TeamSiteの優位性

コニカミノルタでは、大規模サイト用のCMSとしては主にTeamSiteをお奨めしています。
TeamSiteは拡張性・柔軟性・堅牢性といった、大規模サイトに求められる最も重要な要素を備えているからです。これらの要素は企業にとって"プライスレス"ともいえる価値があります。

TeamSiteの柔軟性

どんなファイル形式でも管理可能

• TeamSiteは独自のリポジトリ構造でデータを管理。一般的なCMSは管理下に置くファイル形式が限られてしまうのに対し、どんな形式のファイルでも管理下に置くことができます。
• 非テンプレートのhtmlコンテンツだけでなく、PHPなどで作成された動的プログラムも管理できます。
• CMSからWebサーバへコンテンツを配信する場合、一般的なCMSでは片方向通信であるために配信失敗を感知できません。また、限られた形式のファイルしか配信することができず、それら以外のファイルは人が個別に配信することになります。TeamSiteは、強力な配信機能で一度に大量かつあらゆる形式のファイルの配信が可能。しかも、双方向通信のため、配信失敗もしっかり検知します。

容易な移行で、素早い稼働開始を実現

• どんな形式のファイルでも管理下におくことができるため、現サイトのまるごと移動も簡単。
• データを丸ごと移した新サイトを稼働しておき、必要に応じてテンプレート対応していく・・・TeamSiteはそんなスムーズな移行を可能にします。

TeamSiteの堅牢性

強力な配信機能

• TeamSiteは、配信専用のモジュールによる双方向通信型の配信を行います。多くのCMSで用いられるFTP配信は片方向通信であり、受信が正常に行われたかどうかまでを確認しません。
• TeamSiteの配信モジュールは受信完了までをモニタリングしており、万一配信途中でエラーが起こった場合、それまでに行った同一セッションでの配信内容を無効にすることができます。
• TeamSiteの配信機能はマルチサイトへの配信時に特に有効です。例えば、サイトA、Bへ同一コンテンツを配信するとします。なんらかの理由でサイトBへの配信のみがエラーとなったとき、TeamSiteはサイトAへの配信も即座に無効にすることができます。このことで、サイト間での情報不整合を未然に防ぐことができるのです。

強力なエディション（版管理）機能

何らかの理由でサイトに不具合が発生し、素早くサイトを正常復旧させなければならないとき、TeamSiteなら迅速な対応が可能です。

その理由は・・・

• TeamSiteは複数ドメインを管理することが可能（版管理機能）。ドメインごとに版を取ること（その時点の状態でサイトを保存すること）ができるため、いざというときにはサイト全体を一気に任意の時期の状態に戻すことができます。もちろんページ単位の対応も可能です。
• 非テンプレートのhtmlページやPHPなどの動的プログラムまで含めて版管理しているからこそ、文字通り"サイト全体を一気に過去の状態へ"戻すことができます。
• 一般的なCMSでは、ページ単位や個別で復元作業を行う必要があります。その時間とコストをかけることなく迅速に復元。この差がまさに"プライスレス"なのです。

TeamSiteの拡張性

• Webサイトのガバナンス（統制）は今後ますます重要視されていきます。高次元のガバナンスを実現するためには、グループ内に存在する複数のWebサイトを同一のCMSで管理することが望ましいと言われています。TeamSiteは、複数ブランチ（ドメインにあたります）での運用が容易に出来るので、高次元ガバナンスを実現するために非常に有効なCMSです。
• マーケティング分析ツールやマルチデバイス対応関連のオプションが豊富です。Webサイトをマーケティングツール化したいならTeamSiteをご選択ください。

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TeamSiteはオブジェクトリポジトリの採用により、コンテンツのその構造は、OSのファイルシステムと同様に取り扱うこともでき、容易な導入・操作が可能です (米国特許項目) 。