環境マネジメント
2007年度実績
地球温暖化防止については、2007年度の全計画を達成させました。
2007年度 計画 | 2007年度 実績 | ||
---|---|---|---|
地球温暖化防止 | 製品ライフサイクルCO2排出量を70.5万トンにする | ○ | 58.2万トン |
日本のグループ全生産サイト及び全研究開発サイトでのCO2排出量を32万トンにする | ○ | 26.4万トン | |
米国、欧州、アジアの生産サイトでのCO2排出量を9.5万トンにする | ○ | 8.1万トン | |
物流時のCO2排出量を4万トンにする | ○ | 3.1万トン | |
製品使用時のCO2排出量を25万トンにする | ○ | 20.5万トン | |
循環型社会への対応 | 全世界の生産サイトでの排出物量を20.5千トンにする | × | 23.9千トン |
日本のグループ全生産サイトでゼロエミッションレベル2※達成 | ○ | 全生産サイトでレベル2※達成 | |
米国、欧州、アジアの生産サイトでのゼロエミッション達成計画の策定 | ○ | 計画策定完了 1サイトでレベル1※達成 |
|
化学物質リスクの低減 | VOCの大気排出総量(リスク換算)を2000年度比90%削減 | × | 2000年度比89%削減 |
特定重金属(鉛,六価クロム,カドミウム,水銀)を全製品で全廃 | × | 旧式部品の一部製品で残存 | |
欧州で販売する化学品のREACH規制予備登録準備完了 | ○ | 予備登録準備完了 |
- ※
- ゼロエミッションレベル1基準
再資源化率:90%以上
最終処分率:5%以下(2次残渣も含む)
費用削減:外部支払費用90%以上の削減効果(ベンチマークに対して)、または、外部売却費用およびゼロエミ活動効果益が外部支払費用を上回ること - ※
- ゼロエミッションレベル2基準
レベル1基準を達成していること
売上高あたりの外部排出物量30%削減(2001年度に対して)
地球温暖化防止:CO2排出量58.2万トン
地球温暖化防止では、「ライフサイクルCO2排出量を2010年度に2000年度比で20%削減する」という目標に対して、2007年度は2000年度比21.7%削減(58.2万トン)することができました。また展開目標である日本サイトからのCO2排出量、米国・欧州・アジア生産サイトからのCO2排出量、物流時のCO2排出量、製品使用時のCO2排出量すべてについても2007年度計画値を達成しています。
循環型社会への対応:排出物量23.9千トン
循環型社会への対応では、「ワールドワイドでサイト排出物総量を2010年度に2000年度比20%削減する」という目標に対して、2007年度は2000年度比23.0%削減(23.9千トン)することができました。但し、2007年度計画である「20.5千トン」に対しては未達となりました。米国・アジアでの工場立上げや生産増により想定以上の排出物が発生し計画値を超過しました。しかし削減活動は予定通り進捗しており、増加要因があるにもかかわらず前年比で5.3%削減に成功しています。また展開目標であるゼロエミションについても計画通り進捗しており、日本ではゼロエミッションレベル2をすべての生産サイトで達成するとともに、米国・欧州・アジアでもゼロエミションレベル1を1サイトで達成し累計3サイトとなりました。
化学物質リスク低減:VOC大気排出89%削減
化学物質リスク低減では、「VOC(揮発性有機化合物)の大気排出総量(リスク換算)を2000年度比1/10」という目標に対して、2007年度は2000年度比89%削減することができました。但し、2007年度目標である「2000年度比90%削減」に対しては未達となりました。生産計画増による想定以上の排出を吸収できなかったことから目標値を超過しました。
「特定重金属全廃」については、全製品を対象に全廃活動を進めてきました。しかし、旧スペック等の代替困難な部品が残り、それらを使った機種は未達となりました。これらの製品についても順次対応製品に切り替えていきます。
2008年度計画
地球温暖化防止 | 製品ライフサイクルCO2排出量を70.7万トンにする |
---|---|
日本のグループ全生産サイト及び全研究開発サイトでのCO2排出量を31.4万トンにする | |
米国、欧州、アジアの生産サイトでのCO2排出量を9.6万トンにする | |
物流時のCO2排出量を3.4万トンにする | |
製品使用時のCO2排出量を26.3万トンにする | |
循環型社会への対応 | 全世界の生産サイトでの排出物量を25.9千トンにする |
日本のグループ全生産サイトでゼロエミッションレベル2※維持 | |
米国、欧州、アジアの全生産サイトでのゼロエミッションレベル1※達成 | |
化学物質リスクの低減 | VOCの大気排出総量(リスク換算)を2000年度比90%削減 |
欧州で販売する化学品のREACH規制予備登録完了 |
- ※
- ゼロエミッションレベル1基準
再資源化率:90%以上
最終処分率:5%以下(2次残渣も含む)
費用削減:外部支払費用90%以上の削減効果(ベンチマークに対して)、または、外部売却費用およびゼロエミ活動効果益が外部支払費用を上回ること - ※
- ゼロエミッションレベル2基準
レベル1基準を達成していること
売上高あたりの外部排出物量30%削減(2001年度に対して)