生産終了製品
※生産・販売終了しています
主な特長・用途
主な特長
XYZフィルタのセンサにより人間の視感度と高い相関性
デジタルカメラやカラーCCDカメラに使用されているRGB色分離フィルタではなく、CIE1931等色関数に近似した分光応答度を持つXYZフィルタを採用することにより、目視評価と高い相関性のある輝度・色度の測定ができます。
100万画素の高画素CCDなので高解像度
当社従来機(CA-1500、200×200の4万点)の約25倍(980×980の約100万点)の高解像度を実現しました。
レンズ交換式なのでさまざまな測定物に対応
測定物の大きさに合わせて、3種類のレンズから最適なレンズを選択できますので、さまざまな用途にお応えできます。(標準レンズ、広角レンズ、望遠(マクロ)レンズ)
すべてのレンズ、ピント位置で校正
センサや光学フィルタ、レンズに起因する感度むらの校正は、各レンズごとに複数のピント位置に対応した校正を行っていますので、購入後すぐに輝度・色度分布を正確に測定できます。
専用ソフトウェアによる簡単操作
その他の豊富な機能
・周波数の数値入力により同期測定可能
・最大256回の積算測定で、低輝度も精度良く測定
・バックライトのムラの影響を補正して評価できる、バックライトキャンセル機能
・輝度・色度のユーザー校正
RGBセンサーとの比較
輝度・色度を正確に測定するためには、人間の目の感度と同じ分光応答度を持つ測定器が必要です。人間の目の感度は1931年にCIE(国際照明委員会)によってCIE1931 等色関数として規定されており、 CA-2000 に搭載しているXYZフィルタの分光応答度は、このCIE1931 等色関数に近似しています。以下は、RGB センサを用いている一般的なRGB カメラの分光特性とXYZフィルタを用いているCA-2000の分光特性です。
上図を見ると、CA-2000 はCIE1931 等色関数に近似した分光特性をもっていることに対し、一般的なRGB カメラの場合は、Gフィルターの感度が580nmより長波長の領域では無く、CIE1931等色関数との分光特性ズレが大きいことがわかります。 従って、CA-2000 は、一般的なRGB カメラと比べ、より目視に近い評価が実現できる特徴があります。 CIE1931 等色関数に完全に一致させることが理想的ですが、CA-2000の光学部は、レンズやフィルタ(XYZ、ND)、CCD センサの組み合わせにより構成されており、最終的な分光応答度を等色関数に 完全一致させることは非常に困難です。そこで、分光応答度のわずかなズレによる輝度・色度の測定誤差を低減するため、すべてのCA-2000 に対して個別に輝度・色度の校正を行っています。 校正手法はコニカミノルタ独自のもので、白色、RGB など幅広い色度領域で高い校正効果が得られます。 一般的なRGB カメラにおいても任意校正を行うことなどによって絶対値精度を上げる手法をとっていますが、校正ポイントから外れた部分では、CIE1931 等色関数に近似した分光特性で持っていないため、 高い絶対値精度を得ることができません。CA-2000 は、校正ポイントから外れた部分でも、高い絶対値精度を得ることが可能となっています。
弊社旧製品との比較
200×200の4万画素が・・・
1. 980×980の約100万画素!
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- ムラについてより理解を深めたいという方は、「ひかり豆辞典:ムラについて」をご覧ください。
レンズ交換不可が・・・
2. 標準・広角・望遠レンズ交換可能! 全てのレンズ複数のピント位置で校正
センサ+演算処理装置からPCに接続が…
センサからUSB通信にてPCに直結!
同期測定不可が…
同期測定可能! PDPなど発光状態が時間的に一定でないターゲットを測定する際に安定した測定を実現
主な用途
- 各種ディスプレイやディスプレイ関連部材(バックライト、光学フィルムなど)の輝度むら・色度むらの評価・検査
- 自動車用パーツ(メータ、インパネ、ランプなど)の発光分布の評価・検査
- 携帯電話キー操作部の発光評価、ランプの発光分布測定 など