生産終了製品
※生産・販売終了しています
非接触3次元デジタイザ
VIVID910
発売以来、大学、官公庁、自動車メーカー・重工業などで多数の導入実績を持つVIVID900が更に進化を遂げて登場。
より多くのソリューションをご提供致します。
後継機種はございません
特長
操作性
自動焦点 / 自動露出(AF・AE機能搭載)
細かい設定は機械まかせ
カメラのオートフォーカス技術を応用。パッシブ・アクティブ両AFにより、最適な測定距離を自動検出。また、AE技術により最適なレーザー強度も自動で得られ、より信頼性の高い測定結果を導き出すことができます。
軽量コンパクト / 通常光源下測定可能
あらゆる場面で活躍
持ち運び可能な軽量・コンパクトなボディで、取り込んだデータはコンパクトフラッシュメモリカードに保存することができます。また、液晶ファインダにより画角の設定、データの確認もでき、デジタルカメラ感覚で測定対象物のある場所での作業ができます。
ハイスピード計測
ハイスピードスキャンを実現
わずか2.5秒で物体をレーザースキャン。独自のCCD読み出し技術を駆使し、一回のスキャンで最大30万ポイントの3次元データを高速に測定できます。また、人体などさらにスピードが要求される場面では0.3秒でスキャンできるファーストモードに切り替えることもできます。
- ※
- FINEモード :307,200ポイント/2.5秒 FASTモード :76,800ポイント/0.3秒
2台制御可能
2台連動システムへの発展が可能
1台のPC上から2台のVIVIDを制御することが可能です。人体測定などで異なるポジションからすばやく計測したい場合に威力を発揮します。
拡張性
レンズ3本標準装備
さまざまな大きさの測定物に対応
カメラ・光学メーカならではのレンズ設計・製造技術を活かし、大口径F=1.5、歪曲収差0.1以下の高性能の専用レンズを開発。3種類のレンズを測定対象物の大きさ、距離によって自由に交換可能です。1回のスキャンで約10cmの画角から約1m四方の画角まで対応します。
測定距離 | X | Y | Z ※ | |
---|---|---|---|---|
TELEレンズ | 600 | 111 | 83 | 40 |
1200 | 222 | 167 | 160 | |
2500 | 463 | 347 | 500 | |
MIDDLEレンズ | 600 | 198 | 148 | 70 |
1200 | 395 | 296 | 270 | |
2500 | 823 | 618 | 800 | |
WIDEレンズ | 600 | 359 | 269 | 110 |
1200 | 718 | 538 | 430 | |
2000 | 1196 | 897 | 750 |
※ZはFINEモード時、FASTモード時はFINEモード時の約半分
VIVID910 測定距離と対象物のサイズ
カラー画像も入力可能
CCDとRGBフィルターにより3次元データだけでなく、カラー画像の取得が可能です。得られたカラー画像は3次元データと同一光軸上にあるため、複数の3次元データの位置合わせ、テクスチャマッピングによる3次元CGの製作やプレゼンテーションなどに活用頂けます。
信頼性
トレーサビリティ
信頼性の高いデータの提供
高精度デジタイザの証として、ご要望に応じて試験成績書発行サービス※1、トレーサビリティの提供を行い、ISO9000に則った信頼性の高い計測器をご提供いたします。
精度※2 : ±0.008mm(Z, σ、Typical)
確度※3 : X:±0.22、Y:±0.16mm、Z:Z基準値に対して±0.10mm
(当社条件による)
*1 試験成績書について
VIVID 910には、国家基準にトレーサブルな基準立体チャートをはじめ、高精度調整用チャート装置、高精度ガルバノスキャナなど高精度・高分解能を目指したさまざまな技術が込められています。これら高精度・高分解能を追及し、技術を高めた証として、ご要望に応じてVIVID 910一台一台に対し、試験成績書の発行サービスを行っています。ISO 9000シリーズの品質保証体制を維持する方々に役立ちます。
*2 精度とは、相互に識別可能な二つの隣接した値の最小間隔(一般的にσで表される)
(ものさしに例えると、目盛りがどのくらいの間隔で引かれているかを表します)
*3 確度とは、計測器が表す値または測定結果の正確さと精密さを含めた総合的な良さ
(ものさしに例えると、目盛りがどれだけ正確かを表します)