配光特性が手軽に素早く測れます

「配光」という仕上げの技術で差をつける

配光のススメ

紫外線は殺菌消毒のほか、接着や耐光試験、偽造防止など様々な分野で活用されています。そしてその光源の評価内容は、主に光出力や安定性、変換効率といったものがあげられます。
では多くのUV製品がひしめき合うなか、他と差別化するにはどこに注目すべきでしょうか? そのひとつに「配光特性」があります。

「どの方向に、どれだけの強さ」で光っているか、その分布を知ることで照射効率がわかります。
つまり、「紫外線を広範囲もしくは局所的に充てたい」といった目に見えない光の分布特性をデータで把握することにより、的確な商品開発が行えるようになる、ということです。
ただ、配光を調べるには大掛かりな装置や暗室が必要になるのも事実で、どうしても “先送り” になりがちです。
そこで手軽に素早く測定することができる、ゴニオフォトメーターLEDGON100のご提案です。

本格的な配光測定装置を机上で実現します

LEDGON100は、電動2軸のゴニオメーターを暗箱に収めた配光測定装置です。
心臓部となる分光器に波長範囲200-830nmの高速分光測光器「CAS140D-157」を採用し、パソコン制御によって数分で配光特性を得ることができます。
暗箱内には平面光学台が設置されているため光軸調整や測定距離の設定も容易に行えることはもちろん、通常の測光ベンチと同様、迷光を除去するためのバッフル板が任意の位置に設置できるので、信頼性の向上にも寄与しています。

気になる発熱の影響にも配慮しています

ゴニオメーターを使用する場合、留意しないといけないのが光源の発熱です。
常時点灯では測定中に素子の温度が上昇し、光出力や分光波形が変化してしまいます。これを避けるためにアニール処理を施す方法もありますが、LEDGON100は測定時だけ点灯させることで発熱の影響を極力抑える工夫をしていますので、短時間でより安定した出力結果を得ることができます。

この機能はKeithleyソースメーターに限ります

ソフトウェアが様々なアウトプットをご提供します

ソフトウェア「SpecWin」では、3D表示以外にも2D断面や極座標の表示もできます。
また、配光データはIESおよびEULUMDAT形式としても保存できるため、市販の光線シミュレーションソフトへの引渡しも可能です。
さらにSpecWinでは配光特性の結果から放射強度や全放射束の値も自動的に計算されるので、例えばLEDGON100を積分球システムの代わりとしてもご活用いただけます。

大きい測定対象物もLGSシリーズがサポート

光源モジュールや照明器具といった比較的大きいサイズの対象物を測定したい場合は、中型サンプル用として「LGS350」、大型サンプル用として「LGS1000」をご用意しています。
上記は暗室タイプとなりますが、LEDやレーザー光源の単体から照明器具の完成品まで幅広くカバーすることが可能です。

19世紀後半に白熱電球が発明されてから100年余り。現在ではより効率の良いLEDやレーザーが主流となりつつあります。
従来のフィラメントがないこれらの光源は、基本的に強い指向性を持っています。しかしそれを上手くコントロールすることができれば「照射したいところに、照射したいだけ」の光を自在に充てることができます。
配光測定の技術を駆使すれば、これまでになかったUV製品が生まれるかもしれません。

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