コニカミノルタ

アニュアルレポート2014

Giving Shape to Ideas

経営基盤

  • コーポレートガバナンス
  • 研究開発
  • 知的財産

研究開発

技術開発の基本方針とその考え方

コニカミノルタは、以下に挙げた3つの基本方針に沿って、迅速かつタイムリーなインキュベーションと、これまで培ってきたコア技術をベースに当社事業ドメインとシンクロした「ジャンルトップ」となる新規事業の創出を行っています。

① 持続的成長に向けた “イノベーションの加速”
② 顧客価値につながる “差別化技術の仕込み”
③ コニカミノルタの “型” を持って一流を目指す “技術人財、開発組織力の強化”

また、グローバルにアンテナを広げ、オープンイノベーションや海外拠点を活用し、戦略的に将来技術を獲得し、継続的に事業を生み出すためのコア技術に磨きをかけていきます。

中期経営計画「TRANSFORM 2016」では、『先進的かつ効率的なコニカミノルタ独自のインキュベーションプロセス(型)の構築』をテーマに掲げ、顧客価値に基づいた、“仮説/検証サイクルの高速化によるディスカバリードリブン” および “技術と事業のコンカレントな開発” を実現し、“社会貢献、高い技術力、技術者の情熱” の発信につながる技術ブランド強化を行っていきます。

研究開発費の動向

2013年度の研究開発費は、711億円となりました。前年度に比べ3億円(0.5%)減少となりましたが、700億円以上の投資を4年間連続で継続しています。なお、研究開発費率は、7.5%となりました。主力事業として研究開発に注力している情報機器事業が最も大きく、50%以上を占めています。情報機器事業以外の分野では、成長事業として位置付けている、産業用材料・機器事業の有機EL照明・機能性フィルムおよび超音波診断装置などを有するヘルスケア事業への研究開発費を増額させています。それぞれの研究開発費を前年度と比較すると、有機EL照明・機能性フィルムでは約5%の増加、ヘルスケア事業では約40%の増加となっています。

研究開発費:711億円

  • コーポレートガバナンス
  • 知的財産