内感染防止の
ニューノーマル
ゾーニングとコホーティングに効果を発揮






ベッドサイドモニタリング
容体の悪化した患者に必要とされる、SpO2と脈拍数の連続モニタリングが可能です。24時間トレンドグラフも確認でき、容態変化を時系列でチェックできます。

HRジョイント※1データの取り込み
HRジョイント対応のパルスオキシメータ、体温計、血圧計をタッチするだけで、ベッドサイドモニタに測定値を瞬時に反映。さらにベッドサイドモニタからナースステーションへデータを転送する事で、入力ミス防止や入力時間短縮に役立ちます。
※1HRジョイントはテルモ(株)の登録商標です

遠隔モニタリング
無線機内蔵ベッドサイドモニタでステーションサーバ※2と通信し、離れた場所からでも生体情報を正確にチェック。ナースステーションにいながら、最大48人分の一括モニタリングが可能です。
※2ナースステーションにステーションサーバとモニタリング用ディスプレイを設置

バイタル記録の自動化
管理ソフトウェアを用いて、入院から退院までの看護経過を記録することができます。バイタルデータから経過記録表※3を自動で作成できるため、情報伝達を効率よく的確に行うことができます。
※3経過記録表:温度板、パルスオキシモニタリングデータ
製品の特長
ゾーニング と コホーティング で 院内感染 を防ぐ
ゾーニング と コホーティング で 院内感染 を防ぐ
感染ゾーンと非感染ゾーンを分けるゾーニング、重症患者・中等症患者・軽症患者・疑い患者を分けるコホーティングという、
感染予防対策にとって最も重要な2つの管理をより精密に行うことを可能にします。

感染対策で多忙を極める
看護業務の負担を軽減
感染ゾーンで取り込んだバイタルデータを非感染ゾーンへ無線送信。呼吸症状が悪化した場合、SpO2の連続モニタリングが即時開始できます。
医療スタッフの
院内感染のリスクを軽減
患者状態を遠隔でモニタリングすることで、感染ゾーンに入る人員を最小限に抑え、スタッフの感染リスクを減らします。
患者増減に伴う迅速な
病床切り替えに対応
医療現場に最適なSub-GHz無線※を活用。病室アンテナ工事が不要なため、ベッドサイドに置くだけで簡単に設置することが可能です。
※Sub-GHz無線:920MHz帯の無線通信。医療現場において、2.4GHz無線LANと比べて干渉リスクが低い
上記は装置利用イメージ図です。構成は一例であり、実際の商品の形やサイズと異なる場合があります。
サブギガアンテナは、壁から300mm以上離し、障害物の影響を受けないように高い位置に、アンテナ部分が垂直になるように設置してください。
タッチで簡単操作、スワイプで過去トレンド画面に切り替え
直観的操作で、患者の今の容体と24時間以内の変化をその場で確認できます。


ベッドサイドでタッチで転記、温度板まで自動作成
タッチするだけの「スマート入力」で、スタッフの安全と業務フローが改善されます。

無線通信の特長
遠隔の要、Sub-GHzとは?
VS1採用のSub-GHz帯無線通信とは、920MHz前後の無線帯域の電波を用いた通信技術です。1G(ギガ)に満たないことから、Sub-G(サブギガ)と呼称されます。2.4GHz帯の無線LANやBluetoothと比較してSub-GHzは以下のような特徴があります。
- 遠くへ飛びやすい
- 障害物を迂回しやすい
- 同周波数帯の干渉要因が少ない

病室アンテナ工事不要、
持ち運ぶだけで急な病床変更・拡大に柔軟対応
持ち運び簡単なベッドサイドモニタを病室のベッドサイドに置くだけで、ナースステーションとの通信準備完了。ステーションサーバ1台につき最大48台のベッドサイドモニタを拡大設置可能。また、ステーションサーバごと移動することで、より広範囲な移動も可能。施設のモニタリング環境を柔軟に調整可能。
設置は無線通信の届く範囲であり、無線通信の確認が必要となります。
階をまたぐ移動は、ステーションサーバごとの移動となります。
システム構成
モニタリングシステムVS1は、ベッドサイドモニタとサーバ用ソフトから構成されます。
ナースステーションなどに設置するステーションサーバにサーバ用ソフトをインストールし、ベッドサイドモニタは患者近くに設置します。
ステーションサーバは、モニタリング用と管理用の2つのディスプレイを有します。
ベッドサイドモニタは、SpO2連続測定にはSpO2測定用アダプタとプローブ、各バイタルスポット測定にはHRジョイント対応測定機器を利用します。
ベッドサイドモニタとステーションサーバ間は、Sub-GHz帯により無線通信し、ステーションサーバにサブギガアンテナを接続し使用します。
病室
ナースステーション
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モニタリング用ディスプレイ、管理用ディスプレイ、 サーバPC、無停電電源装置UPS、
外付けハードディスク、サブギガアンテナ、NFC用IDカード、カードリーダは、別売品の外部機器となります。
仕様・スペック
システム構成例と主な機能

