ポータブル分光測色計フラッグシップモデル CM-26dG

ピアノブラックも高精度に測れます。

黒は低反射率のため、より高い精度の測定を追及しなければならないサンプルの場合は、従来機である分光測色計CM-2600dでは繰返し精度が不十分なことがありましたが、分光測色計CM-26dGでは色彩値の繰返し性はσΔE*ab 0.02となり、従来機CM-2600dと比較して約半分にすることができました。
これは信号処理および装置制御時間の短縮をコニカミノルタの微小センサー信号処理技術の進化により実現されたものです。

黒の測定の実力値

黒いBCRAタイルを測定した、SCI(正反射光を含む)とSCE(正反射光を含まない)のそれぞれの結果が以下グラフになります。
CM-2600dの黒の測定(SCE)の場合、自動3回平均で測定すると繰返し性は改善されますが測定時間が約8.5秒も掛かることがグラフよりわかります。
一方、CM-26dGでは1回の測定(約0.7秒)でも同等以上の繰返し性を実現することを読み取ることができます。