コニカミノルタ

コニカミノルタについて

ヒューマンキャピタル

人財育成

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コニカミノルタのアプローチ

背景と課題認識

現在、世界中の企業が膨大な収集データとAI・ICT技術とを組み合わせながら新しいサービスの創出を競い合っています。コニカミノルタも「課題提起型デジタルカンパニー」への進化を目指しており、そのための鍵となるのが「人財のトランスフォーム」です。
お客様や社会のニーズを的確に把握したうえで、コニカミノルタならではの革新的な価値を創造・提供することができる人財を継続的・計画的に育成していくことが不可欠だと認識しています。

目指す姿

革新的な価値を創造していくためには、一人ひとりが輝き、多様な考え方を持つ人財が自由闊達に議論を尽くしていくことが大切です。目指す人財像として、「変革の先頭に立ち、オーナーシップを貫いて、最後までやり遂げる人財」、「創造力を発揮して、他を巻き込み、顧客価値を生み出す人財」」――すなわち「グローバルで勝ち抜くビジネスアスリート」を掲げ、プロフェッショナルとしての個の進化、ひいては企業としての進化を遂げていきます。

重点施策とKPI

  • 若手の早期抜擢や女性役員候補のパイプライン強化による、リーダーシップ人財の計画的な育成
  • 顧客ニーズにデジタルで応えるリーダー(DXリーダー)をグローバルに育成し、2022年度までにグローバルなDXポジションへのアサイン完了
   実績 目標
2020年度 2020年度 2021年度 2022年度
幹部候補人財の戦略的配置(%)
(戦略的リーダーシップポジションに対する人財配置割合)
70 70 100 100
DXリーダー育成数(人) - - 27 -

人財育成制度

ビジネス成長をリードできる人財育成を推進しています。

コニカミノルタでは、激しい競争に勝ち抜くため、イノベーションの創出による持続的ビジネス成長をリードする人財の育成を進めています。

次世代リーダーの計画的育成(サクセッションプラン実行)

DX推進による会社の持続的成長を支えるため、リーダーシップ人財を計画的に育成することが必要です。
特に、若手の早期抜擢や女性役員候補パイプラインの強化、候補者への具体的育成プラン策定は急務となっています。
この施策として、代表執行役社長と事業トップが各事業のタレントをレビューする場を定期的に設けています。
レビューを通じて、各事業の現状および3~5年後に想定される組織課題と求められるリーダーシップポジションの人財要件を明確化したうえで、後任候補を短期・中期でリストアップし、人財育成プランの検討を実施しています。
特に、次世代を担う若手の早期抜擢の観点、多様な力を活かすうえでの女性抜擢の観点を含めて、トップ間で真剣な議論を行っています。

グローバルDXリーダー育成

DXを強力に推し進めるため、現場に近いところで、専門組織をオーケストレートし、顧客ニーズにデジタルで応えるリーダー育成をグローバルに展開することが必要と認識しています。
これにあたり、DXリーダー要件を定め、グローバルで候補人財を可視化、絞り込んだうえで、社外教育機関と連携した教育プログラムを実施しています。 まずは、デジタルワークプレイスの領域を先行させ、戦略的なグローバルアサインメントにより、DXビジネスの拡大を成し遂げていきます。

人財育成体系

コニカミノルタ(株)では、OJD を基本として、その効果をより高めるため、役割、立場の変化にあわせた「階層別研修」と、各種の「知識、スキル向上研修」を実施するとともに、それらを補完するさまざまな教育プログラムを整備しています。さらに、コニカミノルタの将来を担うビジネスプロデューサーを育成する選抜育成プログラムにも注力しています。
2020年度に実施した研修(階層別研修、コニカミノルタカレッジ含む)の受講者数は、のべ約8,600名で、のべ研修時間は約64,000時間でした。また、従業員一人当たりの年間平均研修時間は約13時間(約1.5日)でした。

OJD:On the Job Development(業務を通じた能力開発)の略。OJT(On the Job Training)の発展形であり、上司の指導のもと、課題を共有しながら能力開発を行うこと。

「人財育成体系」の図

ビジネスプロデューサー育成プログラム(CGF)

コニカミノルタ(株)では、事業の力強い成長を実現するビジネスプロデューサーの育成を目的としたプログラム(CGF)を実施しています。新しい価値の創造を通じて社会課題を解決したいという志を持つ若手人財を選抜して実施しており、10期となる2020年度は15名が参加しました。プログラムに参加する若手人財は、育成カリキュラムのなかで、ともに研鑽しあいながら新規事業の創出に取り組みます。このプログラムは既成のものではなく、社内のさまざまな領域から選出された人財育成に熱い思いを持つ運営委員がすべてのカリキュラムを練り上げています。このことから、CGFは職場や専門性、世代を超えた交流と研鑽の場としても大きな役割を果たしています。

