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公開日2025.07.07

【導入事例】 株式会社MIC様
高彩度・高品質の印刷と、業務効率化を両立
新たな販促施策に向けたさらなる活用へ前進

AccurioPress C84hc導入事例 MIC様 AccurioPress C84hc導入事例 MIC様

AccurioPress C84hcとMIC様による色味鮮やかな販促クーポンの印刷物

印刷の高度化で「やり直し」が大幅減、チームのモチベーションも向上

ニコニコレンタカーのマーケティング支援やサービスステーション(SS)などの販促・集客事業を多角的に展開するMIC様。加盟店や顧客に向け、様々なツールを提供しています。

従来その制作に利用していたオンデマンド機のリースアップに伴い、コニカミノルタの高彩度トナー機AccurioPress C84hcを導入。美しい仕上がりで色ムラやズレがなくなり、加えて裁断など後工程の自動化による大幅な効率化も実現しました。

MIC様が抱えていた課題

印刷品質に課題があり、ズレや色ムラで「やり直し」も

白フチなどの断裁作業が、手作業で大きな負担に

プリンターの動作不安定により、業務にムダや停滞も

導入で解決できたこと

印刷が美しく、品質起因による「やり直し」がほぼ皆無に

自動断裁で、手間なくチケット・DM・チラシなど多彩な販促物を量産

業務効率向上とミスの削減で、メンバーのモチベーションもアップ

様々な販促ツールの提供にコニカミノルタの製品を活用

MIC様は1986年に横浜市で創立。モビリティ事業を軸に、サービスステーション(SS)や整備工場向けの支援、システム開発などを展開してきました。2008年からニコニコレンタカーのFC展開を開始し、2014年には全国1,200店舗に拡大。マーケティングコンサルティングやFC店舗支援を含む多彩なソリューションで、さらなる成長を見据えています。

MIC 制作チームのメンバー

株式会社MIC様 制作チームのみなさん

同社は取引のあるSSや整備工場、ニコニコレンタカーFC店に対し、販売促進をサポートしています。今回お話を聞く同社の「制作チーム」は、販促に向けた様々なツールなどのデザイン、制作までを担うインハウス型のクリエイティブチーム。

チームリーダーを務める土田様は、「当社は直営店でテストマーケティングを行い、効果の高い施策をお客様にご紹介しています。例えば車検のタイミングでDMを送ったり、次回来店時に使用できる割引券、ショップカードなど、様々なツールを用意したりしています」と、業務内容を説明します。

販促効果の高い施策を支えるこれらのツール、例えばDMの場合、合計毎月1万枚以上は社内で印刷しています。しかし中には、印刷会社に外注できない小ロットのものも少なくありません。それらについては従来、社内に設置したオンデマンド機で印刷してきました。2024年、同機がリースアップの時期を迎えたことで、新たな機種選定を始めました。

制作チームのチームリーダー 土田様

制作チーム チームリーダー  土田 様

導入の背景:高彩度トナーと工数削減が期待できるオプションを
評価

オンデマンド機での印刷業務は、制作チームの卜部様、越智様、鈴木様の計3名で担当しています。業務にあたって、以前の機種には課題もありました。時に印刷のズレや色ムラが起き、「やり直し」が必要となることがあったのです。

チケットサイズの割引券などは断裁作業に手間がかかり、現場全体の負担となっていました。「廃棄が増えるとムダな時間もコストも増え、うまくいかないことでメンバーのストレスも増えてしまいます。仕上がり品質はもちろん、操作性やメンテナンス性も向上させ、3人の負担を減らしたいと思っていました」(土田様)

次期機種の選定を進めている頃、土田様と卜部様が印刷メディアビジネスのイベントに出向き、出会ったのがコニカミノルタの高彩度トナー機AccurioPress C84hcです。同機について土田様は、次のように評価します。

