医薬化粧品業界向け 色彩計測セミナー

医薬・化粧品業界において、錠剤・カプセル、粉体、クリーム・ジェル、液体といった多種多様な形状の製品の色を評価するご要望があります。また、肌や髪の毛、歯の色なども測定されています。本セミナーでは、色の見え方を始めとした基礎的な知識、官能評価の“目視と合わない”、“測定値がばらつく”などのお悩みを改善する「測定のコツ」や測定器を選択する際の注意すべきポイントなどをわかりやすく紹介するオンラインセミナーです。基礎編、応用編の2部構成で、お客様のご興味のあるパートをご受講頂けます。

開催日:2022年7月28日(木)

基礎編

開催時間:13:10~14:00

人はなぜ色を知覚できるのか?その仕組みは?「色知覚の3要素」について光源、物体、視覚の各要素の解説から色の数値化、測定器への置き換えのしくみまで、測色をお仕事にされる方にとって必須となる基礎知識を易しく解説いたします。

応用編

開催時間:14:10~16:00

錠剤、カプセル、粉体、クリーム・ジェル、液体といった様々な医薬・化粧品を測定する際の裏技である「コツ」を解説しつつ、どんな測定器や測定方法が適しているのか?など測定器や測定時設定の選択ポイントも合わせてご紹介いたします。

開催概要

基礎編

人の知覚する色は、光源、大きさ、経験などの様々な要因に左右されます。これらの不確定要素を排除して定量的に色を評価することが出来る手法が色彩値(L*a*b*など)で、品質管理を行う場合は2色の色の差を定量化する色差(ΔE*abなど)が有用です。 色の測定器には多数種類がありますが、測定による区別(三刺激値直読型・分光測色型)、照明方式による区別(単方向照明方式・拡散照明方式)により分類がされており、用途に応じて適切な機種があります。
色管理や測色のお仕事に携わる上で最もベースとなる上記のような内容を丁寧に解説いたします。

プログラム

  1. 目視と数値化
  2. 表色系いろいろ(L*a*b*、HLab、色差)
  3. 表色値いろいろ( 白色度WI・黄色度YI・APHAハーゼン・ガードナー )
  4. 測定のしくみ(光源、センサー)
  5. 照明受光光学系(反射、透過)

こんな方におすすめ

  • これから色管理や測色の業務に携わる方
  • 測色に関する体系的な基礎理論を理解されたい方
  • 既に測色計は使っているけれど、測定器で何故色彩値が測れるのか、色彩値の意味など知りたい方

応用編

医薬・化粧品業界において、錠剤・カプセル、粉体、クリーム・ジェル、液体といった多種多様な形状の製品の色を評価するご要望があります。また、肌や髪の毛、歯の色なども測定されています。そのような様々な医薬・化粧品を測定する際の裏技である「コツ」を解説しつつ、どんな測定器や測定方法が適しているのか?など測定器や測定時設定の選択ポイントも合わせてご紹介いたします。
また、実際の医薬品、化粧品メーカー様の分光測色計の導入活用事例や選定理由もご紹介いたします。

プログラム

  1. 医薬化粧品の形状別の測定事例と測定の「コツ」
  2. お客様の導入活用事例
  3. 持続可能な色彩管理とは?

こんな方におすすめ

  • 既に測定器を使っているけれど、測定について課題を抱えている方
  • 様々なサンプルを扱っており、それぞれの測定する際のコツや注意すべきポイントを知りたい方
  • より使いやすい測定器で誰でもかんたんに測定したい方

参加概要

日時 2022年7月28日(木)13:10~16:00
開催方法 ウェビナー(Microsoft Teams)
Webブラウザからインターネット経由で参加する形式で、PCへの専用アプリケーションのインストールは必要ありません。
お申し込みの際にご登録いただいたメールアドレス宛に開催前に招待URLを記載したメールをお送りし、そのリンクをクリックしてご参加いただく流れとなります。
定員 100名
受講料 無料
主催 コニカミノルタジャパン株式会社
お問い合わせ先 コニカミノルタジャパン株式会社 センシング事業部 販売推進部
TEL:03-6324-1010

※募集期間中でも定員になり次第、締め切らせていただきます。
※受講するご本人様がお申し込みください。また、1つのお申し込みにつき1名様のお申し込みとさせて頂きます。
※セミナー内容、講師、時間などは、一部変更になる場合がございます。
※同業者のお申し込みはお断りしております。