パルスオキシメータ知恵袋

パルスオキシメータの精度とは?

SpO2の真値とは、血液を直接測定した酸素飽和度

パルスオキシメータのSpO2は、実際に血液を採血して直接測定するタイプのオキシメータ※による酸素飽和度を真値とします。(※COオキシメータともいいます。最近はこの機能が血液ガス測定器に組み込まれています)
これとともに、パルスオキシメータの精度は、採血時点と同時に測定したパルスオキシメータの値が、採血測定による真値とどれだけ一致しているかで規定されます。方法としては、健康なボランティアに意図的に吸入する酸素量を減じていくことで、動脈血酸素飽和度を下げていきながらデータをとる試験を行い、両者の相関を確認します。

カタログ表記の「精度」の意味は?

パルスオキシメータのカタログを見ると、ほぼどのメーカーも「精度±2%」と記載されています。これは、パルスオキシメータの値が常に±2%以内であるという意味ではありません。精度保証域(通常は70%~99%・100% SpO2)で一様に分布された測定値の1標準偏差(=約2/3)が±2%以内である事を試験的に証明されているという事を意味します。
(古いパルスオキシメータでは必ずしも試験で保証されていないものもあります)
試験で証明していますが、実際の試験結果ギリギリでの表記ではなく、機器のよる実力値には機種により余裕度が異なります。

高精度の代名詞 PULSOX

パルスオキシメータの精度を試験によって証明する事は、海外では2000年初頭には義務化されていましたが、日本では2014年9月に初めてJISで規定されました。コニカミノルタでは1997年発売のPULSOX-3から基準データの客観性・汎用性・継続性を考え、パルスオキシメータ試験機関として実質上の業界標準となっている米国のUCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)の低酸素ラボで精度確認を行って来ました。
コニカミノルタ初のフィンガーパルスオキシメータ PULSOX-1では、精度標記±2%に対して、大型モニター機に引けを取らないArms = ±1.43という試験結果を出し、PULSOXは“小型でも高精度”との評価を確立しました。

PULSOXを超えるPULSOX

2019年・令和元年7月、新世代パルスオキシメータ PULSOX-Neoの発売を開始しました。「より速く」「より強く」「より確かに」をモットーに「PULSOXを超えるPULSOX」として、精度試験結果はArms = ±1.10というPULSOX-1を大きく超える結果を実現しました。

PULSOX-NeoSpO2精度試験結果

紫色のバルーンをクリックして、それぞれの項目の詳細説明をお読み下さい。

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