LED・照明評価装置

アプリケーション例

深紫外光の分光放射測定

概要

分光器CAS120 / 140CTを用いることにより、200nm以上からの分光放射照度を測定することができます。従来の分光器より深紫外域でも精度よく、且つ微弱光から大光量まで幅広い光量レンジで測定が可能です。

システム構成

CAS120の場合

CAS120の場合のシステム構成の図

【測定サンプル】 深紫外LED(ピーク波長248nm)
【測定項目】 分光放射照度、分光スペクトル、照度(可視域)、色度、色温度、演色性

測定例

CAS120と分光放射照度プローブのシステムを用いてピーク波長248nmの深紫外LEDを測定し、従来の分光器で測定した場合とCAS120の場合とで分光スペクトルを比較検証しました。

従来品

エネルギー量の表示ができない(相対分光表示のみ)、測定精度が低い(ノイズ多い)、遮光が多い

CAS120

エネルギー量が測れる!、200nmから正確に測れる!(深紫外域でもノイズ少)、遮光が少ない!

分光器「CAS120」導入によるメリット

メリット1

UV光のエネルギー値が精度よく測れる。

従来、深紫外域(300nm以下)の光源測定において「エネルギー表示が出来ない」、「短波長域ほどノイズが増えて測定精度が落ちる」という問題がありました。
CAS120はノイズが乗りにくい光学系を採用し、深紫外域においても精度の高い測定を可能にしました。

メリット2

測定レンジが広い。(5×10-8 ~ 5×102W/m2/nm

最小でサブppmレベル以下の微弱信号から、最大で500W/m2/nmもの大光量測定までの幅広いレンジでの測定を実現しました。
減衰フィルタを4枚内蔵し、光量に合わせて自動で最適なフィルタを選択するプレスキャン機能を搭載しています。

600nm、NDフィルタあり、S:N=10:1での測定値

メリット3

用途に応じた様々な受光プローブをご用意。

「とにかく受光感度を上げたい」、「斜め入射特性を良く測りたい」等々、お客様のご要望に合わせて6種類の受光プローブをご用意しました。

使用機材(測定サンプル深紫外LED[ピーク波長248nm]の場合)

  • ポリクロ分光器CAS120-152(測定波長範囲: 200-800nm)
  • 分光放射照度プローブEOP146
  • ケスレー社2425電源
近赤外まで測定する場合は、上位機種「CAS140CT」がございます。
  • ポリクロ分光器CAS140CT-154(測定波長:220-1020nm)
  • ポリクロ分光器CAS140CT-156(測定波長:300-1100nm)

ページトップへ戻る