胸部経時差分処理(Temporal Subtraction)

胸部経時差分処理 「頭の中でイメージしている画像間の差を可視化」 小さな領域から大きな領域まで、様々な病変の変化を追いやすく、見落としを防止

胸部経時差分処理は、種々の病態が存在する胸部単純X線画像における病変の「変化をみる」という基本的な読影をサポートするツールです。コニカミノルタの胸部経時差分処理は、約20年におよぶ研究開発を積み重ねて設計した処理アルゴリズムです。先生方の診断に役立ち、患者様にも変化がわかりやすい診療支援ツールです。

3つのポイント

ポイント1

読影時間の短縮

現在画像と過去画像の差分画像を簡便に生成するため、従来の読影のように一か所ごとに病変を見比べる必要がなく、読影時間が短縮できます。

ポイント2

診断精度の向上

小さな領域の変化や見落としやすい箇所の病変も描出するため、診断精度の向上が期待できます。

ポイント3

確信度の向上

先生方が頭の中でイメージしていた経時変化を視覚的に表現することで、診断に確信を得やすくなり、患者様の理解度も高まります。

比較読影の必要性と問題点

胸部単純X線画像は、他の部位の撮影画像よりも情報量が多く、読影が難しくなっています。そのため、胸部画像診断の精度管理基準では、病変の進行、治癒等の判別のために比較読影を推奨しています。
しかし、画像を細かな部分まで見比べるには時間がかかり、また、小さな変化は見逃してしまう可能性があります。
そこで、現在と過去の差分画像を生成する胸部経時差分処理を開発いたしました。胸部経時差分処理の導入により、診断の精度向上や時間短縮が期待できます。


間違い探しは時間がかかるし、見つからない場合も...

胸部経時差分処理の処理アルゴリズム

胸部経時差分処理の効果

肺がん症例

  • 現在画像

  • 過去画像

  • 経時差分画像

変化の視認性
経時変化の差がドーナツ形状として現れることで、一見「変化なし」としがちな病変の大きさ変化が認識可能です。
注意:赤線は実際には表示されません。

肺門部の変化

  • 現在画像

  • 過去画像

  • 経時差分画像

見落とし防止効果
肺門部裏は見落としやすく重要な読影ポイントですが、経時差分画像により一目で変化が確認出来ます。
注意:赤線は実際には表示されません。

肺尖部の炎症

  • 現在画像

  • 過去画像

  • 経時差分画像

変化の視認性
左肺尖部に濃度の上昇がありますが、通常画像では淡い変化の為、直ぐに気づきません。読影が難しい肺尖部の鎖骨裏などでも経時差分画像で即座に変化を確認できます。
注意:赤線は実際には表示されません。

甲状腺部の炎症

  • 現在画像

  • 過去画像

  • 経時差分画像

見落とし防止効果
定期健康診断で検出された症例です。経時差分画像により、肺野外の病変異常に対しても変化を把握し易くなります。
注意:赤線は実際には表示されません。

正常症例

  • 現在画像

  • 過去画像

  • 経時差分画像

撮影時間の短縮効果
正常患者を正常と言い切るのは診療上勇気がいるため、異常画像より読影時間がかかるという報告があります。経時差分の導入により、確信度が上昇し、読影時間を短縮できます。

胸部経時差分処理の有効性 -利用しているお客様の声-

多くの先生方が実施している比較読影に「胸部経時差分処理」という診療支援ツールをプラスすることで以下のような効果があると評価をいただいています。

○見逃しやすい淡く小さな病変が見つかった。○病巣の発見以外にも、肺炎の状態を経過観察する際などにも活用が出来る○異常所見の無い画像に対しては、何もないことが直ぐに分かり、安心感が得られる

若葉台診療所様の胸部経時差分処理 導入事例はコチラ

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