コニカミノルタ

コニカミノルタについて

ソーシャルイノベーション

正確で効率的ながん診断や創薬支援に貢献
-個別化医療

関連するSDGs

個別化医療

正確で効率的ながん診断や創薬支援に貢献

がん治療においては、重大な副作用や膨れ上がる医療費が社会課題になっており、その解決策として、患者様一人ひとりの体質を遺伝子やタンパク質から分析、グループ化して治療薬を選択する「個別化医療」が注目されています。コニカミノルタは、がん細胞など特定のタンパク質を「見える化」する独自技術と、米国のグループ会社2社の技術を融合することで、正確かつ効率的ながん診断を実現します。
2019年6月には、東京大学、国立がん研究センター研究所と次世代包括的がん遺伝子パネル検査の共同研究開発を開始、日本のがんゲノム医療体制推進に本格的に参画し、2022年7月には、がんゲノムプロファイリング検査用のシステムとして、厚生労働省より製造販売承認を取得しました。グループ会社で遺伝子診断大手の米国Ambry Genetics Corporation(アンブリー・ジェネティクス)は、遺伝子検査サービスをがんの罹患者向けに提供してきましたが、健常者・非罹患者まで対象を拡げた「CAREプログラム」というサービスの展開を開始しました。「CAREプログラム」は、問診を通じて遺伝性のがんリスクが高い方を判別し、カウンセリングや検査を実施し、その結果をもとに、一人ひとりにあったがん検診プランを提案します。また、そのノウハウを活かして、2021年4月から日本においても社会福祉法人 聖隷福祉事業団と協働で「CAREプログラム」を開始しました。
さらに、当社グループの遺伝子、病理、医療画像のデータや重要な医療情報を組み合わせ、次世代の診断検査を実現する統合診断データ基盤「LATTICETM(ラティス)」をアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と連携し立ち上げました。「LATTICETM」を通じて世界中の臨床試験や創薬の現場に最先端の解析サービスを提供していきます。
製薬企業、アカデミア、医療機関や企業・雇用主に向けて、引き続き本格的なサービスの提供を進めます。

独自技術でがん細胞を判別
独自技術でがん細胞を判別

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