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2022年3月17日

【レポート】page2022開催報告 今年の見どころと実施状況は?

page2022について

page2022は、公益社団法人 日本印刷技術協会(通称:JAGAT)にて開催される印刷メディアビジネスの総合イベントです。35回目となる今回は「リセット・ザ・フューチャー」をテーマに、池袋サンシャインシティにて行われました。コロナウイルスの影響を鑑み、池袋での展示に加え、オンラインカンファレンスやセミナーも同時に開催するなど、時代に合わせた形で進化を遂げています。
今年はコロナウイルスの影響により、例年より来場者は少なく、初日の2月2日は2,234名、2月3日は2,474名、2月4日は2,964名、3日間合計で7,672名の来場者数、オンラインでは総視聴者829名という結果になりました。
2020年は67,210名であったのに対し、今年はオンラインとリアルを合算しても8,501名であったことを比較すると、展示会への参加が約1/13に落ち込んでいることがわかります。JAGATのアンケートによると、136名中94名が「コロナ感染拡大により来場を断念」とのことで、やはりコロナウイルスによる感染拡大の影響が大きいことがわかる結果となりました。

来場者属性

来場者の48%が印刷業・製版業・製本業、次いで印刷関連のメーカーやベンダーが20.7%と、2020年度と比較してもほぼ変わらない結果であり、印刷メディアビジネスの総合イベントとしてあるべき姿を実現しています。

一方で職種ごとに分析してみると、最も多かった来場属性は40.3%が経営・経営企画で、これは2020年と比べると4倍に増えていることがわかります。さらに、役職に関しても一般社員29.9%の次に多いのは経営者・役員クラスで21.9%でした。
従来は一般社員の情報収集の場だった展示会でしたが、コロナウイルスの影響もあり社員を展示会場に出向かせることを強制できなくなり、経営者自らが情報収集している様子が見受けられます。

出展企業一覧

出展企業は全部で125社460小間。今年はマーケティングサービスゾーンも新たに新設され、SATORIやクラウドサーカスといったMAベンダーも出展するなど、バラエティに富んだ企業一覧となりました。
下記はpage2022フロア図に記載のあった105社を五十音順に記載。

株式会社アーリークロス
アコ・ブランズ・ジャパン株式会社
旭製版工業株式会社
亜細亜印刷株式会社
圧着ハガキファクトリー
アンテナハウス株式会社
株式会社アントアント
株式会社イワタ
株式会社インターロジック
ウエブテック株式会社
株式会社エイシス
AJC株式会社
株式会社エクシート
株式会社エコリカ
エスコグラフィックス株式会社
NECネクサソリューションズ株式会社
株式会社N.ジェン
エプソン販売株式会社
エムアイシー・アソシエーツ株式会社
株式会社大塚商会
OYC株式会社
株式会社オレンジ社
花王株式会社
株式会社木戸製本所/入船製本工房
木野瀬印刷株式会社
株式会社クイックアート
クラウドサーカス株式会社
グラドコジャパン株式会社
株式会社グラフィックサポート
グローバルグラフィックス株式会社
ゲンダイエージェンシー株式会社
株式会社研美社
株式会社光文堂
コダック ジャパン
コニカミノルタジャパン株式会社

SATORI株式会社
株式会社サブライム
株式会社サムライズ
サンケン電気株式会社
CGS Japan株式会社
株式会社シーズ
株式会社ジーティービー
株式会社J SPIRITS
ジクス株式会社
設楽印刷機材株式会社
自動組版普及委員会
ジャグラ高知
株式会社ジュリアジャパン
シリウスビジョン株式会社
株式会社新星コーポレィション
株式会社SCREEN GPジャパン
誠伸商事株式会社
菁文堂株式会社
株式会社ソフトウェア・トウー
ダイナコムウェア株式会社
ダイヤミック株式会社
タクトピクセル株式会社
ダックエンジニアリング株式会社
株式会社田中紙工
DICグラフィックス株式会社
デュプロ株式会社
株式会社テルサント
株式会社Too
東京製本二世連合会
東京ラミネックス株式会社
東洋美術印刷株式会社
株式会社トヨテック
株式会社トラスト
長井紙業株式会社
日本アグフア・ゲバルト株式会社

日本製図器工業株式会社
日本プリンティングアカデミー
ネクストソリューション株式会社
ハイデルベルグ・ジャパン株式会社
ピー・エス・シー株式会社
株式会社ビーエヌテクノロジー
株式会社ビーガル
ヒサゴ株式会社
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
ビデオジェット・エックスライト株式会社
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
株式会社Brushup
株式会社ブリスウェル
株式会社プロスパークリエイティブ
ベーヴェシステックジャパン株式会社
法規書籍印刷株式会社
HOUSEI株式会社
株式会社ポーラ・メソッド
株式会社ホリゾン
株式会社マイクロ・テクニカ
株式会社松浦紙器製作所
株式会社ムサシ
武藤工業株式会社
株式会社メイセイプリント
株式会社モリサワ
株式会社山櫻
ユーザックシステム株式会社
リコージャパン株式会社
理想科学工業株式会社
株式会社両毛システムズ
株式会社ルグラン
株式会社レザック
ローランド ディー.ジー.株式会社
株式会社和歌山印刷所
和光堂株式会社

