照度計・輝度計

色彩輝度計

CS-200

三刺激値タイプの簡便さ、操作性を維持しながらも独自開発の分光フィッティング方式により、高精度な輝度・色度測定を実現した色彩輝度計。

保守契約対象製品

製品情報

製品概要

新開発の分光フィッティング方式の採用により、各種ディスプレイ、LED、ランプなどの高精度な輝度、色度、相関色温度の測定を実現しました。小型、軽量、バッテリー駆動で、低輝度から高輝度までの測定をこの1台でカバーします。
測定角(1°、0.2°、0.1°)の切り替えが可能なので、測定物を確認しながら、測定部の大きさに合わせて簡単に切り替えることが可能です。

分光フィッティング方式とは
高精度な輝度、色度測定を実現する、“分光フィッティング方式”

40個のセンサ出力を使って、人の目の感度に対応した分光応答度(CIE1931等色関数)を演算により求めることで、従来の三刺激値タイプの色彩輝度計に比べ格段に高精度な三刺激値(XYZ=赤緑青)が得られる独自開発の分光フィッティング方式です。

  • 可視域全体に感度を持つ40個のセンサを用い、各センサ出力に適切な係数を掛けることにより、測定器の分光応答度 をCIE1931等色関数に近似させます。
  • 三刺激値タイプではできなかった、色度における2° 、10° 視野の切り替えが可能です。

【精度比較の1例】

主な用途

LCD、PDPをはじめ、次世代ディスプレイの有機EL(OLED)、FEDなどの分野からLED、ランプなどの光デバイスまで、さまざまな光源の輝度、色度、相関色温度の測定。

測定角1° の用途
中型・大型のディスプレイなど、一般的な大きさのエリアの測定
  • LCD、PDP、ELなどのディスプレイ
  • 携帯電話、デジタルカメラのLCDパネル
  • ランプ、蛍光管バックライトなどの光源
  • 航空機コックピットのレーダー類ディスプレイ
  • 野外大型ビジョンのディスプレイ など
測定角0.2° の用途
LED使用製品などの微小なエリアの測定
  • 携帯電話のサブディスプレイ
  • カーオーディオ
  • 自動車のインスツルメントパネル など
測定角0.1° の用途
さらに微小なものや遠距離にある光源の測定
  • PDP、LEDの画素
  • 冷陰極管
  • 自動車のランプ
  • 信号機 など

主な特長

  • 分光フィッティング方式の採用により、各種ディスプレイ単色の輝度・色度の測定が分光放射輝度計並みの精度で可能。
  • ディスプレイデバイスに対して、同期測定が可能。
  • 低輝度0.01cd/m²から高輝度20,000,000cd/m²(測定角0.1°) まで広範囲の測定が可能。
  • 測定角切替え可能。
  • データ管理ソフトウェアCS-S10wを使用すれば、パソコンから測定器を制御してさまざまなデータ管理、分析や評価ができます。
  • 手持ち可能な小型・軽量で単3形電池4本、または専用ACアダプタで駆動可能。
  • オートモード搭載で、測定物の輝度に合わせて最適な測定速度を自動的に選択。

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