みえるをかたちに

みえるをかたちに 超音波画像診断装置「SONIMAGE HS1」

整形外科、総合診療科、リウマチ科のドクターから、高い評価をいただいている超音波診断装置「SONIMAGE HS1」。
なかでも、その描写力の高さには「衝撃をうけた」との感想をくださるドクターもいらっしゃいます。

「SONIMAGE HS1」が高画質な理由は、なぜなのか...それを紐解くと、コニカミノルタの「みえる」への強い想いがありました。

クラス最高級レベルの分解能を
超広帯域プローブへの挑戦

超音波診断装置は、低侵襲なモダリティで受診者の負担が少なく、リアルタイムに画像を確認できる長所があります。
その一方で、「分解能とペネトレーションのトレードオフ」という課題も持っています。

分解能とは、対象を見分ける能力、ペネトレーションとは、深いところが見える能力です。

高い周波数は、浅いところにのみ届くので、詳細な状態がわかり、低い周波数は、深いところまで届くけれども、詳細な状態はわかりにくい...これが、「分解能とペネトレーションのトレードオフ」です。

これまでにない広帯域と、さらに高感度を両立することができれば、これまでみえなかったものがみえる―――

コニカミノルタの挑戦は、「音響センサーの内部で超音波が通過する層の材料をすべて見直す」ことから始まりました。

そして、フィルムメーカーとして培った材料コア技術と高度な加工技術を、音響センサーの開発に応用することで、クラス最高レベルの分解能を持つプローブを実現したのです。

この超広帯域プローブの開発によって、直径数百μm程度の筋束や神経束の繊維構造まで鮮明に描出する高画質な画像を提供することが可能になりました。

みえないものをみるために
高調波イメージング技術への挑戦

超広帯域プローブを最大限に活用するために、送受信技術の開発も必要でした。

そこで、コニカミノルタは、複数の周波数成分を合成送信するTriad-THI技術を実用化しました。

これは、プローブ帯域内に含む全ての差音・和音成分を使ったイメージング技術であり、従来のTHIよりも、分解能とペネトレーションを高度に両立することを可能にしました。

THI: Tissue Harmonic Imaging
Triad Tissue Harmonic Imaging(送信)
Triad Tissue Harmonic Imaging(受信)

すべては、使う人のために

高周波帯超広帯域プローブとこの帯域を最大限利用するためのTriad Tissue Harmonic Imaging技術。
それにより、表層・浅部を含めた関心領域全域の高画質化を実現したSONIMAGE HS1。

様々なシーンで、より多くの先生方の診断精度向上等に貢献できるよう、さらなる高画質化のための研究、各診療科に特化したアプリケーションの開発を行っています。

進化でみせる「超音波診断装置」のコーナーでは、こちらでご紹介した「SONIMAGE HS1」をはじめ、ハイエンド機「Aixplorer」、ポケットエコー「SONIMAGE P3」を展示いたします。是非この機会に、コニカミノルタ製品をご確認ください。また、資料をご希望の場合は、下記のカタログ請求ボタンよりお申し込みください。

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