新たな取り組み

なんといっても新たな取り組みとして印象深いのは「マーケティングサービスゾーン」です。JAGATが提唱する「デジタル×紙×マーケティング」を体現したようなゾーンとなっていました。このゾーンでは、MAを展示している企業が多かったように感じますが、他にも天気に合わせて広告を配信するサービスやオンライン校正ツールなど、多種多様な商品が展示されていました。

page2022でコニカミノルタが取り組んだこと

page2022 コニカミノルタブース

コロナウイルスの影響を鑑み、コニカミノルタではアルコールを用いた消毒の使用はもちろんのこと、医療用マスクの着用、お客様と接触するスタッフは手袋の使用、セミナー時にはプラスチック板を通じて登壇する等、感染予防を徹底しました。感染予防対策をしつつの接客ということで、お客様にはご不便をおかけしましたが、その一方でお客様に安心感を与えられたのではないかと考えています。

展示会での感染予防対策

感染予防対策以外にも、コニカミノルタは今年初となる新たな試みを4点行いましたのでご紹介いたします。

セミナーメインで構成されたブース

まず1点目は、セミナーをメインで構成したブース作りです。印刷会社の皆さんは情報収集に貪欲です。そこで、少しでも多くの情報を短時間で収集いただけるよう、セミナーをメインとしたブース構成にしました。
約10分おきに様々なテーマの短いセミナーを実施。関心の高いDX関連をはじめ、ブランド戦略、印刷業務の効率化など、様々なテーマをご用意することで、多くのニーズにお応えできるよう設計しました。
視聴いただいた方にはアンケートを取得させていただきましたが、「わかりやすかった」とのお声も多く、ご満足いただけたようです。

page2022 コニカミノルタセミナー

DXコーナーを目玉に

従来は機械をブースの中央に配置し目立つように展示していたコニカミノルタですが、今年はDX商材を主に展示しました。DXコーナーで展示したのは、EX感性、Printバル、in2siteの3サービスです。

page2022 DXコーナーブース

EX感性は脳科学とコニカミノルタの画像分析技術を組合せたデザイン評価サービスです。デザインの色・輝度・形から注目性を分析し、色彩から商品コンセプトとの一致を確認することで、感覚的だったクライアントへの提案を数値的にします。画像をクラウドへアップロードするだけで簡単に評価でき、写真や動画にも対応しているため店舗の売り場デザインなどにも幅広く活用できます。
他にも、“マーケティング検定クイズ“や“DXアンケート“を実施。マーケティング検定クイズの問題は全3問。3問中2問正解でステッカープレゼント、全問正解でSwitchの応募資格とプレミアステッカーをプレゼントという展示で、沢山の方にご参加いただくことができました。マーケティング検定クイズを通して、皆さんが「自信があったのに間違えてしまった箇所」や「初めて知った単語」などが明確になったのではないでしょうか。ご参加いただいた方には解答集もお配りしましたので、ぜひ社内でもチャレンジしていただければと思います。
DXアンケートでは、印刷に関わる企業と、印刷以外の企業にDX関係のアンケートをとりました。その結果、働き方や業務・作業のDXでは印刷業界でもその他業界でも遜色ない結果となりましたが、顧客接点や顧客提供価値、営業力強化の面では印刷業界は少し遅れていることが分かりました。中でも営業力強化の面は数値が顕著に表れており、他業界ではMAやSFA、CRMの導入は積極的に取り入れている中、印刷に絡む企業はこれらに取り組んでいる企業は9社しかいないという結果に。
印刷業界を今まで以上に進化させるためには、営業力強化にもっと力を入れていかなければならないのかもしれません。

機械売りから印刷会社の販売促進をお手伝いできる商材を展示し、今までと変わったコニカミノルタを感じ取っていただけたら嬉しいです。

マーケティングサービスゾーンにも出展

3つ目の新たな取り組みは、マーケティングサービスゾーンへの出展です。
弊社では昨年の6月にPrintバルというマーケティングオートメーションツールの発売を開始しました。そこで、マーケティングサービスゾーンでは、Printバルのみを展示し、マーケティングに関心のあるお客様に積極的にお声かけを行い、ご説明させていただきました。
マーケティングサービスゾーンの他にもモリサワブースにも弊社の機械であるAccurioPress C7100を展示させていただき、どちらのブースも盛況だったように感じます。

page2022 モリサワブース

会期後は報告ウェビナーを開催

最後の試みは会期後のウェビナーです。page2022の開催が決まったとき、弊社はコロナウイルスの影響で来場が難しいお客様が多いのではないかと議論になりました。そこでご来場が難しいお客様でも、弊社の展示や行ったセミナーを一部でも体感いただきたいと考え、会期後に報告ウェビナーという形でセミナーを行いました。
その際に使用したWebサイトはこちら
本サイトでは、会期前から展示する商品やサービスのご紹介や、当日来場いただく際に弊社のWebサイトをご覧いただくとより楽しんでいただける仕組みを準備するなど、page2022を盛り上げるための工夫を凝らしてみました。

まとめ

環境の変化により展示会の開催も危ぶまれましたが、無事終了することができました。ご来場いただいた方もオンラインでご視聴いただきました皆様も、本当にありがとうございました。
来場者数は確かに減ってしまい従来の活気を感じられなかったのは少々残念ではありましたが、コロナ渦にも限らずご来場いただけた方からは「今のままではまずい」という危機感や新しいことにアンテナを張り続ける意欲を感じ取ることが出来ました。
弊社としても皆様のご期待に応えられるよう一層努力してまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

page2022 コニカミノルタ

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コニカミノルタジャパン株式会社 白井杏奈

Profile:大学卒業後、静岡のIT企業にてプロモーション業務(広告運用、Webサイト制作、オウンドメディア運営、展示会対応、デザイン業務)に従事。その後、MAツールベンダーのデジタルマーケティングを担当。現在はコニカミノルタジャパンにて、Printバルの拡販を行うべくグロースハッカーとして勤務している。

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