こんにちは！プロジェクトマネージャーのKobayashiです。
数あるオフィス家具の中でも直接体に触れることが多いのがオフィスチェアですが、みなさんは選定する際にどのようなことを基準にしていますか？
かっこいい、かわいい、シンプルなデザイン・座り心地・生地・オプションの有無・値段など様々な要素があります。また、執務用・会議用・休憩用などの用途による選び方もあるでしょう。それぞれ選ぶポイントは様々ですが、今回は執務用のチェアについて紹介したいと思います。

1日の1/3の時間をチェアで過ごしている！？

皆さんも長時間のデスクワークで疲労感を感じた経験があるのではないでしょうか？改善策の1つとしてオフィスチェアの変更があります。事務職の方ですと始業から終業まで座って執務される方も多いと思います。1日中と考えた場合には、1日の約3分の1の時間に値する約8時間も椅子を使用していることになります。それだけ長時間使用するため、快適な職場環境には、チェアの選定が非常に重要なポイントとなります。

おススメのチェアと正しい座り方

「疲労感を軽減する」という観点でおすすめするチェアは人間工学に基づいたエルゴノミクスチェアです。人間工学とは、人間の行動や心理を研究して働きやすい職場や生活しやすい環境を実現し、使いやすさや安全と作業効率の向上を目指す科学技術のことで、これに基づいたエゴノミクスチェアはより体の負担を軽減して座ることができます。
人間は立っている時の姿勢が最もリラックスしていて楽な姿勢と言われています。人間の背骨はS字になっているため、座った際にもS字を保つのが望ましいのですが、骨盤の傾斜によりS字が崩れてしまいます。

エルゴノミクスチェアは、腰を支え優しく包み込むような背面、湾曲を作り上げるランバーサポート・座圧分布を考えた座面など様々な設計により、背骨のS字を座った際にもキープできるようにサポートしてくれます。

エルゴノミクスチェアは少し高額なものが多いですが、座り仕事の方が多い職場においては検討するのも職場環境改善の一つの手です。

ただし、人間工学に特化したチェアを購入したとしても、正しい座り方をしないと効果は変わってきてしまいます。一番大事なのは座り方なのです。

長時間悪い姿勢で座っていると疲労感が高くなり、腰痛の原因にもなります。（私自身も学生時代姿勢が悪かったので腰痛持ちです。）推奨の座り方がありますので参考にしてみてください。

・座面の奥まで深く腰掛ける。
・骨盤上部をしっかり背もたれにつける。
・踵は床につける。
・太腿の上部を水平にして、ひざ下は床と直角に。（日本オフィス家具協会JOIFAより抜粋）

長時間座る椅子だからこそ、座りごこちを大切に。

安いもので5000円～300000円近くと幅広く種類があります。画像だけで判断される場合もあるかと思いますが、安いチェアも高いチェアも座り心地の判断は画像ではできません。デザインも大事ですがチェアは見せるものではなく、座るものです。（とは言ったものの、最近ではデザイン性のあるエルゴノミクスチェアも各メーカー取り扱いしております。）ショールームがあるメーカーもありますので、実際に行ってみて、座った感覚で判断されるのもおすすめです。

私たちコニカミノルタは様々なメーカーを取り扱っており、紹介、案内もできますので選定に困っていましたらご相談ください。それぞれのシーンに合わせて、正しい座り方で効率のよい働き方ができるチェアをご提案させていただきます。

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