マテリアリティ2
健康で質の高い生活の実現
マテリアリティの背景
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社会・環境課題(2030年想定) 先進国では、高齢化によってさまざまな疾患による患者数が増加し、それにともなって医療や介護需要が拡大、社会保障費が増大すると予測されています。過疎地や途上国では、医療・介護へのアクセスが制限されることが懸念されています。また、日本における介護需給のギャップは、2030年に約50万人に広がると想定されています。今後、ほかの先進国においても同様の課題が生じると考えられます。 |
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<コニカミノルタが価値を創出する機会と対応すべきリスク> |
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2030年に目指す姿
自社およびお客様・社会での健康で質の高い生活を提供し、個々の豊かな生活を実現
指標/目標と経年の実績については、サステナビリティ目標と実績ページの目標と実績一覧(PDF)より、“健康で質の高い生活の実現”の表を参照ください。
コニカミノルタのアプローチ
医療サービスへのアクセス向上と社会保障費の低減のため、コニカミノルタは独自のX線動態®解析技術や超音波画像診断技術を活用し、疾病の早期発見を実現、重症化リスクを低減することで医療費の支出軽減に貢献します。また、介護スタッフの業務フローを改革するソリューションの提供を通じ、介護受入数の拡大を実現します。
当社には、「動き」のある画像に対して独自の画像処理技術を用いることで「識別能の向上」、「動きの定量化」、「肺機能情報の可視化」を実現し、疾病の原因を特定できるX線動態®解析技術があります。また、介護現場に入り込み、スタッフのワークフローを理解し改善提案できる人財力・技術力があります。こうした力により、人々のQOL向上と医療費抑制の両立に寄与していきます。
当社自身も、従業員の働きがいと心身の健康の両立を目指し、「健康第一」の風土を醸成し、健康経営※を推進します。
※ 健康経営:健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
【事業】医療・介護のQOL向上と医療費削減
●高付加価値医療の提供により患者さんのQOL向上と医療費削減の両立に貢献
- 病変を見えやすくする画像処理 / 診断支援サービス
- デジタルX線動画撮影・動態解析技術
- 医療機関・医療従事者の診療・業務・経営を支援するICTサービス「infomity」(ニュースリリース)
●介護士のワークフロー効率化により高齢者の受け入れ拡大に貢献
【自社内】いきいきと働くことができる安全で快適な職場(会社)の実現
●健康経営