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医療用X線診断装置REGIUSにおける異常黒点発生について

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お客様各位

医療用X線診断装置REGIUSにおける異常黒点発生について

平素より弊社製品をご愛用いただきありがとうございます。

この度、弊社REGIUSをご使用いただいている複数の医療機関様より、「画像中に異常黒点が発生する」とのご連絡をいただいております。発生現象、原因と対処方法について下記の通りお知らせいたします。

1. 発生現象

REGIUSに取り込んだX線診断画像に、ランダムに異常黒点が発生することがあります。

2. 調査結果

現時点では、十分な原因解明には至っておりませんが、微小な放射性物質が輝尽性蛍光板(もしくはそれを入れるカセッテ)に付着し、REGIUSがこれを検出したために黒点が発生していると考えられ、発生画像の解析結果及び、発生時期、地域から福島原発の影響と推定しております。
黒点の原因となる物質の放射線強度は非常に微弱であり、通常の胸部撮影における放射線に対して、弊社調査では1万分の1から10万分の1以下程度の強度と推定されます。

3. 発生理由

輝尽性蛍光板は、極めて感度が高く微弱な放射線を検出できる能力があり、放射線エネルギーを蓄積記録する機能を有しております。
従って、微小な放射性物質であっても、輝尽性蛍光板やカセッテに放射性物質が長時間付着していると放射線エネルギーが蓄積されてしまい、画像上に黒点として記録されるものです。

4. 発生時の対処方法

異常黒点が発生した場合には、ご使用いただいている輝尽性蛍光板及びカセッテの表面をクリーニングしてご使用いただきますようお願い申し上げます。
また、撮影前にプレート消去を実施していただくことを併せてお願い申し上げます。

  • ※ クリーニングやプレート消去方法は取り扱い説明書をご参照ください。

本件に関するお問い合わせ先

コニカミノルタ株式会社 品質保証センター 品質保証部
TEL 042-589-8421

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