「粒子が細かく印刷がとてもきれいでした。さらに色味や位置の調整を自動化できる自動品質最適化ユニットや、白枠を切り落としたり、チケットや名刺サイズなどに自動裁断したりできるインライントリマーユニットTU-510も魅力的でした。これらを使えば制作チームの業務が、大幅に効率化できると考えました。そしてハイクロマトナーによって高彩度のRGB印刷などにも対応しており、ここにも様々な可能性を感じました」

AccurioPress C84hcのハイクロマトナー

AccurioPress C84hcはハイクロマトナーにより、高彩度で粒状感の少ない鮮やかな色表現を可能にする。
RGB印刷にも適し、視覚的な効果の高い印刷物を期待できる。

卜部様も「展示会で、名刺がきれいに断裁され完成した形で出てくるのを見て、本当に驚きました。あんな機械は初めてで、ワクワクするような感動がありました」と振り返ります。既に次期機種が決まりかけていた時期でしたが、改めてAccurioPress C84hcを加えて4社の製品で選定し直し、最終的にAccurioPress C84hcの導入を決定。2024年9月から利用を開始しました。

制作チームの卜部様

制作チーム  卜部 様

導入の効果:高品質の印刷を手間なく実現 
ムダがなくなり、ストレスも大幅減

AccurioPress C84hcを導入することで、印刷の手間とムダが大きく削減できています。まず課題だった色ムラやズレがなくなりました。自動品質最適化ユニットIQ-501は、色や濃度・見当位置の調整を自動化することで、誰でも容易に高品質の印刷が可能になります。これにより調整の手間がなくなり、ロスの削減にもつながりました。「両面印刷では表裏調整を自動で測定して行ってくれるため、すごく便利です」(卜部様)

断裁などの仕上げ作業も大幅に効率化できました。従来は名刺をA4で印刷したのち、カット機に入れて断裁していました。名刺サイズ以外になると手間のかかる断裁作業となります。名刺より小ぶりの割引券の場合はA4用紙に印刷後、断裁機で周囲の白フチを落としてから仕上がりサイズに分割していました。TU-510 を利用することで、白フチを自動カットしたり、設定サイズに自動で分割したりできるようになりました。

AccurioPress C84hc

AccurioPress C84hc

越智様は「従来の方法よりも、かかる時間を3分の1程度に短縮できています。もちろん手で切るよりも、きれいに仕上がります」と評価しています。毎月加盟店に送付しているA4ペラの会報誌作成には従来、約2日かかっていました。これが今では1日で終わるように。鈴木様は設定さえしてしまえば、自動化できる点を評価しています。「機械に仕上げまで任せられるので、その間に他のことができるようになりました」。

一方で、オンライン中心の自社サービスでは、以前からWeb上で見せるビジュアルと、それを印刷した販促物との色のズレが気になることが多かったといいます。特にモニターで見ると鮮やかな色が、いざ紙に印刷するとイメージに違和感が出てしまうこともありました。

「そこで今回、高彩度なハイクロマトナーを使ったRGB印刷を試してみたところ、モニターで見たときの色味にかなり近づけることができました。デジタルと印刷物の間で色の整合性が取れるようになり、販促物の説得力もぐっと上がったように感じています。これまで難しかった鮮やかな色の表現にも対応できるようになり、ハイクロマトナーの強みを具体的に実感できたのは大きな収穫です」(越智様)

制作チームの越智様
制作チームの鈴木様

制作チーム  越智 様(左)  鈴木 様(右)

制作チーム  越智 様(上)  鈴木 様(下)

ショールームで使い方を習熟 今後の展開可能性にも期待

AccurioPress C84hcの導入以降、大きな効果を実感されてきた同社。しかし高機能なだけに当初、設定には苦労されたといいます。そこでコニカミノルタのサポートメンバーが、2回にわたって研修を実施。特に2回目はコニカミノルタのショールームで、実機を触ったり見本を確認したりしながら疑問点を質問していただき、まだ利用していない様々な機能についても学ばれました。

研修の成果を越智様は、「機械の制限を知ることができ、行き詰まっても他の方法を考えられるようになりました」と語っています。卜部様も、「数値の入れ方の手順が分かり、エラーが出ても驚かなくなりました」と効果を実感しています。

