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知的財産

基本的な考え方

コニカミノルタは、知的財産戦略も会社経営上の重要な戦略の一つであるとの認識の下、事業戦略、技術戦略とともに三位一体で事業活動を展開しています。

知的財産の事業活動への貢献

2013年度の日本特許出願公開件数は2,924件となりました。分野別に見ると、主力事業である情報機器事業が49%を占めています。また、産業用材料・機器事業においては、主に有機EL照明を中心に堅調な出願活動を行っており、全体に占める割合は27%となりました。

地域別で見ると、日本では2013年度に2,108件の特許が登録され、2009年度の登録件数の約1.5倍となりました。米国における特許登録件数は、2009年度比約1.5倍の680件であり、日本企業の中では第19位 となっています。さらに中国における特許登録件数は、2009年度比で約1.2倍の145件となりました。中国での特許保有件数は、2009年度に対して約2.5倍の687件と、大幅に積み上げており、権利化への注力の成果が結実してきています。

コニカミノルタでは、環境の変化が激しい事業分野において適切な出願国の選定を行うため、各国へ出願の手続きを移行するまでの期間に技術動向および特許性を見極めるのに有利な「PCT出願」を活用しています。当社の日本特許出願公開件数に占めるPCT出願の国際公開件数の比率は、2009年度においては15%でしたが、2013年においては約17%にまで増加しています。

日米中特許保有件数の推移(2009年度を1とする)

PCT出願国際公開件数の比率

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