分光測色計・色彩色差計

肌解析ソフトウェアCM-SA

肌解析ソフトウェア

CM-SA

美白効果を定量的に評価・解析できる

コニカミノルタの分光測色計と組み合わせてご使用いただくことで、肌の色を高い精度で計測すると同時に、メラニン量指数(Melanin Index)、ヘモグロビン量指数(Hb Index)、血中酸素飽和度指数(Hb SO2 Index(%))を数値化することを可能にします。
(使用可能機種:CM-700d, CM-600d)


製品情報

肌の色とメラニン量指数 (Melanin Index) を同時測定できます!

昨今、よく耳にする「美白」という言葉で象徴されるように、紫外線による日焼け・しみを極力抑えて美しい肌を保ちたいと言う多くの女性のニーズに応えた美白関連の、化粧品・機能性食品・医薬品等の市場はますます活性化していきます。このような市場における商品の開発のためには、「美白効果」を測るために肌の色やメラニン量指数(Melanin Index) を定量的に測る計測機器が不可欠です。肌の色はメラニン量だけでなく、血液中のヘモグロビン量、血中酸素飽和度とも深く関係しています。

本ソフトウェアは、分光測色計で得られる分光反射率データを基に独自のアルゴリズムにより、メラニン量指数(Melanin Index)、ヘモグロビン量指数(Hb Index)、血中酸素飽和度指数(Hb SO2 Index(%)) を分離して算出することで、肌の赤みなどに影響されることなく、高い精度で皮膚へのメラニン色素沈着の量を測定することが可能です。

メラニン計測機能と分光測色計の機能を一つに集約

分光測色計と組み合わせて使用すれば、1 回の操作で分光反射率、色彩値と同時にメラニン量指数 (Melanin Index)、ヘモグロビン量指数(Hb Index)、血中酸素飽和度指数(Hb SO2 Index) の測定が可能ですので、従来のように肌の色の計測とメラニン量指数(Melanin Index) の計測を別々の機器で行う必要がありません。

表示例
グラフ中の楕円は、日本人女性の頬の計測データによる信頼性楕円です。
内側から信頼度が90%、95%、99%(n 数は899)

Hb Index-Melanin Indx グラフ

マンセル Hue-Value グラフ

肌の色とメラニン量指数(Melanin Index)で効能評価ができます。

(効能評価のアプリケーション例)

美白剤の効能評価例

L* 値:白が増加、a* 値:赤みが減少という色情報だけでは、美白剤による効能の判断ができません。そこでメラニン量指数(Melanin Index) データを見ると、美白剤ありでメラニン量指数(Melanin Index) が減少していることがわかります。


出力データから作成した折れ線グラフ表示例  色彩値L* 値, a* 値、Melanin Index

連続測定が可能なため、多くの被験者のデータを効率よく測定できます。

被験者ごとのグループ分けも簡単

被験者ごとにグループを自動的に切り替える機能がありますので、あらかじめ設定した測定回数を超えると、次のグループへデータを振り分けることが可能です。被験者の多い、連続した測定にも対応できます。

設定例
被験者1、2、3 があり、測定回数を3 回に設定した場合、3 回の測定ごとに自動的にグループが切り替わり、各グループにデータが振り分けられます。

測定結果をCSV 形式テキストファイルで出力

測定結果はCSV 形式のテキストファイルで出力できますので、Excel® 等の表計算ソフトウェアを利用した解析や、データの管理に幅広く活用できます。

分光測色計 CM-700d/CM-600d を使用すれば、立ったままでの作業も簡単。

簡単測定

測定は、分光測色計の先端部を肌に当ててボタンを押すという簡単な操作です。顔や腕などの身体の各部位に光を当てるだけですので、被験者に負担をかけることがありません。

Bluetooth® 搭載

分光測色計CM-700d/CM-600d に搭載されているBluetooth® 機能を利用することで、PC へ測定データをワイヤレスで送信できますので、通信ケーブルに制約されることなく測定できます。

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