生物多様性・水資源
製品による生物多様性への貢献
化学肥料による環境への影響管理に貢献する葉緑素計
コニカミノルタが開発した葉緑素計は、稲や麦、トウモロコシなどの農作物の葉緑素(クロロフィル)量を、葉を痛めることなく非破壊で簡単に測定できます。葉緑素量を定期的に測定することで、生育状況に応じた適量の施肥管理が可能になります。
このため、過剰施肥による土壌・地下水などの生態系への影響を抑制でき、周辺の生物多様性に配慮した農業の実現に貢献します。

葉緑素計 SPAD-502Plus
植物育成に関わる光源の評価
次世代照明としてLED照明や有機EL照明が注目されており、特にLEDは一般照明だけでなく、植物工場への普及が進んでいます。
コニカミノルタが提供する分光放射照度計 CL-500Aは、植物工場での照度管理が可能。植物育成に関わる光源の照度分光波形・光合成有効光量子密度(PPFD)測定もできます。

分光放射照度計 CL-500A
アパレル産業の水管理に貢献するデジタル捺染システム
コニカミノルタのインクジェット染色技術は、廃水を出さない顔料インクを使った「ドライプリント」を実現し、アパレル産業が抱える環境課題の解決に貢献しています。従来の染色工程では、蒸しや洗浄などで多くの水を使用していましたが、フィルムやトナーの開発で培った界面制御・樹脂設計・光学技術を融合し、顔料インクでも鮮やかな発色と柔らかな風合いを実現。これにより、前処理や後処理を不要とするオンデマンド生産技術を確立。持続可能なアパレル製造を支援しています。
