マテリアリティ5
有限な資源の有効利用
マテリアリティの背景
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社会・環境課題(2030年想定) 世界人口の増加にともない、2030年には人間が必要とする資源の消費量は、地球2個分に達すると推計されています。限りある資源を有効に活用するために、廃棄物の回収・再生利活用だけでなく、無駄な資源の使用を減らすことが重要です。 |
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<コニカミノルタが価値を創出する機会と対応すべきリスク> |
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| 社会・環境に与える影響 | 主なステークホルダー | |
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| ポジティブ |
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2030年に目指す姿
自社資源の有効利用を進めつつ、お客様・調達先などでの資源の有効利用貢献量を創出
指標/目標と経年の実績については、サステナビリティ目標と実績ページの目標と実績一覧(PDF)より、“有限な資源の有効利用”の表を参照ください。
コニカミノルタのアプローチ
2023年に、マテリアリティの一つである「有限な資源の有効利用」に関しても新たなビジョンを設定し、「エコビジョン2050」の一つとして追加しました。
自社の製品に使用する資源において2050年までに地球資源※への依存をゼロにすることを目指して、資源使用量の削減および循環資源の活用を拡大します。
自社製品以外での地球資源の削減については、コニカミノルタが提供するソリューションを通じて、オンデマンド生産、画像IoTにより、お客様・社会の資源を有効活用する働き方、製造プロセス変革に貢献します。
例えば、商業印刷分野では、大量生産・大量廃棄の事業モデルを変革するオンデマンド印刷への変革を支援します。当社製品による小ロット・分散印刷の普及によって、印刷分野におけるサプライチェーンの革新を加速させ、資源の抑制、廃棄物の削減を実現します。
また、循環型社会の実現に向けて再生プラスチックの高機能化にも取り組んでいます。高機能性を付与するアップグレードリサイクルにより、自社の複合機にとどまらず、社外の電子機器製品などへの活用も広げています。今後もお客様やお取引先など、より多くの企業との連携を加速させ、環境負荷のさらなる低減と、ビジネスモデルと連動したサーキュラーモデルの構築を推進していきます。
※地球資源:原油や鉱物資源などの新たな採掘をともなう資源で、一般に枯渇性資源と同義
【事業】お客様の業務プロセス変革で資源を有効利用
●オンデマンドプリント、オンデマンド生産で顧客プロセスの在庫や廃棄を排除
●材料およびそれを活用するプロセス技術でお客様企業のワークフロー上のロスやサプライチェーン間のロスの削減
●センシング技術による資源循環への貢献
●循環型社会に貢献する再生プラスチックの活用
【自社内】自社拠点、調達先、自社製品・サービスの資源を有効利用
●自社拠点での環境負荷低減と原価低減
●DXを活用した調達先の環境負荷低減と原価低減
●ビジネスモデルと連動したサーキュラーモデルの構築