コニカミノルタ

コニカミノルタについて

学術・研究・教育の支援

日本での若手イノベータ―の育成、中国での学校支援、北米の就学支援や欧州での女性キャリアの形成支援など、さまざまな教育支援活動を行っています。

将来のIoT人財育成への貢献

日本


2021年度のハッカソン参加者

コニカミノルタでは、AIや画像IoT技術などの最新テクノロジーを駆使して「イノベーション」をおこし、世の中の課題を解決していく若手イノベーターの育成を目的として、AIや画像IoT技術をキーに、さまざまなイベントを開催し、若者にチャレンジの機会を提供することによる人財育成とともに、当社主催のプログラムをきっかけに優秀人財の獲得にもつなげています。それにより、当社の注力する画像IoTビジネスの成長にもつなげています。
大学院生、学部生、短大生、専門学校生を対象に、2017年から、毎回約30名程度の意欲のある学生を選抜し、ハッカソンやアイデアソンを開催し、アイデアを形にするプログラムをとおして、新しい価値を生み出す経験の場を提供しています。このイベントには、当社画像IoTの技術者もメンターとして参加し、学生が実践に近い体験をすることを通じて画像IoTへの理解を深めることを目指しています。その結果、参加者にとって高い満足度となっています。また、2020年度実施分からは、Net Promoter Score(NPS)を用いたアンケート調査を行い、高評価を得ています。今後も本プログラムの質向上に役立てるとともに、高いモチベーションの学生を集めることにも役立てていきます。 さらに、全国の国公私立高等専門学校生を対象とした、ディープラーニングを活用した社会課題を解決する作品を作り出すコンテスト「DCON」に協賛し(2020)、オンライン授業を行うなど、ディープラーニングに強い人財、起業家の人財育成にも貢献しています。

【ハッカソン参加者累計とNPSの推移】

出前授業で中高生向けに理科実験教育を実施

日本

コニカミノルタは、2012年から毎年、新入社員が講師となって学校に出向き授業を行う「出前授業」を実施してきました。
授業では、コニカミノルタのメイン事業である複合機を題材に取り、「静電気」の性質を利用するコピー機の仕組みを、実験機材を用いて理解してもらいます。
また、学校からの、出前授業を「キャリア教育」に役立てたいというご要望を受け、新入社員が直接生徒に、「進路を決める」「会社で働くということ」などについて語りかける時間も設けています。
2018年度は、東京、愛知、大阪の中学校・高校(計7校)で688名の生徒に対して、コニカミノルタの新入社員が講師となって授業を行いました。また、この取り組みにより、「教育応援グランプリ2018」の「プラチナ賞」を受賞いたしました。
2012年から累計で49校、4,228名の生徒の皆さんに受講いただきました。
注:2019年以降活動を休止しています。

インドの若者のキャリア形成を支援

コニカミノルタビジネスソリューションズインド社は、現地の職業訓練機関と提携し、2016年から貧困層の若者を対象としたスキル開発プログラムを実施しています。
プログラムの参加者は、2カ月間で英語や電子工学、機械といった幅広い科目の基礎トレーニング、複合機のサービストレーニングを受講することができます。
この活動により、近年インドで課題となっている新卒学生の就職難に直面する若者を支援しています。

IT業界における女性のキャリア形成を支援

チェコ
ドイツ


ワークショップの様子

コニカミノルタは、チェコとドイツで、女性を対象にITナレッジのキャパシティビルディングを行い、IT業界における女性のキャリア形成をサポートするプロジェクトを、NGO団体「Impact Hub」や「Czechitas」と協働で実施しています。IT業界での就職・転職・起業を目指す女性たちのITナレッジや起業ノウハウを高めるワークショップに協賛し、資金提供や社内のIT専門家の派遣を行っています。女性のIT業界におけるキャリア形成の推進と、この業界のダイバーシティの促進を目指しています。

子どもたちの就学支援



卒業旅行で同社を訪れた子どもたち

コニカミノルタは、次世代教育が未来の世界に不可欠であると考えています。そのため、様々な教育支援活動を行っています。
北米では、コニカミノルタビジネスソリューションズ(U.S.A.)社は、子供たちのために本を贈る「Books2BETTER」や、学用品を贈る「Back to School」プログラムに継続的に参加しています。
「Books2BETTER」プログラムでは、全米の従業員に参加を呼びかけ、低収入の家庭の就学前の子どもたちのために本を集め、学校・図書館・NPOなどに寄付しています。
アジアでは、中国青少年基金会が1989年から進めている子どもたちの就学支援運動「希望プロジェクト」に参画し、これまで校舎や設備の建築・改修費用の支援を行った他、継続的にさまざまな支援を行っています。コニカミノルタオプト(大連)社は、毎年中国の子どもの日(6月1日)に学校を訪問し、支援金や文房具を贈呈しています。
光学レンズなどの生産会社であるコニカミノルタオプティカルプロダクト(上海)社は、農民工の子弟の学習環境向上のため、地域の小学校への支援を行っています。

公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団

日本

公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団は、コニカ創立者のひとりである杉浦仙之助の遺志により、写真科学の研究を助成し、もって学術の振興および文化の向上に寄与することを目的として、昭和41年に設立された「橘保善会」を基としています。
平成5年より財団としてその活動を受け継ぎ、現在は公益財団法人として、科学技術の振興、学術の発展及び文化の向上に寄与することを目的に、科学技術(特に光と画像の領域)の研究に対する援助・支援を行っています。
コニカミノルタは、その趣意に賛同し、財団事業の継続と発展のため寄付等により協力しています。

プラネタリウムを通した地域貢献

プラネタリウムは、科学や天文学に対する知的好奇心を育てるとともに、宇宙を知り地球や人間について考えるきっかけともなります。
コニカミノルタは、プラネタリウム施設「満天」において、小学校の授業で取り扱われる題材を取り上げた番組を提供するなど子どもたちの教育に役立つ取り組みを行っています。
学習投影では季節の星座、星や月の動きをテーマとしています。

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