メディカルネットワーク

ヘルスケア

新年のご挨拶

Konica Minolta Medical Network No.266 No.1 2005

中村 正

中村 正
コニカミノルタエムジー株式会社
代表取締役社長

新年明けましておめでとうございます。
先生方におかれましては、ご健勝にて良き新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。また、旧年中は弊社商品に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

申し遅れましたが、私は昨年6月、前任者の河浦照男のあとを引き継ぎ、コニカミノルタエムジー株式会社の取締役社長に就任いたしました。昭和46年(1971年)、前のコニカ(旧小西六写真工業)に入社以来、約33年間にわたって開発部門に籍を置いておりました。その間、医用に関連した開発ではREGIUSやDRYPROなどに関わっておりましたが、ここで社長に就任し、さらなる重責を果たすべく努力して参る所存ですので、皆様方のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

さて、昨今、乳ガンへの関心が日増しに高まってきておりますのは皆様ご高承の通りでございます。弊社に於きましてもピンクリボン活動に積極的に参加しております。昨年4月、私どもは「2004国際医用画像総合展」で、革新的な「位相コントラスト技術」を世界で初めて実用化し応用したデジタルマンモグラフィ装置「マーメイド」を発表し、大きな反響をいただきました。デジタルでありながらアナログに遜色無い画像をご提供できる、画期的な撮影装置でございます。この「マーメイド」が乳ガンの早期発見のために多少なりともお役に立つ事ができるならば、私どもにとって大きな喜びでございます。

コニカミノルタエムジーは、「入出力機器を中心とする画像情報ネットワークシステム及び高画質メディアによる高画質診断画像を先生方にご提供することで、高診断性並びに生産性向上にお役立ちすると共に、医療の質の向上に貢献する」としたミッションの基、先進的な高画質診断画像をご提供できる商品・サービスを追求し実現していくことで、先生方にご満足いただけるよう邁進していく所存です。

先生皆様方の今後の益々のご健勝を祈念いたしますと共に、引き続き変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

西条 隆夫

西条 隆夫
コニカミノルタエムジー株式会社
常務取締役
メディカルイメージング営業本部長

あけましておめでとうございます。
2005年の新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は弊社製品に格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年弊社の国内販売を担っております「コニカメディカル株式会社」と「共立メディカル株式会社」を4月に統合し、国内販売会社を一本化して「コニカミノルタメディカル株式会社」として新たな体制でスタート致しました。販売会社の統合によるシナジー効果を最大限に発揮し、先生方の様々なご要望に「スピード」と「良質なサービスのご提供」をもってお答えしていきます。

製品開発では位相コントラスト技術を世界で初めて医療用に応用した乳房撮影用デジタルX線撮影システムの「PCM(Phase Contrast Mammography)システム」を発表いたしました。このシステムは位相コントラスト撮影装置の「Mermaid」、43.75µmの読み取りを可能にした画像読取装置の「REGIUS Vstage MODEL 190」、世界最小25µm書き込み、最高濃度4.0出力を達成した「DRYPRO MODEL 793」から構成され、マンモグラフィに求められる最高画質を実現し乳癌の早期発見に貢献して参ります。さらに製品開発だけでなく昨年はピンクリボンフェスティバルのシンポジウムに協賛し、乳癌検診の普及にむけてのピンクリボン運動に積極的に参加しております。

また、医療現場では電子カルテの普及が進む中、PACSを中心とする放射線画像情報システムへの要求は益々高まっています。その中でワークフロー標準化モデルのIHE-Jに対応した「統合PACS」を進化させ「NEOVISTAシリーズ」として発表させていただきました。「NEOVISTA PACS」では画像診断の生産性を如何に向上するかが重要と考え、先生方の画像診断と所見作成を効率的に行う操作環境をご提供いたします。

医療環境は大きく変革の時を迎えております。私どもはこのような中で先生方と患者様に対して本当にご満足いただける製品、サービスをご提供できるように努力し、社会に貢献していく所存です。

末筆ではございますが、新しい年を迎え先生皆様方の益々のご繁栄を祈念いたしますとともに、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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