ご挨拶
古瀬弘康
コニカミノルタプラネタリウム 代表取締役社長 兼 CEO
プラネタリウムの新しい価値創造を目指して
【当社の歩み: プラネタリウムの体験価値の拡大の歴史】
今から60年以上前の1958年、国産プラネタリウムの1号機を開発してから、世界初のデジタル機/光学機の連動システムを開発するなど、私たちは、プラネタリウム業界を技術面から牽引してまいりました。
さらに2004年、東京池袋の旧サンシャインプラネタリウムを、世界初のメーカー直営のプラネタリウムとして復活オープン。 「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」として運営を始め、有名アーティストとのコラボ作品を導入するなど、プラネタリウムにエンターテインメントを持ち込みました。 その後、2012年に東京押上に「コニカミノルタプラネタリウム“天空” in東京スカイツリータウン®」を、そして2018年には東京有楽町に「コニカミノルタ プラネタリア TOKYO」をオープン。 現在では年間100万人以上のお客様に、新たな星空の魅力と楽しみ方を提供しています。 私たちは、「プラネタリウムの顧客体験価値の拡大」も牽引してまいりました。
【コニカミノルタプラネタリウムが目指すもの ~ プラネタリウムの再定義】
プラネタリウム施設は、デジタル映像技術の大きな進化により、従来の「星空学習施設」に加えて、「エンターテインメント体験の拡大」が実現出来るようになりました。 私は、これが「プラネタリウムの価値の再定義」になると考えています。
この理念を実現するため、2019年には世界最先端のデジタル技術を保有する「(仏)RSA Cosmos社」にグループの一員に加わってもらいました。 さらに、これからは、コニカミノルタプラネタリウム直営館のノウハウをお客様に提供する事で、プラネタリウムという言葉が持つ意味そのものを再定義し、進化させていきたいと考えております。
【誰もが積極的に活躍できる社風 ~ 個々の能力の発揮】
年齢や社歴に関係なく、誰もが自分の能力を発揮して活躍できる環境作りに力を入れています。 当社は従業員の半数以上がキャリア採用の社員です。 コニカミノルタプラネタリウムの新サービス、たとえば有名アーティストの星空ライブ「Live in the Dark」、国際宇宙ステーションとのライブ中継イベントなど、20代のキャリア採用社員が中心になって企画・運営されて成功を収めているビジネスです。 かくゆう私自身も、2016年のキャリア入社です。
【誰もが一緒に働きやすい会社 ~ 仕事の夢と志の実現に向けて】
私たちが目指す「新しい価値を生み出す仕事」は、クリエイティブワークそのものです。 そのためにも、仕事は楽しみながら、情熱を持って取り組んで欲しいと思います。 単なる生活の糧では無く、自分の夢や志を実現するものであって欲しいと願っています。
夢や志の実現のためには、苦労する事も、果たすべき役割や責任を乗り越える事も必要になります。 そういう時にこそ、一緒に悩み、一緒に解決を探っていきたいと思います。
私は、「仕事の夢と志の実現に向けて、誰もが一緒に働きやすい会社」、そういう経営を目指していきます。