ベッドサイドモニタ機能
- 機器設定
- モニタ対象患者のベッドサイドモニタへの登録(ステーションサーバの患者情報DBと連携)
- 機器設定、SpO2アダプタ設定、上下限アラーム設定 などの各種設定
- モニタリング
- SpO2・脈拍数を連続的に測定し、画面に表示/無線送信
- グラフ(脈波波形10秒間・SpO2・脈拍数トレンド)の表示
- SpO2・脈拍数が、設定されている閾値を超えたときに、アラーム発報(アラーム音、アラームマーク)/アラーム情報の送信
- 看護記録用スポットバイタル入力転送
- HRジョイント製品からのデータ取込みとステーションサーバへの転送
ステーションサーバ機能
- ユーザー管理・患者管理・看護記録設定
- セントラルモニタリング(画面)
ベッドサイドモニタから受信した、登録されたベッドサイドモニタのモニタ情報・アラーム情報を一括表示(16人画面/48人画面) - 看護記録
- 看護記録の入力・修正・保存
- 患者ごとのレポート(温度板、モニタ数値履歴、看護記録)の出力・印刷
モニタリングシステム VS1 の主な仕様
一般的名称 | 多項目モニタ |
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販売名 | モニタリングシステム VS1 |
認証番号 | 第302ABBZX00081000号 |
クラス分類 | 管理医療機器 クラスⅡ/特定保守管理医療機器 |
ディスプレイ | 7インチ |
波形表示項目 | 脈波 |
数値表示項目 | SpO2値、脈拍数 |
電源 | 入力:AC 100V、50/60Hz、1.5 - 0.8A 出力:DC 5V、6A |
寸法・質量 | 260mm × 290mm × 35mm(付属品含まず)1.5kg以下 |
SpO2 | 日本光電工業(株)のパルスオキシメータモジュールを接続して使用 |
対防水性 | IPX1(JIS C 0920)(落下、衝撃などを受けない場合) |
無線方式 | Sub-GHz通信(920 MHz帯特定小電力無線、ARIB STD-T108 特定小電力無線局に準拠) |
設置方式 | 本体背面VESAマウントで固定用治具と接続 |
附属ソフト | サーバー用ソフト VS1-S100 |
組み合わせて使用する医療機器
パルスオキシメータモジュール
製造販売業者 | 日本光電工業株式会社 |
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一般的名称 | パルスオキシメータモジュール |
販売名 | SpO2アダプタ JL-5シリーズ |
型式 | JL-550T2 |
認証番号 | 第220ADBZX00109000号 |
HRジョイント対応機 体温計
製造販売業者 | テルモ株式会社 |
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一般的名称 | 電子体温計 |
販売名 | テルモ電子体温計C217 |
コード番号 | ET-C217S |
認証番号 | 第302AABZX00004000号 |
HRジョイント対応機 血圧計
製造販売業者 | 株式会社エー・アンド・デイ |
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一般的名称 | 医用電子血圧計 |
販売名 | テルモ電子血圧計H56 |
コード番号 | ES-H56D |
認証番号 | 第228AHBZX00029000号 |
HRジョイント対応機 パルスオキシメータ
製造販売業者 | 日本精密測器株式会社 |
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一般的名称 | パルスオキシメータ |
販売名 | テルモパルスオキシメータA ファインパルス SP2 |
コード番号 | ZS-NS06 |
認証番号 | 第301AFBZX00067000号 |
別売品の外部機器
- モニタリング用ディスプレイ
- 管理用ディスプレイ
- サーバPC
- 無停電電源装置UPS
- 外付けハードディスク
- サブギガアンテナ
- NFC用IDカード
- カードリーダ
別売品は必須構成となります。
※こちらに記載の内容、仕様および外観は性能向上のためお断りなく変更する場合があります。
※ご使用の際は添付文書及び、取扱説明書を必ずお読みください。
※ 本製品の構成には「ベッドサイドモニタ VS1-H100(認証番号302ABBZX00081000)を含みます。
※ 本製品の構成には組み合わせ可能な、その他の医療機器を含む場合があります。
※「 生体情報モニタリングシステム VS1」は「モニタリングシステム VS1(製造販売認証番号 第302ABBZX00081000号)」の呼称です。
※こちらに記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※KONICA MINOLTAロゴ、シンボルマークは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標です。