日本超音波医学会第92回学術集会
Ultrasonic Week 2019

ランチョンセミナー15

国際競技大会と運動器エコー
~東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて~

日時:
2019年5月26日(日)12:00~13:00

コニカミノルタジャパン株式会社は、
2019年5月24日(金)~26日(日)に東京で開催される
「日本超音波医学会第92回学術集会 Ultrasonic Week 2019」に出展し、
「Aixplorer」「SNiBLE」「SONOVISTA GX30」等の
超音波診断装置の機器展示を行います。

また、5月26日(日)には、
至学館大学健康科学部健康スポーツ科学科教授の後藤英之先生を座長に、
国立スポーツ科学センター副センター長 奥脇透 先生を講師にお迎えした
ランチョンセミナーを共催いたします。

【ランチョンセミナー 抄録】

演者が所属している国立スポーツ科学センター(以下、JISS)は、わが国の国際競技力の向上を目的として、2001年に西が丘(東京都北区)に開設された。現在は、文部科学省の外局であるスポーツ庁(2015年設置)所管の独立行政法人である日本スポーツ振興センターの一部署として位置づけられており、スポーツ基本法(2011年制定)およびスポーツ基本計画(2012年策定)に則り、トップアスリートの医科学サポートを行っている。JISSメディカルセンターでは、日本オリンピック委員会の強化指定選手(本年1月1日現在、1,858名)を中心としたトップアスリートに対して、外来診療、メディカルチェックおよび多方面からのコンディショニング・サポートを実施している。外来診療では、各診察室(内科2、整形外科2)に超音波検査を配備し、診察中にリアルタイムで使用している。またメディカルチェックでは、内科的に心疾患が疑われる症例には心エコーを、整形外科でも飛鳥に応じて運動器エコーを実施している。さらにコンディショニング・サポートの一環として、オリンピックやアジア大会等の総合国際競技大会への帯同(日本選手団の本部メディカルスタッフ)にも超音波検査を取り入れてきている。

JISSでは、2001年北京ユニバーシアード、2002年釜山アジア大会それに2004年アテネオリンピック以降、それぞれ夏冬の総合国際競技大会の日本選手団本部にスタッフを派遣している。演者は主に冬季競技の担当として、2006年のトリノオリンピックから、昨年の平昌オリンピックまで帯同してきた。総合国際競技大会には数千人規模の選手・スタッフが参加するため、大会期間中の宿泊所として選手村が作られる。その村内医療機関としてポリクリニックが設置され、救急対応を中心とした医療機器が配備される。そこに超音波検査機器が登場したのは、2000年のシドニーオリンピック以降である(MRIも同大会から)。ポリクリニックは各国の選手団が利用できるが、混雑すること、またコミュニケーション等の問題から、原則として自国選手は自国のメディカルスタッフに頼ることが多い。このため、選手団本部では、ある程度の医薬品や医療機器を日本から持ち込んでいる。この中に携帯用の超音波検査が加わるようになったのは2012年のロンドンオリンピックからである。とくに演者の専門の整形外科領域では、スポーツ外傷・障害に対する運動器エコーの需要が広がった時期でもあり、スポーツ現場に欠かせない機器となってきている。実際にロンドンオリンピックでは、日本選手団の医務室だけでなく、村外に設置されたサポート拠点であるマルチサポートハウス内の医務室にも配備され、演者はその担当医師として超音波検査を活用した。

近年、画像診断法の発達は目覚ましいものがあり、レントゲン、CTはもちろん、超音波やMRIに関しては、日進月歩の言葉通りに進化し続けている。これらの画像診断の中で超音波検査は、対象部位をリアルタイムに可視化することができるという特徴をもつ。レントゲン検査に「透視」という言葉があるが、まさに超音波検査は運動器を透かして視ることができるツールであり、運動器外来の必需品となってきている。東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けては、全てのトップアスリートが、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、チームジャパンとしてサポートして行きたいと考えている。そのための大きな戦力と期待しているのが運動器エコーであり、その準備状況を含めて紹介する。

開催概要

学会名 日本超音波医学会第92回学術集会
http://uw2019.umin.jp/jsum92/New Window
名称 ランチョンセミナー15 国際競技大会と運動器エコー
~東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて~
日時 2019年5月26日(日)12:00~13:00
会場 グランドプリンスホテル新高輪 第9会場(国際館パミール1F 瑞光)
東京都港区高輪3-13-1
http://www.princehotels.co.jp/newtakanawa/access/New Window
TEL.03-3442-1111(代表)
共催 Ultrasonic Week 2019/コニカミノルタジャパン株式会社
内容は変更になる事がございますのでご了承ください。
整理券制です。(整理券は無くなり次第、配布を終了いたします。)
日本超音波医学会第92回学術集会 ランチョンセミナー15「国際競技大会と運動器エコー ~東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて~」開催のお知らせ(PDF:581KB)PDFをダウンロードいただけます。

講演者情報

座長/後藤 英之 先生

至学館大学 健康科学部 健康スポーツ科学科 教授

講師/奥脇 透 先生

国立スポーツ科学センター 副センター長

展示ブースでご紹介する機器

ハイエンド超音波画像診断装置「Aixplorer(エクスプローラー)」

組織の弾性を定量的に測定。
高速画像処理で滑らかな血流のカラー動画像を提供し、多様な卓越した画像処理技術で画像のノイズを抑制します。

Aixplorerの詳細はこちらNew Window

整形外科向け 超音波画像診断装置「SNiBLE(スナイブル)」

高画質、直観操作、軽量・軽快。運動器エコーに必要な要素を追求した1台。

SNiBLEの詳細はこちらNew Window

超音波診断装置「SONIMAGE MX1(ソニマージュ エムエックスワン)」

これまで培った画質・性能はそのままに。ポータビリティを追求した究極の1台。

SONIMAGE MX1の詳細はこちらNew Window

超音波診断装置「SONIMAGE HS1(ソニマージュ エイチエスワン)」

真に求められる超音波診断装置へ。
高画質、操作性、移動性を追求した、いままでとは違うスタイルの超音波診断装置です。

SONIMAGE HS1の詳細はこちらNew Window

新商品
超音波診断装置「SONOVISTA GX30(ソノビスタ ジーエックスサーティ)」

コンパクトとユーザビリティを追求した
女性診療用の新スタンダードエコーが誕生しました。

アクセス

新幹線・JR線・京急線の品川駅(高輪口)/徒歩約5分 都営地下鉄浅草線 高輪台駅/徒歩約3分

グランドプリンスホテル新高輪 第9会場(国際館パミール1F 瑞光)
※ 整理券制です。(整理券は無くなり次第、配布を終了いたします。)

お問い合わせ

コニカミノルタ ジャパン株式会社 ヘルスケアカンパニー
お問い合わせはこちら

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