パルスオキシメータPULSOX-Neo

パルスオキシメータPULSOX-Neo

認証番号:230AGBZX00112000

PULSOX-Neo製品画像

コニカミノルタ PULSOX-Neoは、従来のPULSOXシリーズを上回る機能・性能を備え、病院・病棟から訪問看護・介護、さらにはご自宅の使用まで幅広くお使い頂けます。

PULSOX-Neo

末梢血流を確認できる機能 新機能PI値(Perfusion Index)搭載

  • 末梢血流が悪く、上手く測れない時により適切な指を確認できます
  • 日々の体調管理で、SpO2・脈泊数に加え、末梢血流状態(冷え性)の管理が可能です
末梢血流を確認できる機能 新機能PI値(Perfusion Index)搭載

清掃時の消毒薬品耐性向上 医療機関で使用される消毒用薬剤の耐久性試験を行っています

使用可能な消毒液例(製品名)

消毒用エタノール、クレゾール石鹸、病院用ハイター、クリンキーパー、オスバン液 10%、ヒビデン液 5%、テゴー51 10%、環境清掃、ウェットクロス、クリアパワー、ショードック、スーパー、ワンショットプラス、ハイプロックス ワイプ、0.5w/V%、ハイジール水、70%イソプロピルアルコール

製品ごとに上限濃度が設定されています。

清掃時の消毒薬品耐性向上 医療機関で使用される消毒用薬剤の耐久性試験を行っています

耐久性のさらなる向上 10万回におよぶロボット開閉試験をクリアしました

  • 前機種であるフィンガータイプ最上位機 PULSOX-1の試験回数65,000回の約1.5倍
  • 5年間使用すると仮定した場合、一日あたり55回分の測定に相当します
ロボットによる開閉試験
ロボットによる開閉試験

PULSOX-Neoが進化したのには、確かな理由があります。
ここでは一つ一つの機能についてご説明します。

より速く! 快適スマートビュー

明るく大きなLCD表示で見やすさ向上

測定値の読みやすさは、文字と背景のコントラストが大きく影響します。PULSOX-Neoは、大型の高輝度白色LCDディスプレイを採用し、当社従来製品の約2倍にあたる輝度コントラスト比3.4で、くっきり鮮明な表示を実現しました。

表示ディスプレイ

使う人に合わせて、表示の上下を瞬時に切り替え

内臓の加速度センサーが、機器の向きを素早く判別し、表示の上下を切り替えます。瞬時に切り替わるので、デジタル数値特有の誤読を防ぎ、反応の遅さによる使いにくさを大きく軽減しました。

事故想定時・対面測定時

クイック・スタート&レスポンスで、測定時間を短縮

測定値が表示されてから、値が安定するまでの時間は、機器の性能の差によって大きな開きがあります。PULSOX-Neoは表示開始から約10秒ほど(※)で安定した表示を行います。

脈拍数60拍/分程度の場合。測定時の条件により変動があります。

より強く! 耐衝撃性・耐久性・耐薬液性の向上

ポリカーボネートを採用し、構造設計を強化

本体ボディには、耐衝撃性に優れたポリカーボネートを引き続き採用。また、機器の構造設計を改良し、耐久性においても10万回を超える開閉試験をクリアしました(※)。

当社従来製品比 約1.5倍

耐久性においても10万回を超える開閉試験をクリア

12種類の薬剤で耐久試験を実施

PULSOX-Neoは、表示ディスプレイ部へのUVコーティングや、LED及び受光センサー部の一体成形により、対薬液性能を向上(※)。医療機関などで使用されている代表的な12種類の薬剤で耐久試験を行っています。また、指挿入部には抗菌剤を配合するなど、機器のお手入れのしやすさに配慮しています。

