コニカミノルタ

コニカミノルタについて

トップコミットメント

社会的価値、経済的価値を両立するイノベーションを通じて持続的な企業価値向上を目指します

代表執行役社長 兼 CEO山名昌衛
コニカミノルタ株式会社
代表執行役社長 兼 CEO

新たな価値を創造するために未来のあるべき姿を見定め、ビジョンを描く

当社は、「新しい価値の創造」という経営理念のもと、その時代ごとに求められる新しい価値を追求しながら、社会とともに発展してきました。
近年、環境問題や高齢化、人材不足などの社会課題が顕在化するなか、国連での「持続可能な開発目標(SDGs)」採択や投資市場におけるESG(環境・社会・ガバナンス)投資への関心の高まりなど、企業のサステナビリティに対する取り組みへの期待が急速に高まっています。また、ビジネスの世界では、AI、ロボティクス、IoTなどの最新デジタル技術によって、かつてないほどの大きな変革が起きています。

こうしたなか、世界各国で社会的課題を解決するイノベーションを求める動きが活発化しています。当社は、2017年に策定した中期経営計画「SHINKA 2019」において目指す姿として「課題提起型デジタルカンパニー」を掲げ、顕在化している課題だけでなく、潜在的な課題までも先取りしてお客様に提起し、お客様の業容転換を支援し、その先にある豊かな人間社会の進化に貢献していくことを経営の根幹に据えました。これらを実現するために重視しているのが"逆算思考"です。2030年、2050年の地球や社会のあるべき姿を見定め、そこから逆算し、企業として「今、何を成すべきか、何ができるのか」を明らかにすることで、新しい価値の創造に取り組んでいます。

社会や地球環境の課題解決に貢献するイノベーションの創出へ

社会課題は、社会全般の大きな問題意識が起点になっているものばかりではないと私は考えます。オフィスや工場、病院や介護施設など、現場で働く方々の問題解決に貢献することで、それが最終的に社会課題の解決につながります。
つまり出口は社会課題の解決でも、入口はお客様一人ひとりの課題解決です。例えば、介護スタッフの業務負荷軽減を支援するサービスを提供することで、高齢化社会における介護課題の解決に取り組んでいます。また2017年度から本格的に開始した個別化医療への取り組みも、製薬企業への創薬支援、個々の患者様への診断支援を通じて、社会全体の医療費削減に貢献していこうというものです。
また、地球環境課題の解決に向けては、2050年を見据えた長期環境ビジョン「エコビジョン2050」において「カーボンマイナス」という目標を設定しています。当社自身が排出するCO2を2050年までに2005年度比80%削減することに加え、培ってきた環境技術やノウハウをお取引先や顧客企業に提供することで、自社によるCO2排出量を上回るCO2排出削減を実現していきます。
イノベーションとは、単なるテクノロジーの進化を指すものではなく、顧客価値の創出こそがイノベーションであると考えています。当社では、こうした価値創造を実践していくうえで「デザイン思考」を重視しています。現場を見て五感を研ぎ澄ませ、潜在的な課題を発掘し、その課題解決までのビジョンを描き、実践することで、社会や地球環境の課題解決に貢献するイノベーションを創出していきます。

多様な経験を持った人財を結集し新たなアイデアが次々と生まれる組織に

社会課題の解決に資するイノベーションを生み出していくためには、人財がすべてだと考えています。その力を最大限に活かすうえで、当社では多様性がもたらす価値を重視しています。これまでに培ってきたDNAを大切にすることはもちろんのこと、多様な経験や背景を持った人財が交り合い、お互いを認め合い、刺激し合うことで、新たなアイデアが次々と生まれる組織へと変革していかなければなりません。
そのため当社では、買収を通じて新しい技術・ノウハウを持つ人財を獲得したほか、お客様企業や大学、スタートアップ企業などとのコラボレーションによりオープンイノベーションを加速するなど、多様な価値観を持つ人財同士の交流を積極的に進めています。
また、社内においても社長直轄の組織として「ダイバーシティ推進室」を設置し、私が自ら主導する形でさまざまな組織改革、風土改革に取り組んでいます。
グローバルで働く4万人を超す従業員一人ひとりが、社会や、お客様のために正しいことを実行する力を高められれば、大きな力になります。その力を引き出すのが経営者としての私の役割だと考えています。

持続的な企業価値向上のためにESG に取り組む体制を強化

私は、中期経営計画「SHINKA 2019」のなかで、ESG側面でのリスクを抑制するといった消極的な捉え方ではなく、世界のトップランナーとなることを目指した積極的な取り組みを進めていこうと考えています。ESGの観点から企業体質を強化することが、中長期的な企業価値向上につながると考えたからです。
その一環としてコーポレートガバナンスの強化にも取り組んでいます。2017年度からは、より中長期視点で経営を推進していくために役員報酬制度を改定し、中期業績連動株式報酬制度を導入しました。あわせて、ESGなどの非財務指標も執行役の業績評価の項目に盛り込み、取締役会においてモニタリングしています。さらに2018年度からは、環境部門とCSR部門を統合し、サステナビリティ推進部を発足しました。今後、この部門が中心となって、中期経営計画と連動したサステナビリティ戦略を策定していく予定です。国連グローバル・コンパクトへの署名企業として、ESGの視点で経営基盤を強化しながら、2030年のSDGsの達成に貢献していくことで、グローバル社会から支持され、必要とされる企業を目指します。
これからのコニカミノルタに、どうぞご期待ください。

コニカミノルタ株式会社
代表執行役社長 兼 CEO
山名昌衛

ページトップへ戻る