ランサムウェア対策

ランサムウェア対策

ランサムウェアは侵入を完全に防ぐことが難しいため、「侵入させない」対策に加え「早期検知・封じ込め」と「確実な復旧」を含む多層防御が重要です。入口対策から運用・訓練まで、事業継続を支える対策を一体で提供します。

ランサムウェア対策のよくある課題

課題1:ランサムウェアの被害が増えていて不安

ランサムウェアの話題を目にする機会が増え、「自社も対象になるのでは」と感じる企業が多くなっています。被害の実態が見えにくいことが、不安を大きくしている背景があります。

課題2:感染時に業務や生産が止まらないか心配

感染そのものより、業務や生産がどこまで止まるのか想像しづらいことが、不安につながります。事前に整理されていないと、「全部止まってしまうのでは」と感じがちです。

課題3:BCPや復旧まで含めて、どう備えるべきか整理したい

バックアップは取得していても、攻撃を受けた際に確実に復旧できるかは別問題です。バックアップ自体が暗号化される、復旧手順が属人化しているなど、「戻せるかどうか」が見えにくいことが不安の背景にあります。

ランサムウェアの対策方法

侵入・挙動の早期検知

侵入を完全に防ぐ前提ではなく、感染初期の挙動をできるだけ早く捉える設計を考えます。異常を早期に検知することで、暗号化や被害拡大の前に対応可能にします。

感染拡大・被害拡大の抑止

感染が起きても全体を止めないことを重視し、影響範囲を限定します。端末や通信の制御により、業務を継続しながら被害の最小化を図ります。

データ保護と確実な復旧

攻撃後の復旧までを想定し、改ざんや削除に耐えられるバックアップを設計します。確実に戻せる状態を確保し、事業継続性を高めます。

有事を想定した運用設計

検知後の判断や対応を属人化させず、迷いにくい手順として整理します。BCPと連動した運用体制により、緊急時でも迷わず行動できる状態をつくります。

製品・ソリューション

1. 入口対策
ランサムウェアの侵入経路となりやすいメールやWeb、クラウド利用まわりを対象に、不審な通信や不正利用をできるだけ早い段階で防ぎます。

  • ID・アクセス管理(IAM / IDaaS:ID統合管理、アクセス制御、多要素認証、シングルサインオン)
  • ネットワーク入口対策(メールセキュリティ、Webフィルタ、クラウド利用の制御)
  • エンドポイント入口対策(NGAV/サンドボックス)
この対策を支える主なサービス例 HENNGE One/Microsoft Entra ID/Sophos UTM/m-filter/i-filter/Zscaler Internet Access

2. 横拡散防止
万が一感染してしまった場合でも、被害が社内全体に広がらないよう影響範囲を限定します。

  • エンドポイント防御(EDR:不審な挙動の検出と調査)
  • ネットワークセグメンテーション
  • ID・認証情報の保護
  • モバイル・デバイス管理(MDM:端末構成管理や操作状況の把握)
  • 通信や端末状況の可視化と制御
この対策を支える主なサービス例 Sophos XDR/Microsoft Defender for Endpoint/Microsoft Intune

3. データ保護
攻撃を受けた場合でも、業務を再開できる状態へ戻せるようデータを保護します。

  • バックアップ/リカバリ
  • 暗号化・DLP
  • ゼロトラストデータアクセス
この対策を支える主なサービス例 Veeam Backup & Replication/Arcserve UDP

4. 監視・検知
入口対策や横拡散防止を行っていても、異常が起きたことに気づけなければ、対応が遅れてしまいます。監視・検知は、インシデントを早期に把握し、判断や対応につなげるための役割を担います。

  • SIEM(セキュリティ情報イベント管理)
  • UEBA(ユーザー行動分析)
  • NDR(ネットワーク脅威検知)
  • MDR/SOC(マネージド検知・対応)
この対策を支える主なサービス例 Sophos MDR/SOC連携

5. 組織対応
技術的な対策だけでは、ランサムウェア対応は完結しません。誰が・どのタイミングで・どう判断するのかを整理し、属人化しない形で動ける状態をつくることが重要です。

  • インシデントレスポンス計画
  • ユーザー教育
  • 演習・訓練
  • 規制・監査対応
  • コミュニケーション体制の整備
この対策を支える主なサービス例 フィッシング訓練/リテラシー向上/セキュリティコンサル

これらの対策は、すべてを一度に実施するものではありません。
組織の状況や業務への影響を踏まえ、優先順位を整理しながら進めることが重要です。

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