Instrument Systems社製品

アプリケーション例

近赤外の分光放射測定

概要

分光器CAS120/140Dを用いることにより、近赤外域の分光放射量や分光スペクトルを測定することができます。分光器に接続するアクセサリを変えることで、放射照度・放射輝度・放射束・放射強度等を測定可能です。

システム構成

CAS140Dの場合

【測定サンプル】 近紫外LED(ピーク波長 857nm)
【使用機器】 分光器:CAS140D-156、 分光放射照度プローブ:EOP146
【測定項目】 分光放射照度、分光スペクトル、放射照度

測定例

近赤外LEDの放射照度測定例です。

分光器 「CAS140D」 導入によるメリット

メリット1

測定レンジ比較(対数)

測定レンジが広い

分光器内部に減衰フィルタを4枚搭載しており、500W/m2レベルの大光量でも飽和せずに測れます。 高感度プローブを用いれば、1×10-5W/m2以下の微弱光を測定可能です。

メリット2

測定用途に応じて幅広いアクセサリを選択可能

CAS140Dと接続するための測定プローブや積分球など、幅広いラインナップのアクセサリをご用意しています。照度プローブは感度や斜め入射光特性に応じて6種類、積分球はサイズに応じて7種類からお客様の用途にピッタリのアクセサリを選択頂けます。

メリット3

高い精度

上記測定例でご覧頂いたように、CAS140Dにより低ノイズで精度の高い測定を行うことが可能です。
自動車や航空機で用いられる動態監視やナイトビジョンセンサーの評価、医療機器の光源検査など、幅広い用途における近赤外光の正確な評価を実現します。

測定波長範囲に応じて6種類の分光器から選択可能

モデル名 波長範囲
(nm)
波長ピッチ
(nm)
検出器
CAS140D-153 380-1040 0.65 CCD
CAS140D-154 220-1020 0.8 CCD
CAS140D-155 750-1050 0.3 CCD
CAS140D-156 300-1100 0.8 CCD
CAS140D-171 780-1650 2.1 InGaAs
CAS140D-175 1500-2150 3 InGaAs
アクセサリにより測定波長範囲が変わる場合があります

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