メンバーの上達とモチベーションの向上に、土田様は感心しています。「毎週スキルアップしていて、どんどん新しいことができるようになっています。以前はどうすべきか分からないという相談も多かったのですが、それもほとんどなくなりました。メンバーのストレスも減っているようです」。

土田様はコニカミノルタについて、「親身に相談に乗ってくれるので、助かっています。RGB印刷やオプションの加工ユニットなどニッチなところを攻めていて、今後の展開にも可能性を感じますね」と語っています。

印刷時の操作の様子

印刷時の操作の様子。目的に応じて、例えば印刷データのCMYK部分とRGB部分それぞれに
色設定ができるなど、AccurioPress C84hcは高度かつ便利な機能を備える。
コニカミノルタのショールームで学んだ知見を生かし、活用を進めていく。

今後の展開:ミシン目加工、RGB印刷にチャレンジ
目指すは、付加価値の高い販促ツールの提供

同社が現在チャレンジしているのが、ミシン目加工です。AccurioPress C84hcとTU-510はミシン目、スジ入れ、ドブ断ち(裁ち落とし)も可能。これまで同社ではミシン目加工が必要な販促ツールを、すべて外注していました。そのために一定数以上のロットしか扱えず、納品先によっては不要な分を廃棄されたり、またコストが見合わないと判断されたりする可能性もありました。土田様は「大口はこれまで通り印刷会社に発注しつつ、小ロットについては社内で対応することで、お客様の選択肢を広げたいと考えています」と期待を語ります。

RGB印刷も同社の積極的な販促施策につなげるための、新たな活用方法を模索しています。「同じデザインでもCMYK印刷とRGB印刷で色味が異なるため、AとA'の2種類を気軽に印刷できます。これを利用すれば、引っ掛かりを感じてもらえる販促ツールを簡単に制作できると考えています。同じ価格、注文で2種類のものを手にできるというお得感もあると思うのです。効果的な使い方を今後、検討していきたいですね」(土田様)。

同社は現在加盟店などグループ内の受注がほとんどですが、現在の受注だけに限らず、今後外部の新しいお客様にもアプローチできれば、と考えているとのこと。その展開を含め、同社の積極的な販促施策を支える付加価値の高い様々なツールの制作をAccurioPress C84hcがサポートしていきます。

CMYK印刷とRGB印刷の比較

左が通常のCMYK印刷、右がハイクロマトナーを活かしたRGB印刷。
機能を切り替えるだけで、同じ素材から少し異なる2種類の印刷物を簡単に出せる。
「引っ掛かり」のある販促ツールの制作に活用したいと模索を進める。

― 土田様、卜部様、越智様、鈴木様ありがとうございました!

AccurioPress C84hcのお客様満足ポイント

後工程を大幅に効率化、「やり直し」もほぼ皆無に

親身で丁寧なサポート体制により、高度な使い方を習得

RGBの色域で多様な印刷を活用した、新たな販促の可能性を発見

お客様プロフィール

名  称 : 株式会社MIC
住  所 : 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目6-23 金子第2ビル
創  立 : 1986年10月
事業内容 : マーケティングコンサルティング、新規事業・事業開発、FC店舗開発・運営支援
U R L : https://www.mic-info.co.jp/
MIC様ロゴ

自動車関連業界でマーケティング支援を行うと同時に、自社で様々な新業態を開発。2008年にスタートしたニコニコレンタカーのFC事業では、わずか6年で業界1位のネットワークを構築した。自動車リース契約件数※1、車検取扱い件数※2、自動車保険契約件数※3 など各分野でNo.1の実績を創出し、培ったノウハウを顧客に還元し続けている。

※1:オリコオートリース個人オートリース部門 ※2:SS業界での車検取扱い件数 ※3:損保ジャパン社での自動車保険年間増収額SS部門

※掲載されている情報は取材時のものであり、閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(取材時:2025年4月)

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