光計測セミナー

私たちの身の回りにある光の明るさ・色味の評価について、評価指標の原理的な考え方から実際に装置を使った測定事例までを一通り解説するオンラインセミナーです。
ディスプレイをはじめとする発光物の明るさ・色味、照明関係で環境の明るさを評価されている方にとって、必要な基礎知識を盛り込んだ内容となっています。
基礎編、輝度編の2部構成で、ご興味のあるパートのみでもご受講頂けます。

開催日:2024年3月28日(木)

基礎編

開催時間:10:00~11:00

基礎編では、私たちが知覚する光の評価指標である「測光量」に焦点を当てます。
測光量の考え方、代表的な測光量である輝度と照度の違い、色度や色温度の概念などを、初心者の方にも分かりやすい形で説明します。

輝度編

開催時間:11:15~12:00

輝度編では、一般的な輝度計の仕組みについて概要を説明します。
また、測定精度に課題が生じやすい低輝度領域等で安定した測定を行うための機種選定ポイント、輝度計の適切な運用方法等をご紹介します。

開催概要

基礎編

私たちの身の回りには様々な「光」があふれています。この光の明るさを、エネルギーのような単純な物理量としてではなく、人間が知覚する明るさとして表現する量が「測光量」です。私たちが業務で評価する輝度や照度などはこの測光量に属します。
本パートでは、一般的な物理量と測光量の違い、および測光量に属する輝度や照度の意味合いの違いについて説明します。また、これらの考え方をベースに計算される、色味を表す量である色度や色温度について、その考え方をわかりやすく解説いたします。

プログラム

  1. 「物理量」と「測光量」
  2. さまざまな測光量
  3. 色度と色温度の考え方

こんな方におすすめ

  • 輝度計/照度計を使い始めた方や最近業務を引き継いだ方

輝度編

輝度計はその対象物から放たれる対象物の明るさを示す「輝度」、及び色味を評価する「色度」を評価する機器で、ホワイトバランスの調整やガンマ調整などの用途で、ディスプレイ関連産業の開発段階から製造段階・コンテンツ産業に至るまで幅広く使用されています。
本パートでは、このような用途で用いられているスポット型輝度計の概要を説明いたします。また、OLED、ミニLEDなどの進化とともに低輝度の表現が重要となっている近年のディスプレイ評価において、輝度計に求められる特性・機能について紹介します。

プログラム

  1. 輝度計の仕組みと特性
  2. ディスプレイ評価で活用される輝度計
  3. 輝度計の運用方法

こんな方におすすめ

  • ディスプレイの輝度/色度を評価、ホワイトバランス/ガンマ調整を行われている方
  • 現在ディスプレイカラーアナライザーCA-310/CA-210シリーズをご利用の方
  • その他の用途で輝度計をご利用中、使用業務を引き継いだ方

参加概要

日時 2024年3月28日(木)10:00~12:00
開催方法 ウェビナー(Microsoft Teams)
Webブラウザからインターネット経由で参加する形式で、PCへの専用アプリケーションのインストールは必要ありません。
お申し込みの際にご登録いただいたメールアドレス宛に開催前に招待URLを記載したメールをお送りし、そのリンクをクリックしてご参加いただく流れとなります。
定員 100名
受講料 無料
主催 コニカミノルタジャパン株式会社
お問い合わせ先 コニカミノルタジャパン株式会社 センシング事業部 営業部
TEL:03-6324-1010

※募集期間中でも定員になり次第、締め切らせていただきます。
※受講するご本人様がお申し込みください。また、1つのお申し込みにつき1名様のお申し込みとさせて頂きます。
※セミナー内容、講師、時間などは、一部変更になる場合がございます。
※同業者のお申し込みはお断りしております。