学校教育向けソリューション「tomoLinks」
「チャッともシンク」に新機能「対話ログ分析」と
授業用プロンプトの標準搭載を発表
~大阪市実証において、約83%の児童が生成AIを用いた学びで学習意欲向上~
2026年4月23日
コニカミノルタジャパン株式会社(以下、コニカミノルタジャパン)は、学校教育向けソリューション「tomoLinks(トモリンクス)」の生成AI学習支援機能「チャッともシンク」に、協働学習の見取りや評価をサポートする「対話ログ分析」と、授業で使用できるプロンプト(生成AIへの指示文)を新たに搭載します。本アップデートは、2024年度から2025年度にかけて実施された、大阪市における生成AI活用実証事業で得た知見を踏まえたものであり、2026年度中に提供を開始する予定です。

「tomoLinks」の生成AI機能の一つである「チャッともシンク」は、授業目的に応じて教員側であらかじめ振る舞いを設定した生成AIと児童生徒が対話することにより、協働学習や探究学習において学びを深めるサポートをする機能です。従来の授業では、一斉授業、協働学習にかかわらず、発言の多い児童生徒に学びや評価が偏り、その結果、一部の児童生徒だけが主体的に考える状況が生まれやすいという課題がありました。「tomoLinks」では、生成AIを「答えを示す道具」ではなく、問い返しや言い換え、根拠の確認を通じて児童生徒一人ひとりの思考を引き出す手段として位置付けており、「チャッともシンク」を通して誰もが自分の考えを持ち、授業に参加できる状態の実現を支援しています。
「チャッともシンク」新機能について
1.協働学習の見取り・評価を支援する「対話ログ分析」
「チャッともシンク」では、これまでも児童生徒と生成AIの対話履歴を教員が確認することが可能でしたが、新たに搭載する「対話ログ分析」では、対話履歴を生成AIが分析することで、「何について考えているか」「どのように思考が進んでいるか」といった観点や方向性を整理してリアルタイムで提示します。これにより、教員は個々の児童生徒の理解度や検討の過程でのつまずきなどをより正確に把握することが可能になります。次回に向けた課題の再設計や指導方法の見直しに役立つだけでなく、児童生徒一人ひとりの学びのプロセスを踏まえた適切な評価にもつながります。

※画面は開発中のものとなり、実際の仕様とは異なる場合があります。
2.授業用プロンプトを協働学習用教材として標準搭載
協働学習などの授業で使用できるプロンプト教材を、「チャッともシンク」に標準搭載します。教員は教科書の単元別に整理されたプロンプトから、授業の狙いや活動に適したものを選択するだけで、一から作成する手間をかけず、すぐに生成AIを授業に取り入れることができます。これらのプロンプトは大阪市をはじめ複数の自治体・学校での実証を通じて磨き上げられたもので、教科特有の見方や考え方を引き出すことを意図して設計されており、児童生徒一人ひとりが自分の考えを言語化し、深めていく学びを支援します。

大阪市における生成AI活用の実証結果について
コニカミノルタジャパンと大阪市は、生成AI等を活用した児童生徒の多様な学び等の可能性を探ることを目的として、2024年度より連携協定を締結し、教育現場における生成AI活用の取り組みを進めてきました。大阪市の「生成AIパイロット校」の小学校3校において実施した今回の実証では、「tomoLinks」の「チャッともシンク」を含む複数の児童向け生成AI機能が協働学習や自主学習において利用されました。
実証後に実施した児童へのアンケート調査※では、82.7%の児童が「わからないことがあったとき、自分で考えて取り組むことが増えた」と回答し、生成AIの利用による学習意欲向上が見受けられました。また自由記述では、「AIの回答が本当か不安になって、自分で答えを調べるようになった」といった、情報活用能力・批判的思考力の向上を示す声や、「周りの人に聞けない問題も聞ける」「言葉が少し間違っていても恥ずかしい思いをしない」といった、生成AIとの対話に特有の心理的安全性を実感する声も確認できました。
展示会出展のご案内
「tomoLinks」を「EDIX東京2026」にて展示説明します。
<第17回 EDIX(教育総合展)東京>
- 会期 :2026年5月13日(水)~15日(金)
10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了 - 会場 :東京ビッグサイト 東1・2・3展示棟
- 公式HP :https://www.edix-expo.jp/tokyo/ja-jp.html