ICT人財育成・認定制度

コニカミノルタ(株)では、ITやデジタル技術を駆使して、お客様起点で付加価値提供を実現できるICT人財の育成を目的とした社内教育プログラムを実施しています。「ICT人財スキル認定制度」として、社内でデータサイエンティスト※1などの人財タイプを定義したうえで、入門からエキスパートまでのスキルレベルの認定・登録を行う仕組みを整えるとともに、レベルに応じた教育カリキュラムを整備しています。2020年度は人財タイプのうち、データサイエンティストとして154名、KMプロダクトオーナー※2として47名、ITアーキテクト12名※3、KMシステムアーキテクト67名※4がスキル認定登録されました。

※1
データサイエンティスト:各種データから意思決定やワークフローの課題を抽出し、解決策を構築する人財
※2
KM(コニカミノルタ)プロダクトオーナー:ビジネスとソフトウェア技術の両方に精通し、ソフトウェア開発への投資対効果を最大化する人財
※3
ITアーキテクト:ITサービスを顧客へ提供するためのプロセスやアーキテクチャの実現を担う人財
※4
KM(コニカミノルタ)システムアーキテクト:主にクラウドのインフラとシステム構成、アプリケーションアーキテクチャを設計する。

コニカミノルタカレッジ

イントラネットを通じて随時募集している、すべての従業員が受講可能なプログラムです。「ビジネススキル系」「専門スキル系」「eラーニング」「通信教育」など150を超えるコースメニューをそろえ、先端技術の習得やコニカミノルタの固有技術の伝承、そしてビジネス実現に必要なスキルアップに役立てています。


コニカミノルタカレッジ

若手海外派遣プログラム

コニカミノルタ(株)では、若手従業員を海外の販売会社や世界トップクラスのビジネススクールなどに派遣する「若手海外派遣プログラム」を実施しています。このプログラムは、多様な価値観のなかでの交流やリーダーシップの実践を通じて、グローバルに活躍するために必要な視座の向上・視野の拡大を図り、早期にリーダーを育成することを目的としています。
これまでに122名の若手社員がこのプログラムに参加し、プログラム終了後、その経験を活かしてビジネスに貢献しています。これまでは、日本で働く社員だけを対象としていましたが、今後は日本から海外だけでなく、海外から日本、海外から海外とスコープを広げていき、グローバルレベルでの若手幹部候補育成を進めていきます。


若手海外派遣者の展示会参加の様子

人財育成を促進する人事制度

評価・処遇制度

コニカミノルタ(株)では、今後も新しい価値をお客様に提供し続けていく組織を実現するため、グローバル競争に打ち勝つ人財の育成を進めています。これを加速するため、2016年に一般従業員の評価・処遇制度を改定し、失敗を恐れず高い目標にチャレンジし、「コニカミノルタフィロソフィー」に沿った人財を高く評価する仕組みを構築しました。
また、従業員の処遇については、年功要素を除外し、能力および成果を公平に評価して、昇格や昇給に反映しています。
さらに、マネジメントのレベルアップのため、管理職層には360度評価を導入し、半年ごとに同僚・部下の声が本人に届くようにしています。

人財公募制度・FA制度

コニカミノルタ(株)は、会社主導の人財配置を補完する仕組みとして、従業員自らの意志で異動にチャレンジする「人財公募制度」と「FA(フリーエージェント)制度」を導入しています。これらは、自己のキャリア開発に積極的にチャレンジする人財の創出と、チャレンジ精神を尊重する風土の醸成を狙いとしています。
「人財公募制度」は、人財を求める部門の募集に従業員が自らの意志で応募するものです。
また、「FA制度」は、従業員自身がチャレンジしたい職種や職場をイントラネットに登録、人財を求める部門がその情報を見て面接を申し込み、双方の希望が合えば異動が成立する仕組みです。
これらの制度の継続により、グループ横断的な人財の流動化を図るとともに、自律的なキャリア開発を支援していきます。

社外からの評価

「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」 で東京都知事賞を受賞

コニカミノルタ(株)の特例子会社であるコニカミノルタウイズユー(株)が、東京都の「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」(東京都知事賞)を受賞しました。

「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」は、障がい者が職場でいきいきと活躍することができる環境を整備するため、障がい者雇用の特色ある優れた取り組みを行う都内企業を選定し、東京都障害者雇用優良取組企業として優れた企業に授与されます。

<評価されたポイント>
入社後の3年間は、さまざまな業務をジョブローテーションで経験させ、適性を見極めるなど、長期的な視点での人財育成を実施していること。 会社が求める人物像・スキルを明らかにし、独自の賃金規定に落とし込み、個々の能力に応じた昇給を実施していることが評価されました。

グローバル人事組織の設置

コニカミノルタ(株)では、今後も新しい価値をグローバルにお客様に提供し続ける組織を実現するために、世界各国の人財の育成と適材適所を推進するグローバル人事組織を設置しています。グローバル人事組織では、経営層や関連部門との連携を図り「世界各国の人財の可視化」「個別育成計画の策定」「個別育成計画に基づく業務の付与・グローバルローテーション・社内外の研修機会の提供」「やる気を高める報酬制度の導入」を通じて、個の力を高め、組織全体の力を高める支援を継続的に行っています。

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