照度計・輝度計

分光放射照度計

CL-500A新機能搭載

JIS AA級、DIN Class Bに準拠

照明光源の演色性評価測定に最適な小型・軽量の分光放射照度計です。
光源の平均演色評価数、照度(lx)、暗所視照度(lx)、相関色温度(K)、色度(xy)の測定及び表示が可能です。

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製品情報

製品概要

分光放射照度計CL-500Aは、光の演色評価数、相関色温度、色度、照度(JIS一般形AA級)、暗所視照度、三刺激値、主波長刺激純度、ピーク波長、分光放射照度値(360nm~780nm 1nmピッチ:外部出力のみ)の測定が可能な分光放射照度計です。
標準装備されているソフトウェアを使用することで、測定データをエクセルに直接取り込んで自在に処理ができるのはもちろん、分光波形・分光放射照度値表示、演色評価数のグラフ・レーダーチャート表示、MacAdamのSDCMレベル表示、LEDビニング機能、多点測定(最大10点)システムの構築等が簡単に行えます。

主な用途

  • LED・有機EL(OLED)・蛍光灯などの屋内外照明の照度・暗所視照度・色温度・演色性評価測定
  • 放送局、スタジオ、舞台、イベントなどに使用する特殊照明の照度・暗所視照度・色温度・演色性評価測定
  • 太陽光を含む環境光測定
  • 各種プロジェクターの照度・色温度測定
  • 植物育成に関わる光源の分光波形・光合成有効光量子束密度(PPFD)測定
  • 照度計・色彩照度計の基準器

主な特長

演色性評価測定が簡単に測定できます。
演色性とは

古来より、人は物の色を比較するときには太陽光の下で、物を並べて比較(比色)してきました。
照明として、たいまつやろうそく、白熱灯など色々な光を使ったりしてきましたが、太陽光の下で比較(比色)することを標準としていることには変わりはありません。
近年、蛍光灯だけでなくLED が照明ランプとして採用されてきています。このような、新しい照明ランプも含めて、太陽光と比較して物を見たときに、その照明の色の見え方の特性を表現する言葉が「演色性」であり、太陽光に似た色の見え方をする照明ランプを「演色性の良い(高い)ランプ」と言います。
演色性を数値化し、客観的判断基準として設定されたものが演色評価数です。演色評価数とは、評価したい光源と規定の基準光源との比較で、評価したい光源が演色評価用の色票を照明したときに生じる色ずれを、指数として表したものです。数値 100 が最大で、演色性の色ずれが大きくなるに従って数値が小さくなり、太陽光のもとでみえる自然色とかけ離れた見え方になります。

評価したい光源と同じ色温度の基準光(黒体軌跡上の光、もしくは太陽光に相当する光)
演色評価数には平均演色評価数(Ra)と特殊演色評価数(R1 ~ R15)があります。
小型・軽量のハンディータイプ

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本体の重量が350gと計量なので、携帯が容易で手持ち測定が可能です。

JIS/DINに準拠

照度計として、JIS C 1609-1:2006 一般形AA級照度計、DIN 5032 Part 7 class B に準拠した小型・軽量の分光放射照度計です。照度値のみならず、暗所視照度・色温度・演色評価数も信頼性の高い測定値になります。

PC不要の一体型測定器

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パソコンを使えない環境でも、本体だけで演色評価数や色温度を求めることが可能です。
また、分光放射照度の波形、ピーク波長も確認することができます。

新機能
暗所視照度測定

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CL-500Aは*暗所視照度測定が可能です。加えて、*明所視照度との比率S/P比の表示も可能です。

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暗所視・明所視とは
暗い環境下では、明るさに対する人間の目の感度は明るい環境下でのそれよりも、短波長(青色領域)側にシフトします。暗い環境下での、明るさに対する人間の目の感度を暗所視と呼びます。反対に、明るい環境下での、明るさに対する人間の目の感度を明所視と呼びます。
新機能
任意の波長データ表示

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カスタム表色モードにて、任意の波長を4種類選択し、その分光放射照度を表示できます。

データ処理ソフトウェア CL-S10wを標準装備
簡単・便利なエクセルアドインソフト

CL-500Aの測定データをExcel®に直接取り込め、取り込んだデータはExcel®にて自在に処理が可能です。
CL-500Aとは標準付属のUSBケーブルでPCと接続して使用します。

分光波形を表示

ピーク波長がわかるので、光源を精度よく分類・選別できます。また、1nmごとの分光放射照度データも表示できます。

演色評価数に関する豊富な表示形態

演色評価数を視覚的にわかりやすく表示。
平均演色評価数Raと特殊演色評価数 Ri(i =1 ~15)が一目でわかります。

LEDビニング機能を装備

LED業界で最も課題となっている色ばらつきを定量的にとらえるとともに、ランク分けを可能とする機能を搭載。

新機能
MacAdamのSDCMレベル表示

LEDや有機EL(OLED)といった照明光源製品の色度のばらつきをMacAdamのSDCM(Standard deviation)のレベル数で表現、管理する用途に対応したテンプレート。目視感に合う色差範囲の表示ができます。

複数台接続で多点測定に対応

CL-S10wを使えば、CL-500A本体を複数台接続して多点測定管理が可能です。最大10台*まで接続できます。

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11台以上はSDKで対応可能です。

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