- 主催 :EDIX実行委員会(企画運営:RX Japan株式会社)
- コニカミノルタジャパン ブース:16-20
「tomoLinks」について
「tomoLinks」は、学び方や理解のペースが異なる多様な児童生徒への学びの機会の提供と個別最適な学びの実現、また教員不足や多忙な職場環境といった教育現場における社会課題の解決を目指し、2019年から開発をはじめたクラウド型学習支援サービスです。生成AIや教育データの活用を軸とした機能で構成されており、児童生徒一人ひとりの力を最大限に引き出す個別教育の実現を推進しています。
- 「tomoLinks」公式サイト:https://tomolinks.konicaminolta.jp/

お客様のお問い合わせ先
コニカミノルタジャパン株式会社
ICW事業推進部 教育DX事業推進グループ
https://bs-offers.konicaminolta.jp/tomolinks/contact![]()
(お問い合わせフォームよりご連絡ください)
- ※
- 詳細は別紙に記載
【別紙】
大阪市の生成AI活用実証における児童へのアンケート調査結果を公開
大阪市の生成AI活用実証事業(2024-2025年度)の効果検証として実施した、児童へのアンケート調査結果を公開します。
■ 調査結果サマリー
- 88.1%の児童が「AIやドリルを使った学習は楽しかった」と回答
- 82.7%の児童が「自分で考えて取り組むことが増えた」と回答
- 84.8%の児童が「これからもAIを使って学習を続けたい」と回答
- 生成AIの利用効果について、全項目で73.5%以上の児童が肯定的回答
■ 調査概要
調査対象 :大阪市内 小学校3校(生成AIパイロット校) 1〜6年生
回答児童数 :566名(低学年174名、中高学年392名)
分析対象 :生成AIの利用が「ほとんどない」「ほとんど使っていない」と回答した児童を除く479名
調査時期 :2026年2月~3月
利用サービス:「tomoLinks」の生成AI機能
(①チャッともシンク ②学習伴走型AI※1 ③AIドリル機能※2)
■ 調査結果
1.生成AIの利用頻度について

低学年、中高学年を合わせた566名のうち、84.6%にあたる479名の児童が学習で生成AIを利用することがあると回答しました。低学年で「たくさんある」「ときどきある」、中高学年で「週に3回以上」「週に1,2回」の高頻度での利用を示した児童は58.5%でした。
2.生成AIの利用効果について

1.の設問で生成AIの利用が「ほとんどない」「ほとんど使っていない」と回答した児童を除く479名のうち、88.1%が「AIやドリルを使った学習は楽しかった」と回答しました。また、82.7%が「わからないことがあったとき、自分で考えて取り組むことが増えた」と回答しており、学習意欲の向上を実感する様子がうかがえました。「これからもAIを使って学習を続けたい」と回答した児童は84.8%にのぼり、すべての項目において、「そう思う」「とてもそう思う」の肯定的回答率が73.5%以上を達成しました。
3.自由記述で寄せられたコメント(抜粋)
- 自分が周りの人に聞けない問題や口に出せないことも聞けて、点数がちょっとずつ上がってきている
- 言葉が少し間違っていても恥ずかしい思いをしないところがAIの学習で気に入っている
- AIを説得させるのも頭を使って良かったし、作文も自分の意見と違ったら自分で修正するのも良いと思った
- AIの回答が本当か不安になって、自分で答えを調べるようになった
- ※1
- 親しみやすいキャラクターを模したAIが児童一人ひとりに寄り添い、学習をサポートする機能
- ※2
- 多様な教材と教育データを活用し、一人ひとりに合った学習を提案するドリル機能
「tomoLinks」「チャッともシンク」は、コニカミノルタ株式会社の商標または登録商標です。
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- ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。
お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。