ポリカーボネートは耐衝撃性に優れた材質ですが、一般的に薬品耐性に弱く、薬剤を用いた清掃作業による劣化・ひび割れなどの心配がありました。

12種類の薬剤で耐久試験を実施

より確かに! ピタッとはまる、ピタッと決まる。

快適なフィッティング(装着感)だからこそ、高い測定性能を発揮する

パルスオキシメータは1秒間に数十回の内部測定を行っています。指先のフィッティングが不安定だと、震えなどによる位置ずれノイズが発生し、不正確な値になったり、測定値が安定するまで時間がかかります。PULSOX-Neoは日本国内において開発・設計・組立てされています。日本人の指のサイズに合わせた設計で快適なフィッティングを保ち、位置ずれノイズの発生を抑えるので、素早く測定値が安定し、より正確な測定を行えます。

快適なフィッティング(装着感)
前後左右のずれを防止

新アルゴリズムで、迅速・忠実にSpO2の変化を追従

従来のPULSOXシリーズで採用されていた12秒移動平均から、8拍分の脈拍時間で移動平均を行うアルゴリズムに刷新。生体の酸素飽和度の変化に対し、より素早く的確に追従するようになりました(※)。

当社 従来製品比較

従来のPULSOXシリーズで採用されていた12秒移動平均から、8拍分の脈拍時間で移動平均を行うアルゴリズムに刷新。

最終測定値 呼び出し機能を搭載

前回の測定を終了したときに表示していた値を、ボタン一つで呼び出す機能を搭載しています。

前回の測定を終了したときに表示していた値を、ボタン一つで呼び出す機能を搭載しています。

安心の3年保証(自然故障時※)

従来製品(PULSOX-1)の安心の3年保証を継続します。

保証規定に定める条件において万一故障した場合に限ります。

UCSF低酸素研究所における精度評価を実施

コニカミノルタのPULSOXシリーズは、血液ガス分析の発明者である、John W. Severinghaus (M.D)が設立した、UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)の低酸素症研究所において、製品の精度評価を実施しています。

省エネ設計で、単4アルカリ乾電池1本でも長持ち

測定開始時は、自動電源ONのクイックスタート。測定終了時は、指を抜いてから約8秒で自動電源OFF。さらに「快適スマートビュー」による測定時間短縮で、測定1回あたり(※)の電源消費を抑えます。

約15秒で指を抜いて測定を終了した場合(その後自動電源OFF)の条件において。また、「最終測定値 呼び出し機能」が付いていますので、測定終了後でも安心して数値を確認できます。

仕様

分類 特定保守管理医療機器 クラスⅡ
医療機器認証番号 230AGBZX00112000
販売名 コニカミノルタ PULSOX-Neo
測定方法 2波長吸光度測定法
測定対象患者 小児~成人
測定可能指周囲長 35~66mm(爪付け根部指周囲)
測定値表示 8拍分のSpO2値を基に平均値を表示(1泊毎の自動更新)
測定範囲 血中酸素飽和度(SpO2 0~100%
脈拍数 30~240拍/分
精度 血中酸素飽和度(SpO2 ±2%(70%≦SpO2≦100%)
脈拍数 ±3%、又は±1ディジットの大きい方(30~240拍/分)
使用電源 単4形アルカリ乾電池1本
定格電圧 DC1.5V
定格消費電力 0.09W
使用温湿度 +10~+40℃、相対湿度30~85%(結露なきこと)
輸送・保管温湿度 -20~+60℃、相対湿度10~95%(結露なきこと)
本体寸法 約 縦60×横35×厚み32mm
本体質量 約 37g
耐用期間 5年(製造業者の自己認証による)
電撃保護 内部電源機器
診療行為名称 経皮的動脈血酸素飽和度測定
水または粒子物質の有害な侵入に対する保護 IP22(指の侵入に対する保護。垂直より左右15°以内から落下する水滴に対する保護)
空気・可燃性麻酔ガス、又は酸素又は亜酸化窒素・可燃性麻酔ガスのある中での使用の安全の程度による分類 空気・可燃性麻酔ガス、又は酸素又は亜酸化窒素・可燃性麻酔ガス中での使用に適しない機器
作動(運転)モードによる分類 連続作動(運転)機器

ここに記載の仕様および外観は、都合により予告なく変更することがあります。