第45回機械工業デザイン賞 「日本デザイン振興会賞」受賞 超音波画像診断装置 SONIMAGE HS1

Good Design受賞 超音波診断装置 SONIMAGE HS1 2015年 年日刊工業新聞(社) 機械工業デザイン賞 認証番号:226ABBZX00051000

審査会の総合評価

超音波診断の領域においては、外来や病室、救急や災害現場において、医師が直接診断・処置を下す [Point of Care] ニーズが増大しつつある。本製品は、期待される顧客価値を実現する目的で、使い勝手の良いコンパクトサイズにこだわりながら、ハイエンド機と遜色のない高画質を実現しており、(1)針先の角度に依存しない穿刺針の強調表示(Bモード)や、(2)内中膜複合体 IMT(Intima-Media Thickness)の自動計測機能をはじめとして、大きな競争力を発揮している。医師と患者双方に関与し、製品を特化づけるプローブに対して、収納性や形態、素材、表面処理等から導かれる接触感にこだわることにより、その完成度は格段に向上する。

第45回機械工業デザイン賞 「日本デザイン振興会賞」受賞の製品

超音波画像診断装置 SONIMAGE HS1

「みえる」「かんたん」「つながる」をかたちに。「こんなものがあったらいいな」という思いを大切にした超音波診断装置。

「みえる」 独自のプローブ技術と独自の画像処理技術の融合が、鮮明な画質の提供を可能にしました。
「かんたん」 主要な機能は8つのハードボタンとトラックボールに集約。タッチパネルとの組み合わせによって、初心者から熟練者まで、快適な操作を提供します。
「つながる」 検査室から病棟や院外へ。場所にとらわれず、様々なシーンで使用できるようデザインしました。

機械工業デザイン賞とは

日本の工業製品デザインの振興・発展を目的に、経済産業省の後援を得て、日刊工業新聞社が1970年に創設しました。
デザインのみならず、優れた機能美を備えた工業製品を、外部の有識者による審査委員会が選定して表彰します。
今年で45回目を迎え、この間に受賞した多くの製品は、それぞれの時代のデザインの方向性を示唆する先端的製品として高く評価されています。

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