ハイパースペクトルカメラで出来ること

目に見えないものを明らかにする。

ハイパースペクトルカメラによるインライン検査市場は急速に拡大しています。その理由の1つとしてRGBカメラ等では困難であった化学物質等を判別することができる部分に価値があることが挙げられます。
以下はプラスチックサンプルを例にした画です。左の画像は人の目やRGBカメラで見た原材料の情報です。可視光域を超える900nm-1700nm間に測定波長領域を持つハイパースペクトルカメラを利用すると中央の画像のように波長データを読み取り、右の画像にあるように原材料レベルでの分類が可能となります。
このように、目視やRGBカメラでは外見上、同じように見える物質であっても、ハイパースペクトルカメラを活用すると化学物質が違うことを明確にすることができます。

食品業界

食肉や魚における異物検査および成分検査

牛肉や豚肉、魚といった食品の安全性確保、品質改善のために、ハイパースペクトルカメラが活用されています。
骨、軟骨、プラスチック、木片、金属片等の異物混入の検査、化学物資、脂肪分、タンパク質、水分等の含有物を特定が可能です。

食品パックのシーリング検査

食品のパッケージの異物混入検査やパッケージの品質試験において、ハイパースペクトルカメラが活用されています。
食品パッケージのシール不良が発生すると、空気混入による腐敗、バクテリア等の異物混入による腐敗により品質に問題が発生する場合があります。

リサイクル業界

プラスチックの分別

プラスチック製品のリサイクルにおいては素材ごとの適切な分別が重要です。
各プラスチック素材はそれぞれ特長的な反射特性をもっており、ハイパースペクトルカメラ「SPECIM FX-17」を使用するとPET、PP、PVC、HDPE、PS等の原材料レベルでの同定が可能となります。また、赤外域の長波長側に受光感度をもつ「SPECIM FX-50」を用いると今まで難しかった「黒色」のプラスチック素材であっても正確な分別も実現します。

製薬業界

製薬の品質検査

製剤の製造工程における品質検査として他の有効成分の混入や有効成分の分布状態を検査したいというニーズがあります。
ハイパースペクトルカメラを生産ラインに設置することで、成分分析やその分布状態の全数検査を実施することが可能になります。

フィルム業界

フィルムの膜厚検査

フィルムの膜厚と膜厚ムラはその品質において重要なパラメーターとなります。
ハイパースペクトルカメラを生産ラインに設置することで、フィルムの膜厚および膜厚ムラのインライン検査を実施することが可能になります。

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