close

製品情報

おすすめ情報

  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 情報機器用語集

close

導入事例

新着導入事例

close

サポート

よくあるご質問、OS対応状況、お問い合わせ窓口を掲載しています。

かんたんサポートナビ

かんたんサポートナビでは製品カテゴリからサポート情報を素早く、簡単にお探しいただけます。

close

ダウンロード

各製品のドライバーやアップデートプログラム、関連ユーティリティー、ソフトウェアなどのダウンロードができます。

製品カテゴリからダウンロード情報を素早く、簡単にお探しいただけます。

  • プリンタードライバー
  • 関連ユーティリティー
  • ソフトウェア
  • カタログ(PDF形式)
  • ユーザーズガイド/取扱説明書(PDF形式)
  • お問い合わせ
  • OS対応状況

コニカミノルタ製複合機における Web Connection のDoS脆弱性の影響について

2025年8月29日
コニカミノルタ株式会社
コニカミノルタジャパン株式会社

お客様各位
平素はコニカミノルタ製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
対象のコニカミノルタ製品にサービス妨害(DoS)のセキュリティー脆弱性が存在することが判明しました。
問題の概要、ならびに対応方法についてご説明いたします。
なお、本件脆弱性を悪用したセキュリティー被害は、グローバル全体で確認されておりません。

脆弱性概要

参照識別番号 CVSSv3.1基本評価 スコア 脆弱性内容
CVE-2025-54777 CVSS:3.1
/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N
/S:U/C:N/I:N/A:L
4.3 Email宛先登録のS/MIME用の証明書のインポートで、不正なファイルをインポートするとWeb Connectionが応答しなくなる。

対象機種と対策ファームウェア

製品名 対象バージョン 対策バージョン
bizhub C751i
bizhub C651i/C551i/C451i
bizhub C361i/C301i/C251i
bizhub C4051i/C4001i
bizhub C3321i
bizhub 751i
bizhub 651i/551i/451i
bizhub 361i/301i
bizhub 4051i
bizhub C750i
bizhub C650i/C550i/C450i
bizhub C450iS/C360iS/C300iS/C250iS
bizhub C360i/C300i/C250i
bizhub C287i
bizhub C4050i/C4000i
bizhub C3320i
bizhub 750i
bizhub 650i/550i/450i
bizhub 360i/300i
bizhub 4050i
G00-REまたはそれ以前 GC2-REまたはそれ以降
bizhub C759/C659
bizhub C658/C558/C458
bizhub C287/C227
bizhub 758/658e/558e/458e
GCQ-Y2またはそれ以前 GCR-Y2またはそれ以降
bizhub C368/C308/C258
bizhub C3851
bizhub 558/458/368/308
bizhub 4052
GCQ-X4またはそれ以前 GCR-X4またはそれ以降
bizhub 368e/308e GCQ-X8またはそれ以前 GCR-X8またはそれ以降
bizhub 287/227 GCQ-Y3またはそれ以前 GCR-Y3またはそれ以降

対処方法

リモートメンテナンスまたはカスタマーエンジニアの訪問時に、順次対策ファームウェアを適用します。

本脆弱性に対する推奨事項

1.管理者以外のユーザーによるアドレス帳の宛先変更を制限してください。
操作手順:[設定メニュー]-[管理者]-[セキュリティ]-[ユーザー操作禁止設定] - [登録宛先の変更]:[禁止]

2.管理者パスワードが初期設定のままになっている場合は、推測されにくいパスワードへ変更してください。
操作手順:[設定メニュー]-[管理者]-[セキュリティ]-[管理者パスワード設定]

一般的なセキュリティー推奨事項

今回の脆弱性も含め、一般的なセキュリティーリスクを低減するため、各種セキュリティ設定のもとで
ご利用いただきますよう、お願いいたします。

  • 複合機に設定するIPアドレスは、プライベートIPアドレスを設定し、ファイアーウォールなどで保護されたネットワークの中でご利用ください。
  • IPアドレスフィルタリング機能で複合機にアクセス可能なネットワークの範囲を制限してください。
  • 複合機が連携するサービスで使用するアカウントに推測されにくいパスワードを設定してください。
  • 使用していないポートやプロトコルを無効にしてください。
  • HTTPS、LDAPS、IPPSなど、通信が暗号化されるプロトコルをご使用ください。
  • 複合機のログやネットワークトラフィックを定期的に確認し、不審な動作を監視してください。
  • ユーザー認証機能で複合機の利用者を制限し、不正なアクセスを防止してください。

詳細は以下の「セキュリティー設定方法について」をご参照ください。
https://www.konicaminolta.jp/business/support/important/131105_03.html

弊社製品・サービスのセキュリティー強化への取り組み

コニカミノルタは製品・サービスのセキュリティー対応を重要な責務と捉え、インシデントや脆弱性への対応に、今後も積極的に取り組んでまいります。

https://www.konicaminolta.jp/about/csr/social/customers/enhanced_security.html

関連情報

JVNVU#99831542

謝辞

本脆弱性を発見して報告いただいたペネトレーションテスターのMiguel Alves(0xmupa)氏に感謝申し上げます。

本件に関するお問い合わせ先

お問い合わせにつきましては、当該機器の保守サービス実施店へご用命願います。

ページトップへ戻る